これ何て呼びますか

北海道の男性が、沖縄県で「ひき逃げ」の現場を目撃した際、
逃走車を追跡して運転席のガラスを割って犯人を確保しました。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-22459-storyt …
(琉球新報HPより)

この事件では、犯人を捕まえた男性に感謝状が送られました。

しかし、現代の日本でこの種の事件が起きた際には、
ガラスを割った側が逆に器物損壊(※1)容疑にて
逮捕される可能性もあり得るのではないでしょうか。

現場に到着した警察官の判断いかんによっては、
そのようなことも起こり得ると質問者は憂慮しています。

現在は高度情報社会です。
「ストリートレベルの行政職員(※2)」による判断が、
我々の人生を変えてしまう可能性(※3)もあります。

皆様が持っている公務員による現場裁量への不信感について、
できれば具体例を挙げて教えてください。

[※1] 器物損壊
そもそも器物損壊罪(刑法261条)は親告罪であり、
所有者による警察への告訴が犯罪成立要件になる。
しかし、この種の事例で万一告訴された場合、
現場を取り仕切る警察官によるとっさの裁量的判断が、
ガラスを割った側のその後の社会的処遇に
大きな影響を可能性もあると質問者は考えている。

[※2] ストリートレベルの行政職員
末端現場で強い裁量権を持つ公務員を指す。警察官など。
上司の指示を仰がずに自身で意思決定を行うのが特徴。
学問上(行政学)の用語。

[※3] 我々の人生を変えてしまう可能性
日本では容疑者と犯罪者(有罪確定者)の区別があいまいで、
事件を起こして名前が報道されると、後に無罪で釈放されても、
民間企業(とりわけホワイトカラー)へ就職が難しくなるなど、
根強い社会的差別を受け続けることになると言われる。

【参考】
・警察官と私人、有形力行使の限度の違い、法的根拠は?
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3328265.html

A 回答 (2件)

たしかにそういった可能性はないとは言えません。


そういったところで泣き目を見る善良な市民も当然存在するでしょう。
(痴漢していないのに、犯人にされるひとや、人を殺していないのに、殺人罪で起訴される人も実在していますから。)

しかし、起こる事象や失敗すべてを法令や基準、マニュアル、通達等で、通り一辺倒に判断する公務員の方(いわゆる「ストリートレベルの行政職員」というのでしょうか?)はほとんどおられないのでは?と思います。実態に法令等や常識・良識を照らし合わせて、何が適当かで判断されているのだと思います。(そのことが危うい場合もあるでしょうが)
また、法令や通達は、基本的に絶対的で万能なものでないことは、公務員の方、公務員以外の方双方がよくわかっていることだと思います。間違いは当然ありますし、公務員の方の判断の間違いは市民の人生を狂わす結果になりやすいのも確かです。

ご心配されているように、法令のとおりにいくなら、上記の「ひき逃げ」のケースは、刑罰を与えることが適当ということになります。しかし、それでは逆にそこは無法地帯になるのではと思います。(法を守らない人が増えるという意味で)

何の根拠もありませんが、実際は、ひき逃げ犯がもし、その事を訴えたにしろ、棄却されるか、その修理額を弁償するか、報奨金と相殺するか、警察が負担?するかのうちどれかが適当であり、それ以上でもそれ以下でもないのではと思います。

ただ、長くなってしまいましたが、私は基本的に、冤罪ふっかけられても「そうなったときはそうなったとき精一杯否定し、そうでない証拠・証言を探し、つきつけるまで、なくても最後まで否定・抗うしかない」と割り切るしかないと思いますけど。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

おっしゃる通り、マニュアル一辺倒ではいかないのです。
だからこそ現場で法を執行する行政職員が必要なのです。
むしろ、行政職員に一番必要な技量は、マニュアルに捕らわれない
「法の流動的運用」や「法のバランス感覚を持った運用」だと私は思います。

「不信感」と質問のタイトルや本文に書きましたが、
私は決して行政職員の質に問題があるという
意味合いで言っているのではありません。
つまり、きちんとした良識や知識を持った行政職員であっても、
人間である以上は、本人の主観やその時の心理状態による
判断のブレは防げないように思えるのです。
その辺で不公平感が残ってしまう可能性もあります。

もちろんこれは日本だけの問題ではなく、
形こそやや違っていようとも
他国でも間違いなく起こり得る問題でしょう。

行政職員の経験や直感、良識や良心に基づいた判断に
処理を任せるしかないのは事実ですが、
人間が物事を判断するに当たって伴う
この「不公平感」という副作用的弊害を
最大限に少なくするシステムを作ることが大切でしょうね。

お礼日時:2009/08/06 13:24

この場合は、違うんじゃないかな?


 「ひき逃げ」だよ?

「ひき逃げ」の場合、警察は、鑑識その他、全ての人が、道路に這いつくばってでも証拠を探す。
 それくらい、「ひき逃げ」は、卑劣かつ悪質な犯罪。

この事件は、ちょっと「特別」
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

もちろんおっしゃる通りだと私も思いますよ。

※詳しい事はお礼#1に記載しました。

お礼日時:2009/08/06 13:27

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!