子供の性格は、育つ環境でずいぶんと変わってくると思います。
親が、自分の躾の悪さを棚に上げて、子供を体罰や脅迫のような言葉等で抑えつけても、子供が素直に育つとは思い難いです。
我が子は成人に近い年齢ですが、今まで一度の体罰も怒鳴りつける事も無く育っていますし、
私の知る限り、子供が小さい頃から、周囲のご家庭でも体罰をした経験があるといった話は聞いた事がありません。
ですから、体罰をしたり、怒鳴りつけたりする親の考えが理解できず、私共夫婦から見ると、虐待に見えてしまいます。
体罰や大声での叱りつけを躾だと名目づける人は、なぜ自分の育て方を先に反省したり改善しないのでしょうか?
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
>体罰や大声での叱りつけを躾だと名目づける人は、なぜ自分の育て方を先に反省したり改善しないのでしょうか?
それ以外の子供の育て方を知らないから、児童虐待が連鎖するのはご存知かと思いますが、自分の親に虐待を受けると、自分が親になった時に自分の子供を虐待します、何故か、それ以外にやり方を知らないからです。自分が正しいと思っている以上反省したり、改善する考えに至る事は無いでしょう。例えば頭がいい家の親は子育てに選択肢をたくさん持って試行錯誤しながら子育てをしますが、そうでない家は選択肢が1つしかなく、事実上、虐待が継続することになります。文化の違いとか地域の違いとかを理解する余裕が無いと言うことですね。
ご回答ありがとうございます。
学生の頃、人は面倒だと思う事に対しては、本能的に逃げ場や逃げ方を探す能力があるといった講義を受けた記憶があります。
子供を自分の都合の良いように言動させるには、虐待のような行為が一番時間的には早いとも思います。
>自分が正しいと思っている以上反省したり、改善する考えに至る事は無いでしょう。例えば頭がいい家の親は子育てに選択肢をたくさん持って試行錯誤しながら子育てをしますが、そうでない家は選択肢が1つしかなく、事実上、虐待が継続することになります。
講義の内容の詳細そのものといったご回答に驚いております。
多くの方々や専門の方々にとっては、このような統計上の事実は広く知られている事なのでしょうか。
丁寧なご回答をありがとうございました。
No.4
- 回答日時:
そういうお考えも尊重はいたしますが。
質問者さまのお子様が立派だったということを、質問者様は感謝すべきであり、質問者様の教育方針が正しいとは考えないほうがよろしいでしょう。
小学校4年から6年でいわゆる善悪というものが成立します。そして、中学校から高校において、その善悪と実社会とのギャップを悩んで人は大人になっていくというのが(最近はもう少し遅いか^^;)一般的な成長過程です。
小学校4年、5年以下というのは言葉は通じますが、善悪という明確な判断をできるとは考えないほうが正しいことだと思います。
成人のチンパンジーの知能は小学校3年生より高いといわれていますが、チンパンジーに説教しても、意味はありません。小さい頃から、してはいけないことという事で躾れば、してはいけないことということでしないことを、善悪の判断でしないんだと見るのはまちがいです。
体罰の定義にもよりますが、質問者様のように考える教育を支持する教育者は日本には多いようですが、世界ではごく少数ですよ。
No.3
- 回答日時:
やったこともやられた事も無いのですから理解出来なくても当然ですね。
私の経験では「殴られも怒鳴られもした事の無いやつでもろくでもないやつは沢山いる」と云う事。
逆に「甘やかされて育ったな」と。
私たちの時代は親だけでなく学校の先生からも結構殴られてます。
だとすると私たち以上の年代は全てあなたの云う躾(体罰や怒号でない)を受けてない事になります。
私は怒鳴ったり体罰(暴力という意味ではない)も無い躾が決して正しい教育とは思えません。
ご回答ありがとうございます。
根本的に、cliomaxi様とは育つ環境が少々違ったようですね。
教師が殴るとは、学校に上がってもまだ殴られなければならない程、善悪の分別もつかない程度の成長しかしていなかったのでしょうか。
まさかそんな事は無いでしょうから、性格や適正に問題のある教師だったのしょうか。
いづれにせよそういった環境では無かった事に、あらためて感謝の気持ちが湧いてきました。
貴重なご経験談ありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
うーん、その人にとって子供は、躾に名を借りたストレスのはけ口なんでしょうか。
あるいは親にとって子供が、自分から見て「完璧」という鋳型に納まってないと気がすまないのかな。いずれにしても、我が子の痛みや苦しみが想像できれば、日常的にはできない行為だと思います。私自身は、必ずしも体罰も怒声も皆無で育ってきたわけでもないですし(まあ昭和育ちの我々の、その親の世代ならほとんど当たり前だった程度にはではないにしても)、子供にも全くしていないとは言いません(危険を感じればとっさに大声が出ますし、繰り返し言って聞かなければ手加減してコツンとか)。ただ、やはりしてしまえば自分が不快ですし、しないに越したことはないとは思っていますが、まあ親としての未熟さの所以かと。
かといって、たとえば人ごみで傍若無人に振舞う我が子に叱る(怒るとちゃいますよ)こともしない、できない親御さんてのもどうなんだか。言い聞かせて解らない小さい子ならきちんとあやしてあげるとか。これも、体罰や怒声とは逆な意味で精神的虐待と思えなくもないですし、他人に関する思いやりの欠如というか、想像力の不足という意味では、上述の「体罰をする親」と同根のように思えます。
とまあ、私はこんな風に考えてますが、RCA-FTAさんがどういったわけでこのようなご質問をされたのか、また、お子さんの躾け方について具体的にどんな考え方でしてこられたのか、ちょっとそのあたりを教えていただければな、と思います。その方がより、実りある議論になろうかと。
ご回答ありがとうございます。
先日、親戚の集まりで、親戚の子供のお友達(兄)が家に遊びに来た時、弟(園児)が父親に躾名目の暴力や怒声を日常的に受けていてかわいそうだという話をしました。
そのお友達はとても気の良い子だそうですが、父親の暴力から逃げる為に、中学を卒業したらすぐにでも家を出て就職する計画とのこと。
しかし、弟をかばう自分が家を出たらどうなってしまうかと、弟を心配していると、親戚の子供に泣きながら話したというのです。
もともと問題のある親だそうで、運動会で3着になった兄を練習不足だと弁当(重箱)で殴って、父は子供がふざけて怪我をしたと言い張っているとか。(周囲は目撃している。)
そんな経緯がありまして、このような質問をさせていただいた次第です。
>かといって、たとえば人ごみで傍若無人に振舞う我が子に叱る(怒るとちゃいますよ)こともしない、できない親御さんてのもどうなんだか。
回答者様の書かれた、傍若無人に振る舞う我が子に叱ることもしない、できない親御さんについては、ご回答者様と同意見です。
傍若無人に振る舞っても良い場所や状況であるかどうかの判断ができない子供に育てた親の責任は大きいと考えます。
お友達の子供でも、あまりに酷ければ私が注意をする事もあると思いますが、それでも罵声や体罰の必要は無いものと思います。
ご回答にあるように、危険を感じた時は私も咄嗟に大きな声が出るような事もほとんどありませんが、もしあったとしても、体罰や怒声の恐怖や虐待のように子供が感じるかどうかは疑問です。
これは明らかに暴力(体罰や精神的暴力)と思えるものについて、皆様のご意見を伺ってみました。
このような質問に対しご丁寧なご回答ありがとうございます。
「親の未熟さのゆえん」というお言葉に、私も忘れてはならないとあらためて思いました。
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