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グラミーにはラビリンス器官がありますが、
ベタのようにエアポンプがなくても飼育できるのでしょうか?

A 回答 (1件)

「ベタのように」が、何を指しているのか?によるのですが、、、


・ベタのように、小さなビンで生涯飼育できるか?ならば、出来ません。
ベタとグラミーは運動量が違います。
ほとんど、動かず、基礎代謝量も必要酸素量が極端に少ない環境に適応できるベタと、活発に行動し基礎代謝量も多いグラミーでは、補助呼吸器官の目的が異なります。

> ベタのようにエアポンプがなくても飼育できるのでしょうか?
・グラミーの生活圏として必要な広さの水槽と、飼育水中の溶存酸素量が多少不安定で一時的に酸欠状態になる環境でも、水草、浮き草などにより一定の酸素が供給できる環境ならばエアポンプなしでも飼育できます。

一般の魚が必要な溶存酸素量は5mg/リットル以上。
グラミーの場合も、必要な溶存酸素量は同じ5mg/リットル以上。
ただし、一時的(半月程度が限界)にならば溶存酸素量3.5mg/リットルでもラビリンス器官により生存が可能。
グラミーの補助呼吸器官は緊急用です。

・ベタの必要な溶存酸素量は4mg/リットル以上。
ベタは、一般の魚よりも20%も酸素が少ない環境でも飼育できる魚です。
ベタの呼吸はエラと補助呼吸器官のハイブリット型で緊急用ではありません。

ベタもグラミーも溶存酸素量「0」の飼育環境では生きられません。
それ以前に、水を浄化する濾過バクテリアの必要とする酸素量は2mg/リットル以上ですから、溶存酸素量「0」では、水は汚れ放題、有毒物だらけになるため、ほとんどの生物は生きられませんね。
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この回答へのお礼

詳しい解説、ありがとうございます。
やはりグラミーはポンプ無しで飼わないほうがいいのですね。
今後、参考にさせて頂きます。

お礼日時:2009/08/05 02:50

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