プロが教えるわが家の防犯対策術!

みなさん、いつも丁寧なご回答ありがとうございます。

 私は以前、大阪府吹田市の千里ニュータウンに住んでいました。

 もともと、広大な森が広がる丘陵地でしたが、昭和30年代後半くらいに、大阪市の郊外都市として開発された地域です。

 動植物に目をやると、アメリカザリガニ、ブラックバス、ブルーギル、セイタカアワダチソウ、アレチヌスビトハギ、ヒメジョン、ハルジョンなどなど、そのほとんどが外来生物(外来種)であることがわかります。

 ここでご質問です。ニュータウンには、どうして外来生物が多いのでしょうか。(ニュータウンに限らず、現在は外来生物の侵入が顕著ですが)

 たとえば、一度森を切り拓いた後、成長の早く、強い外来の種子を撒く様なことがあったのでしょうか。

 教えてください。お願いします。

A 回答 (3件)

はじめまして。



・まず、人の集まる場所だったので、外来種を人が持ち込む機会がたくさんあった(靴の裏に種がつく、魚の放流、芝生整備とか)。

・安定した(複雑な)生態系が成立しておらず、侵入しやすかった(ちょうどニッチがあいていた)。自然に種が運ばれた植物や自力で分布域を広げた(あるかどうかはわからないが)動物も、人為で移動した場合でも、これは定着する要因になりえるでしょう。

・外来種は、原産地でも環境の撹乱などに強い種であり、侵入地にこれらの繁殖を押さえ込む(競合で打ち勝つ、捕食する、など)在来種が存在しなかった。特に植物については原産地においても人による撹乱を受けた土地に分布するものでしょう。森林にあまり外来種が見られないのはこのせいでもあると思います。また、島国では熾烈な生存競争が広い大陸ほど繰り広げられていないため、百戦錬磨の生物がやってきたら淘汰されちゃいますよね(大陸の生物がすべて島のものより強いという意味ではないです)。

と考えられますが、月並みでしょうか?
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この回答へのお礼

ezolisu さん、ありがとうございます。

 このように、内国の動植物は駆逐されていくわけですね。

ありがとうございます。その通りだと思います。

お礼日時:2009/06/29 18:34

>>昭和30年代後半


此の辺りに答えが出てるのでは?
高度成長期の真っ只中で、然も輸入建材が極端に流入してた時期なのでは?
だとしたら外来の生物の混入は容易に考えられます。
今と違って検疫はそんなには厳格にして無かった筈です。
又、生態系の問題でも今と違ってこんなにも悪化するとは考えて無い人が多かったとも思う。
他は1に基準で良いと考えます。
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この回答へのお礼

aides さん、ご回答ありがとうございます。

 高度成長期、環境など、二の次、三の次だった時代。

 外来種の流入など、目もくれなかったのでしょうね。

ありがとうございます。

お礼日時:2009/06/29 18:33

 あくまでも想像ですが


一度更地にしてしまうわけで、日本のものも外来のものもまったくない状態だとします。
そこへ植物の場合、風媒花・鳥や獣の糞に種が混じってる場合など、繁殖が始まったとして、日本のものよりも外来のものが繁殖力が強いと思われるので、昔ながらの土地(開発されていない土地)でさえ外来のものが強いので、一度更地にされたような土地はより外来のものが強いのではないでしょうか。
 もちろん、魚類などは人間が放流したと考えられますが。
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この回答へのお礼

born1960 さん、早速のご回答ありがとうございます。

 「昔ながらの土地(開発されていない土地)でさえ外来のものが強い」

 これがキーになる考え方かも知れないですね。

 ただ、最近では高速道路建設のために削った山ののり面などに、外来の花の種子を吹き付けたりするそうです。(生態系を考えない、馬鹿らしいことだと私は考えていますが)

 しかしこれは、近年の自然ブームからくるものでしょう。30年以上前のニュータウンでは、人為的な植物の流入というより、自然のもの、と考える方が妥当かも知れませんね。

 もう少し、他の方のご回答を待ちたいと思います。
 

お礼日時:2009/06/28 07:17

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