プロが教えるわが家の防犯対策術!

Roland KC350を所有しています。
数年前に管楽器の出力用として購入しました。
アンプ内蔵スピーカーなので、重量はあるものの
そこそこ音量も出るし、モニターにもなるしと
最初は満足していましたが、最近音質がどうも。。。

やはりキーボード用に作られていることもあってか、
管楽器には不向きの様です。音質がどうもスッキリしません。
こもった様になるというか。MCにも使うのですが、
これまたモゴモゴした感じになっていまいちです。

今考えているのは、このKC350に何かイコライザー的な物を
つなげてもっとスッキリした音質に出来ないか。
もしくはもっとストレートな音のする簡易PAシステムを
購入するか。

また、簡易PAの場合、YAMAHA SATAGEPASはリバーブが無いとか
音質がいまいちとか評判が悪いようですが、イメージとしては
あんな感じでコンパクトにまとまったもので150~300Wくらい
出力があればなあと思っています。

現在使用のマイクはSM57です。
とにかくすっきりとした、無色というかストレートというか
クリアな音のでる、持ち運びのしやすい機材を求めています。

変な質問になりますが、何かいい案があれば教えていただけると
嬉しいです。
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

なるほど、イメージ自体は私もちょっとは掴めてきました。



余談ですが、私も知り合い繋がりで、そういう狭いカフェとかでの素人ミニライブの音響頼まれることが、ちょくちょくあるんですよ。
そういう時で、質問者さんの編成に近い、ドラム、ベース、ギターに管が数本的なケースも多いんですが、たいていの場合で<私が現場(当然初めて)行って正直ギクっとするのが、「えっ、こんな狭いとこで金管2本も吹くつもりかっ!」という思いです。
10m四方程度なら、TpTbの類はかなり下手でも全く持ってPAなんか要らないです。
10×15m程度で天井高くて客席満杯に近くなって、ようやっと「ちょっと補完的にマイク通すかな。奥側がちょっと音飛びが弱いしな」なんて感じですねぇ。
木管は、総じてド素人とプロとは言わずとも上手い人の音量差がメッチャクチャありますから、ド下手は小さい会場でもPA通してやらないとグダグダになりやすいですが、金管は吹奏楽部入りたての初心者でもない限り、音量だけは出ますからね。プロやベテランならド素人の3倍以上の音量出ますが(^^ゞ

実は、そういうケースで素人PAやってて困るのは、そういう「こっちの判断ではマイクは必要ない金管の素人奏者が、かたくなにマイク録りを要求する」ケースだったりするんです。
マイク立てること自体は良いんですけど、上のような小規模会場では、ほとんどの場合ダミーと化します。スピーカから金管の音出すと客席音のバランス崩れるんで、いくら素人でもPA屋の矜持(客席にできるだけ良いバランスの音を提供するのが使命)にかけて、PAスピーカからは音が出せないのです。あるいはそれこそ、出しても高域補完だけとか。

でも、小規模会場だと…というか小規模会場ほど、客席出しのスピーカ音は、必ず壁等に反響してステージに返ってきます。また、これは質問者の方に言うまでもないですが、TpやTbは、他の楽器に比べて「演奏者が感じる音量は、実際に客席に向かっている音量よりかなり小さい」タイプの楽器ですから、金管演奏者にしてみれば「他の音は客席反響が大きく返ってくる=ちゃんとPAから音が出てるのに、俺たちはどうなっとるんだ」という話になりやすい。これでド素人金管演奏者ともめることは、結構多いです(^^ゞ

金管楽器は、先達達の数百年に亘る研究改良の集大成でできていて、変な反響や余韻を残さず、すっきり真っ直ぐ通る音に完成されている楽器と言えるんですね。だから、上手い人が吹けば、反響の多い場所でも「変な反響感のない」音が出ます。不思議なもので、これがマイク通してスピーカから音を出すと、とたんに反響感が大きくなります。逆に言えば、マイクやスピーカなんて現代でも所詮その程度の原音再現力しか無いと言うことなんですが(もっとも、これは他のクラシック楽器にも言えることなんですけどね)。

で、若干大きな会場の場合だと金管もPAスピーカで出すことになりますが、これは会場の反響特性にもよるので一概には言えないんですけど、ステージ上では木管より金管の方が反響感が少ないんですね。これはいろいろ理由も考えられるんですが、例え話で言うと「ギター類や木管等は、ステージの上で音が出てるけど、金管は客席上の空間に音が出る」感じになるんです。あくまで感覚論で、実際は全部ステージ上で鳴ってるんですが、金管が他の楽器と比べても極端に指向性が強い音が出るせいで、どうしてもステージ上ではそういう感覚で聞こえます。つまり、金管は得てして、客席よりステージ上の方が音が小さく聞こえます。
ある程度は、そういうもんだという点も、やむをえないところなんですけどね。

ただ、ちゃんとしたモニターを据えられる時なら、ちゃんとしたPAなら、普通は客席音とモニター音は別々にセットしますから、客席には高域中心にしか音を出さなかったとしても、ステージ上にはごく普通のマイクが拾ったままの音は返せるはずなんですけどね。もっとも、私の例のようにマイクをダミーと化してしまっていたら、マイクが死んでますからモニターからあまり音が返って来てなかったということはあるかも。
あと、これは私も良くやる手なんですが、特にある程度人数が居てるステージでは、金管の音をモニターに多めに返すと、(特にド素人バンドでは)金管の音に煽られて、他のパートの連中が音をどんどん大きくしだすわ、無理に音を大きくしようとするから演奏は荒くなるわ…ってことも結構多いんです。なので、そういう「痛い経験」が多いPAだったら、金管の音はなるべく少なめにしかモニターに返さない…ってことも多いです。
特に、金管が後ろに控えている配置の時には、後ろから金管生音、前のモニターからも金管の音…と前後から音を浴びるパートは、己を見失いやすいです。
これは質問者の方にちょっと失礼な言いぐさかもしれませんが、金管の音は、直近で聞いたらそれほど聞いた人間が感覚が狂うくらい「破壊的な音」って面があります。ただ、そのことを実感出来ない(それは無理もない)金管奏者の人も、アマチュアには結構多いです。普段自分が吹いてる最中は、自分の音を客観的に聞けませんからね、金管奏者は。
でも、PA屋には、かなり悩ましい楽器の一つです。

さて、どうしても自己モニターがもうちょい無いと吹きにくい…という要望が有れば、一応曲がりなりにもある程度機材がある立場では、「狭いステージ」ということも考えるとこういう手を使います。

『ステージエリア床面に、KC350を何とか置く場所はある場合』
こういうアンプ用スタンドで、煽り角を付けてマイク→KC350の音が直接耳に届くようにする。

http://www.soundhouse.co.jp/shop/SearchList.asp? …

ただ、マイクのハウリングには注意です。

それと、これで煽り角を付けると、同じマイクでMCやる時の声が、客席に伝わるかどうかが、現場次第で何とも言えない。
客席にMCが届かないようなら、別途客席用のPA機材が必要になるかもしれません。

『ステージのお立ち台上には、なかなかKC350とスタンドを据える余裕が無い時』
私なら、こういうマイクスタンドに付けられるような小型スピーカを用意して、実際、マイクスタンド使って金管演奏者に向けて据え、そこからモニター音出します。

組み合わせ例(1)
スピーカ例
http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.a …
http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.a …
マイクスタンド取り付けアダプタ
http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.a …

ただ、上のスピーカはアンプが必要ですから、モニターだけ考えるならこういうタイプもhttp://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.a …

ちょっと頑丈めのマイクスタンドとか、取り付け金具とか必要ですから、ちょっと大層ですが、慣れれば使い勝手はよいですけどね。
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この回答へのお礼

こんばんは。
毎晩毎晩お付き合いしていただいて恐縮です。

今回もめちゃめちゃわかりやすいご説明ありがとうございました。
私自身ビックバンドでの経験もありましたので,おっしゃられていることがうまく経験と重なって納得できました。
確かに金管楽器ってかなり遠鳴りした感じになるんですよね。
ただビックバンドですとトランペットは一番後ろですし,モニターに困った経験はありません。そういえばドラムが真横にいても困った事は無いですね。

私もかれこれ楽器を始めて20年以上経ちますが,そのうちマイクを使ってどうこうする経験自体はまだまだ浅いですのでとても勉強になりました。スタジオでのバランスと本番でのバランスの違いに戸惑わないよう,ひとつひとつのステージでの経験をもう少し大事にしなければと反省しなければなりません。
アマチュアながら多いときは月4回ほどライブをしていますので,ステージに立つ回数だけは多いのですが,今まで音響の事を楽観的に考えすぎていました。

今回ご提案の床置きスタンドいいですね!
これらを参考に自作も出来そうなんで自分の都合のいいもの考えてみます。また,BOSEのスピーカー持ってますので,耳の高さにモニターを返したいときはこれもありですね。何か簡単なアンプを持っていけばよさそうですし。

ほんとうにこの度は勉強させて戴きました。
ありがとうございました。
明日のライブでも試行錯誤してみます。
またご相談させていただくかもしれませんが,その時は宜しくお願いします。

お礼日時:2009/11/14 02:41

これは詳しい説明をありがとうございます。



ですが…難しいですね。
単純に「?」と思うのは、まぁギターの方、ベースの方とも、かなり大出力のアンプを使われてるのかなと想像しますが、ソロ取るTpの方の耳に音が被ってくるくらい狭い場所だと、STAGEPASのスピーカ立てる場所とかあるのかな? という素朴な疑問(STAGEPASSクラスだと、スタンドでスピーカ立てないと客席音は話になりませんので、今までみたいにKC350床置きというわけにはいきません)。

それと、STAGEPASSを「客席出し+モニター」としてTpより後ろにスピーカを置くのは、それくらい狭いステージ構成ではちょっと無茶です。マイクハウリングが怖すぎます。なので、STAGEPASSを1基だけ使って客席出しとモニター兼用にするのは、どうだかな…とも思います。

質問者の方には機材がまだ無いので応用効かないのは百も承知ですが、私とこだったらTpの人からそういうご要望(主にモニターへの注文)があったら、他の楽器はPA通さなくて良いようなので、Tpの方にだけ小型スピーカをスタンドで上げて、ステージサイドからモニター返しますね。というか、多分それしか方法がないので。

なので、質問者の方の状況なら、客席向けPAとしてSTAGEPASSを用意するのは良いとして、別途モニターが無いと、結果的には質問者の方の希望通りの返しは無理だと思われますねぇ。

ただ、しつこいですけど、100人キャパくらいで、それだけキツキツならおそらく畳6畳強くらいのステージエリアで…と想像すると、ベースとギターが各200W級のアンプ設えてても、金管は普通はPA要りません。
金管の音量は、本来はそれくらい半端無いです。室内での素の音なら200W級のギターアンプは十分凌駕します。屋外だと音が散る(で、ギターアンプはむしろあんまり音が散らない)ので話は別ですが。

ただ、金管がTpで高域が弱いと、そこは補完しないと会場の奥まできれいにTpの音が通らない…ということは、アマチュアでは結構多いです。
そういう時は、補完用のPAからは弱い高域だけ出します。そうしないと客席で生音と混じり合った時に、生音の中域に押されてまたまた高域が飛んでしまうからです。
もし、私が言うような感じになっていたのなら、私でもPAからは高域キンキン…というより、わざわざキンキン部分だけ抽出して…出しますから、質問者の方の出会ったPAさんの判断は、あながち間違いでもないかも…とも思います。少なくとも、バックのギターやベースにTpの生音が負けていたら、飛ぶのは高域からなので、そこを補完しないとそれこそ客席にTpさんの狙った音が響きませんので。

重ねて言えば、リハスタではPA無しでも気持ちよく演奏できているということは、それだけの音量は出てるという事なんですから、私ならキャパ100人では質問者さんのマイクはPA通さないか、やっぱり足りない高域だけ出す判断をしそうな気がします。
で、ステージでは全員が客席に向けて一方向に音を出すし、アンプ類も客席に向けるんですから、それだけでリハスタと全然違う条件になるのは当たり前です。それはギターもベースも同じ事です。
当然、リハスタほど互いの音は聞こえッこないです。私も楽器はベース弾きですので、それが当たり前とわかっております。

なので、どうしてもある程度の音色で返し音が欲しいなら、兼用ではなく「モニター」としてどうするか…が先でしょうね。
その意味では、STAGEPASSを客席用として、KC350も上手く使うしかないんじゃないかな…とも思うのですが…

まぁ、ちょっと問題提起的ですが、これだけでは納得いかない点もあると思いますので、疑問点は補足下さい。

この回答への補足

(表示は上下逆ですがつづきです)

しかしさて。。。どうしたものでしょう。
会場が狭いのはどうしようも無いのですが,ドラムやギターの音量を下げてもらうのはほどほどでないと雰囲気の問題もありますし,自分のモニターをいかに確保するかというところにありそうですね。
それこそベルに付けるタイプのSD SYSTEMのようなマイクを使ってイヤホンでモニタリングするくらいしか仕方ないのでしょうか。でもそんな密集地で鳴っているギターやドラムの音に勝るほどの音量でイヤホンは耳がイカれそうですね。ヘッドホンは見た目におかしいですし。
うーん。。。。。

PAの音キンキン問題はそういうことだったんですね。
足りない部分を補っていたのか。。。
だとするとモニターだけでも思った音色にしてもらえばいんでしょうか?いやいやそんなこと普通はしてくれないですよね?音量は替えれてもモニターと出音のイコライジング?を替えるとなると大そうですもんね。言われてみるとキンキン問題は大きな会場でそういった事が多い気がします。屋外とか2階建ての会場とか。

前回の質問の時にも書かせていただきましたが,自分の音がまともに聴こえないと変に力が入ってしまうんですよね。やはりモニターは重要視したいです。
今できる策として,とりあえずKC350を耳の高さくらいまで上げるスタンドを考えてみようかなーと思いました。ただ結構重いですしそこそこちゃんとしたスタンドが要りそうですね。
そういえばスタジオにおいてあるKCもスタンドにつけてありました。
もちろんキーボード用ですけど。
どんどん質問して申し訳ないのですが,スタンド用の受け金具をKCにビスかボルトでぬいつけてしまったら,今度はスタンド無ではKCは寝かすか何かしないと地面に置けないですよね?ちょっと工夫がいりそうですね。

とりあえず,もう少し真剣に今度のライブであれこれやってみることにします。STAGEPASSもちょっと買って試してみるには高いですし,もうちょっと思案してみます。

それにしても,ほんとうにお付き合い有難うございます。
また何か報告できることがあったら報告させてもらいます。
気が向いたら覗いてやってください。

ほんとうにお世話になりました。

補足日時:2009/11/13 02:28
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この回答へのお礼

こんばんは。
またまた詳しいご説明感謝します。
実は今度の土曜もライブがあり,本日スタジオリハでした。

やはりおっしゃられるように,生音でも十分ギターやベース類の
アンプに対応できる事が再確認できました。
で,やっぱり一番の問題はやはりライブの会場みたいな気がしてきました。回答者様が観られるとびっくりされるかもしれませんが,ステージ6畳無いようなところもあります。はっきりいって,アンプどこにおけば。。。みたいな感じで,ギターのネックが顔の前に来そうな時もあります。とにかくめちゃめちゃ狭いんです。
ライブする場所はこじんまりしたCAFEやバーが多く,ご回答者様のご指摘の様に,STAGEPASS買っても置けるのか?とも思いますね。
さすが私の文章でそこまで感じ取っていただけるとは感激です。
シンバルが背中に触れるか触れないかみたいなのはしょっちゅうなんです。奥行きはあるのに肝心のステージは狭い!

お礼日時:2009/11/13 02:27

ちょっとよくイメージが掴めないのですが…



>私はトランペットで,ジャンルとしては小編成のジャズになります。

えと、これは単に質問者の方の「ご自身の紹介」に過ぎないだけのお話かもですが、実際のところ、KC350使うにしてもPAシステム買うにしても、マイクを通す必要がある楽器パートは何なんでしょうか?

まさか、ユニット全体を拡声したい(っていうか、今までSM57でユニット全体の音を録ってKC350で拡声していた)ってことじゃあないでしょうから。

あと、これはあくまでも私の経験則(管楽器バンドのPAは良くやる方です。下手だけど)ですが、

>会場もわりとこじんまりした所が多くて,お客さんが100人~150人くらいまでの所が多いです。

会場100人規模なら、原則としては金管はPA無しでやるのが普通で、木管系に若干のサポートが要るかどうか…だと思うんですけどね。

それと、KC350のモコモコ感ですが、それは客席で聞いてもそうだということなんでしょうか?
KC350のツィータは、かなり「正面飛び」が強いので、床置きだったら演奏者からは高域が弱く聞こえて当たり前なんですが。
私らがキーボードモニターに使う時は、台を用意してキーボード奏者の耳の位置まで持ち上げるか、斜めに固定するアンプ台を使って斜め下から奏者の耳に向けて「煽り角」を付けるのが鉄則ですけども。

あと、KC350のイコライザも、そこそこは効きがよい方なので、SHAPEスイッチオンにして、HIGHを上げてMIDとLOWを抑え気味にすれば、かなりカリカリした音になるはずですが、それでもダメですかね?

SD SYSTEMも、どの楽器に使っておられたのかがわからないと一概には言えないのですけど、フルート用でSM57の方が音が良いということなら、私的には「???」ですねぇ。絶対にSD SYSTEMの方が音が良いはず(高域が伸びる方向で)なので、なんか調整がまずかったのじゃないかとしか思えないです。

アルトSAXあたりなら、SAX用SD SYSTEMよりSM57の方が「音圧感が出る」ということはあるかもしれませんが、「無色ストレート」という観点では、適切に調整したSD SYSTEMの方が遙かに上のはずです。

STAGEPAS300は、まぁ私もそんなに音が悪いとは思いませんが、レビューで書かれている事はよくわかります。
一つは、本格的な使い方をするにはミキサー部が非力で、めちゃくちゃ簡易な使い方しかできないのです。ただ、それでも一応はミキサーが付いてる形なので、KC350を単体で使う事よりはかなりマシですから、質問者の方にはそんなにマイナスではないかもしれません。

リバーブは…これはお世辞にも音が良いとは言えません。
私は、なるべくこれの内蔵リバーブは使いません。

あとは、パワーアンプ部が意外と非力で、大きい低域とか比較的大きな音を通すと、その時になんか「ぱふぱふ」した感の、どうにも腰のない音になってしまう傾向があるんです。
ただ、このパフパフ感は、客席側で少し距離を置いて聞いた時に凄く気になります。だから、ステージ上の人たちは全然気が付いてない事の方が多いです。

とにかく、編制と「どの楽器音を拡声するか」で、機器選定はだいぶ変わってきますけどね。

この回答への補足

(文字が入りきらなかったので続きです。長文すみません。)

自分自身でもモニター条件が悪い時はもちろんメンバーも同じ
ようで、全体の音を下げたりスピーカーの配置をかえたりと
やってみるんですが、やはり難しいことが多いです。
お互いの音が聞こえにくいと演奏になりませんので、
音響の調整がうまくいかないときはもちろん演奏もズタズタに
なってしまいます。

御指摘の通り、アンプの高さは問題かもしれません。
場所が無い時はほとんど床置きです。
KC350を耳の高さまでもってくるとなるとそこそこ
しっかりしたスタンドか台かが必要ですね。考えてみます。

また、SD SYSTEMのほうがすぐれているという件、確かに
そうなのかも知れません。実はそこまでいろいろ調整する
までに、ライブ会場で紛失してしまいました。。。
(盗られたのかもしれません。ショックです)

ただ、MC兼ですので、スタンドマイクの方が便利なのは
確かなのと、マイクへの寄り具合を曲や場面によって変えたい
(音の大きさだけでなく)ので、SKAやFANKなどの
ジャンルで、しかも体の動きがあるバンドにはSD SYSTEMの
方が向いている(音色というよりマイクのスタイルの話)
かもしれませんが、わたしの場合、やはりスタンドマイクで
演奏したいのが本音です。

PAの居る現場でも、PAの方の好みの問題かもしれませんが
トランペットの音をキンキンした音にセッティングされる方が
多く、いつも「高音を絞ってください」とか「もう少し丸い感じに」
とかお願いするのですが、周りの音に埋もれてしまうのか
結果としてやはりキンキンな音になってしまいます。
ギターの方などもそうだと思いますが、自分の思った音色と
極端に違う音が返ってくると、すごく演奏しにくいんですよね。

この辺りはプロと違い、演奏が現場の音響に左右されやすいのは
自分の欠点でもあることは認めています。

モニター兼ということを考えると、KC350単発でという発想が
そもそも無理があるのですよね?

やはりモニターと出音とで音量を変えられるPAシステムの方が
使いやすいでしょうか。

補足日時:2009/11/12 09:55
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この回答へのお礼

早速のお返事ありがとございます。
説明不足ですみません。
また、御経験から貴重なアドバイスに感謝します。

楽器編成は
私の他にセミアコギター、エレキベース(それぞれのアンプで
出力)、ドラムといったシンプルな編成になります。
ドラムにマイクを通すことはありません。
結果として今回相談させていただいているKC350は私単体で
使うもので、他の入力はいっさいありません。
また、検討している簡易PAシステムもほとんど私のTPと
MC用となります。

ジャズといってもごく普通のスタンダードジャズだけでなく、
ロック色の強いものなどもあり、全体の音量が大きいので
自身のモニターがないと自分の音はほとんど聞こえないのが
現状です。ステージが広いところではそうでもないんですが
狭いところが多く、ギターやベース、ドラムの音が近くで
鳴っているのが原因だとも思います。
また、一般的なジャズのギターのバッキングやソロと違い
どりらかというとブルース色の強いのが私たちの持ち味でして、
ギターの音もそこそこ出さないと雰囲気がでません。

自分でも今回相談させていただいていて、だんだん整理できて
きたんですが、特に狭いところで演奏する場合、音響条件も
悪いところが多く、壁や天井のの跳ね返り音が多くて音が回る
といいますか(専門の方の音がまわるとの意と少し違うかも
しれませんが)とにかくモニターがまともに聞こえないと変に
力が入ってしまいいい演奏ができないように思えます。
逆に普段使っているスタジオですとマイク無しでも気持ちよく
リハができます。
スタジオの壁に跳ね返って自分のモニターになっているのでしょうか?

御存じのとおりトランペットの場合、楽器によってモニタリングの
しやすいものとそうでないものがあり、私の楽器の場合どちらかと
いうと後者になります。
ですので自分では聞こえていなくてもお客さん側はうるさいかも
しれません。
そう考えると出音に対するアンプというより、自分のモニターを
まずしっかり確保して、それから出音がどれくらいになっている
かをちゃんと調整しないといけませんね。

お礼日時:2009/11/12 09:55

素人PA屋で、キーボードアンプはKC350を使っていますが…



文字では状況把握が難しい分野ですね。
管楽器といっても、もっぱらどういう種類なのか。大体どの程度の規模の会場想定なのか…によって、PAセットの側は随分変わってきますし、予算の事も気になります。

あと、最近急にKC350がモゴモゴしてきた…というような話なら、単にツィータが痛んでるだけという事もあります。

KC350で済む程度の拡声なら、木管だと勝手に思ってますが…ピッコロやフルートなら、KC350はやっぱり中域重視のアンプではあるので、もうちょっと抜けるような音欲しいな…なんてことはあるかもですが、他の木管でしたら下手なPAセット買うよりは、音質的にはKC350の方がマシだと思うのですが。

ただ、ピッコロやフルートで、異常のないKC350で「もうちょっと高域が抜けて欲しい」ということだと、KC350もさることながら、SM57がマイクとして役不足です。もっと高域の伸びたマイクでないと、KC350より高域抜けの良いPAセット買っても、あんまり意味がないでしょう。
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この回答へのお礼

こんばんは。
私のすごく聞きたいところを良くご存知そうですね!

私はトランペットで,ジャンルとしては小編成のジャズに
なります。
会場もわりとこじんまりした所が多くて,お客さんが
100人~150人くらいまでの所が多いです。

アンプの置き位置なんかにもよるのかとも
思うのですが,当初からモゴモゴした感じだったと思います。
ただ,以前使っていた管楽器用の小型マイク,sd systemという
物だったと思いますが,それに比べるとSM57に替えてからは
飛躍的に音質が良くなったというイメージを持っていますが,
やはり不向きでしょうか?

最近屋外でYAMAHAのSTAGEPAS300のシステムで
演奏させてもらう機会があり,その時に
「あっ!すっきりした音だ!」と,すごく演奏
しやすかった感触がありました。
サウンドハウスなんかの評価では
あまり評判の良くなさそうですが,PAされてる
方としてはどうでしょうか?

予算はやはり抑えたいです。
出来れば5万円以内で何とかしたいですが,
それなりの簡易PAでもスタンドを入れると
8万円くらいは覚悟しなければならないでしょうか?

KC350に何かつないで音色改善は難しいでしょうか?

お礼日時:2009/11/12 00:27

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