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には、カルナップの寛容の原理として、複数の言語の容認としてありますが、これはカルナップの人工言語以外を排除することなく他の自然言語をも認めるという意味なのでしょうか?

A 回答 (1件)

以下は『哲学の歴史11』中央公論新社』からの引用(孫引き含む)です。



p.462からの引用

(1)『構文論』で以下のような「寛容の原理」(※原語略)が基本的方針として打ち出された。禁止ではなく規約に到達することをモットーとするというものである。
「誰でも、好きなように自分の論理、すなわち自分の言語形式を設定できる。要求されることは、その論理/原語について論じたい場合には、自分の方法を明確に述べ、哲学的議論のかわりに構文論的規則を与えなければならないということだけである(p.45カルナップ『原語の論理的構文論』)
 複数の言語・論理が対立する場合には、その選択は、それぞれの帰結を実用的に比較して行うということになる。
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> カルナップの人工言語以外を排除することなく他の自然言語をも認めるという意味なのでしょうか?

そういうことです。
ただし、人工言語を対象とする分析と、自然言語を対象とする分析は明確に区分されます。
前者は純粋構文論として、後者は記述的構文論として、そうしてその上で、カルナップが対象とするのはあくまで前者であるということです。
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この回答へのお礼

すごい。100パーセントのご回答でした。ありがとうございます。

お礼日時:2009/09/23 09:02

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