ＦＤのクイックフォーマットとファイル削除の違い

Question

特に困っているわけではないのですが、気になることがあるので質問させていただきます。
ＦＤにファイルがあるとします。そのファイルを削除すれば、ＦＤには何も入っていない状態になり、クイックフォーマットをしても同様の状態になると自分は思っています。しかし、それは人からの見かけ上のことで、マシンから見ればまったく違った状態なのでしょうか。いずれにしても、データの残骸のようなものは残るのでしょうか。通常フォーマットをした場合でもデータが少し残る？という話も聞いたことがあるのですが・・・。
ファイル削除・クイックフォーマット（通常フォーマット）の違いについて教えていただけないでしょうか。

terra5 · Accepted Answer

厳密に言えば，どれも異なる状態ですね。

a) ファイル削除
 ファイル名が格納されている場所のファイル名の先頭を操作し，ファイルつながりを示すテーブルをクリアして未使用状態にする。
 ファイル名の先頭部以外の名前，ファイルの先頭があった場所、元のファイルの内容は全て残る。
 フォーマット直後に削除したような場合は、ほぼ完全に復元可能。

b) クイックフォーマット
 ファイル名が格納されている場所を全てクリアし，ファイルのつながりを示すテーブルを全てクリアする。
 元のファイルの内容は全て残る。

c) 物理フォーマット
 FDに全体に特定の値を書き込み，ファイル名が格納されている場所，ファイルのつながりを示すテーブルをクリアする。
 元のファイルの内容は残らない。
 ただし、一般人では使えない特殊な機械(?)、手段で読み取る方法は存在する。

重要な機密を扱う場合は、物理的に完全に破壊する必要がありますが、
普通は物理フォーマットまでやれば復元はできません。

HDDに関しても基本的に同じです。

HAL007 · Answer

ファイルの削除の場合、データを消去する訳では
なくファイル名の先頭１バイトを$に置き換えて
エクスプローラなどから見えない様にしています。

クイックフォーマットの場合は実際の方法は忘れましたが
ファイルの削除と同様の事をしているはずです。

何れの場合も実行した後に何も使わなければ、
ツールを使い簡単に復活出来ます。

フォーマットの場合はファイルの管理をするディレクトリー
が初期化されるので一般のツールでは復活出来ません。
特殊なツールを使うこと復活が出来ますが、Ｗｏｒｄ
やＥｘｃｅｌなどのソフトが保管するファイルはバイナリー
形式（通常の保管では）で保管される為、これらのを復活させる
ことは知識がないと難しいです。

セキュリティの観点からディスクから完全に削除する場合は
ツールを使ってクリーンにするか、意味のないファイルで
全体を使って削除すれば意味のないものなります。

それ以上の事はスパイ映画もどきの事になるので普通は考える
必要はないです。

どうしても重要なファイルならばＦＤを壊して、はさみを使い
磁性体が塗布された部分を細切れに裁断すれ大丈夫です。

arukamun · Answer

ＦＤのクイックフォーマットは、ＦＤをフォーマットしたよと言うフラグを立てています。
通常フォーマットは再度トラックやセクタを作り直して値を埋め込んで行きます。
（クイックフォーマットは論理的なフォーマット、通常フォーマットは物理的なフォーマットという事です。）
ファイルの削除は、ファイルを削除したよというフラグをファイル毎に立てています。（厳密にはファイルアロケーションテーブルのファイル名の先頭文字を特殊な文字にしてファイルでは無いとしているだけです。こちらも論理的にファイルを削除していると言えます。）
ＦＤに消したいファイルが沢山あれば、クイックフォーマットの方が速いですよね。

お解り頂けましたでしょうか。

taknt · Answer

ファイル削除とクイックフォーマットは同じです。
復元ソフトで復元できるレベルです。

フロッピーに関しては、完全にフォーマットしてあげると復元ソフトで 復元できなくなります。

ＦＤのクイックフォーマットとファイル削除の違い

厳密に言えば，どれも異なる状態ですね。

ファイルの削除の場合、データを消去する訳では

ＦＤのクイックフォーマットは、ＦＤをフォーマットしたよと言うフラグを立てています。

ファイル削除とクイックフォーマットは同じです。

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