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 老朽化の為、オーディオアンプに使用されている電解コンデンサーを
交換しようと思い本体基盤のコンデンサーの容量を確認し、部品のリストアップをしています。
既存の電解コンデンサーは85℃の物がすべて使用されています。
アンプ トリオ KA-8300 約30年前の製品

質問事項 (1) 既存品の電圧と静電容量に合わせますと現在では105℃       製品でないと揃わないものが有ります。
       105℃製品を使用しても大丈夫でしょうか。
     (2) 電子パーツカタログにはオーディオ用電解コンデンサ       ーが記載されており、音質向上の為こちらの製品を検討       中ですが既存コンデンサーの電圧に静電容量を合わせま       すと1ランク高い電圧の商品でないと揃わない物があり       ます。
       静電容量が合っていれば使用電圧は高くても使用可能で       しょうか。
     (3) オーディオ用コンデンサーを使用しますと音質等はど       のように向上しますか。

上記コンデンサーの大きさ形状等は考慮しなくて結構です。
だいたいで結構です。

恐らく大丈夫だと思いますが、どなたか詳しい方いらしたら教えて頂けますでしょうか。
宜しくお願い致します。

A 回答 (4件)

(1) 問題ありません。



(2) 基本的に、問題ありません。ただし、一般論として、

・耐電圧が同じなら、容量が大きい方が太い
・容量が同じなら、耐電圧が高い方が太い

という傾向があるので、サイズの問題が起こりえます。具体的には、周囲のパーツに干渉したり、プリント基板の穴に合わなかったり、といった場合があります。

また、電解コンデンサは、耐電圧に近い電圧で使った方が自己修復作用が働きやすいので、望ましいといえます。16Vが25V、35Vが50Vといった程度なら特に問題ないと思われますが、あまりかけ離れた耐圧のコンデンサを使うのは望ましくないでしょう。

(3) 音質が「変わる」のと「良くなる」のとは、似て非なるものです。いわゆるオーディオ用コンデンサにすれば、音は「変わり」ますが、「良くなる」かどうかは保障のかぎりでありません。

オーディオにおいて「良い音」というのは「自分の好きな音色」とほぼ同義なので、「音質の良いオーディオ用コンデンサ」ほど「妙な癖」がつく可能性が高いといえます。無闇矢鱈にオーディオ用を使うより、信頼性の高い国産の標準品を使った方が良いこともあるでしょう。

なお、コンデンサの寿命は、常温で10年程度です。たとえば、85度/2000時間のコンデンサだと、25度のとき128000時間、すなわち約14年で所期の性能を満たさなくなります。アンプ内部のコンデンサは、使用時には高温に曝され、コンデンサの自己発熱もあるので、10年未満で性能を維持できなくなってもおかしくありません。したがって、可能なかぎり全てのコンデンサを交換した方が良いといえます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

『耐電圧が同じなら、容量が大きい方が太い』
『容量が同じなら、耐電圧が高い方が太い』
とても参考になりました。

『オーディオにおいて「良い音」というのは「自分の好きな音色」とほぼ同義』・・・まさにその通りですね!!

自分にとって良い音でも他の人にとっては物足りない音であったり。
アンプ修理のホームページを検索しますと、やはり電解コンデンサーの交換と可変抵抗等の交換は大体交換されているみたいですね。

お礼日時:2009/06/27 19:44

(1)他の方の回答と同様です。


(2)1ランクくらいであれば問題ありません。大きく違うとESR(等価的な直列抵抗)が大きくなるので多少コンデンサとしての性能が損なわれる可能性はあります。
(3)私の駄耳ではパスコンの違いを聴き分けたことはありません。カップリングだとわかりますが。
ところで昔のアンプでも極端に環境の悪い=高温の環境で無い限りそんなに電解が痛んでいるということはないです。気分の問題もあるので交換したくなるのはわかりますが、古いアンプだとコテをあてることによるパターンの損傷の方が気になったりもします。また、スイッチ、リレー、ボリュームの接点のクリーニングの方が音に対する影響は大きいように思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
実は質問事項には記載しなかったのですが電解コンデンサーの液漏れが発生していて現在音が出ない状態です。
電源を投入しても出力リレーは作動せず直すのに時間が掛かりそうです。
まず電解コンデンサーの交換→リレーの交換→基盤のハンダ増し
→スイッチ・ボリューム等の清掃・交換を実施します。

お礼日時:2009/06/27 13:33

(1)105℃製品を使用しても大丈夫でしょうか



全く問題ありません。できればそちらにしておいたほうが安心なくらい(保険みたいなもんですかね)
10Vのところは16Vにする、など。

(2)耐圧

回路を見れば何ボルト流れているかお分かりになると思いますが、(1)と同じくマージンが多い分には安心です。

(3)オーディオ用コンデンサ

使う場所によっては金を捨てるようなことになりかねませんし、個人的にはオーディオ用コンデンサであまりいい思いをしたことはないです。ニッケミのKMG辺りでそろえたほうが素直で音楽を楽しめる気がしています。

私もそれなりに古いオーディオ機器の修理や真空管アンプの製作などをしましたが、その機器の中のさらにコンデンサ一個、抵抗一個、ケーブル一本にまでこだわりだすとオーディオ本来の「音楽を聴く」ということから離れて「音を聞く」になってしまう気がしています。
また細かい部品にこだわるのは否定しませんが、もっと大事なのは「調整」のほうだとも思っています。
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この回答へのお礼

貴重な意見・回答ありがとうございます。
確かにオーディオは人間の感性で聴きとるもの、データーや部品の性能だけでは良い音が出るとは限りませんよね。

お礼日時:2009/06/27 13:20

1)耐温度 2)耐電圧 が上昇するのですから、問題ありません。

3)オーディオ用コンデンサーと言うぐらいですから、少なくとも悪くはならないでしょう。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございました。
交換してみます。

お礼日時:2009/06/27 13:04

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