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してもらうばかりだと、なぜ心に負担を感じるのでしょうか?

最近、付き合っている人と別れました。

相手は私のために遠くから車を走らせて会いに来てくれて、
デートでも送り迎えをしてくれて、
プレゼントまで用意してくれて、
高い店に連れて行ってくれて奢ってくれて(本当は私は安い店で割り勘が良いのですが・・・)、
至れり尽くせりなのですが、
申し訳なくて、なんとなく苦しい気持ちになって、
別れを告げました。

素直に甘えられない私が不器用なのでしょうか?
何故、私は素直に甘えることが出来ないのか・・・。
どうしても、「悪いから・・・」と遠慮がちになってしまい、
相手がそれでもプレゼントとかを用意してくれると、
私も少しは何か返さなきゃ、というプレッシャーを感じてしまうんです。

相手の方がずっとお金もあるし年上なので、少しは甘えられるのですが、
やたら尽くされると恐縮してしまいました。

何がいけなかったんだろう・・・

アドバイスを頂けると助かります。

A 回答 (2件)

こんにちは。


これは質問者さんのせいではないと思います。
はっきりと言ってしまいますならば、相手の方が質問者さんの気持ちを理解することのできないひとだったのです。長続きしなかったのは仕方のないことです。

このようなひとは元々誰かに何かをしてあげることが張り合いであり、相手が恋人であるならば尚更です。面倒見が良いのと余計なお節介は紙一重であり、ともすれば相手の気持ちを考えずに自分のやり方を強引に押し付けできます。
至れり尽くせりの一点張り、こちらは別に頼んでいるわけではないのですが、仕舞には何から何までがみな相手のペースになってしまいます。果たして、悪気があってやっているわけではありませんから文句も言えません。
このように、自分のやり方を押し通しているだけで相手の気持ちを一切の受け付けようとしません。煮ても焼いてもどうにもなりませんので、それを知らずに付き合っていると逃げ場のないストレスに曝されることになります。恐らく、これが質問者さんの感じていた苦痛の正体です。

質問者さんがそれに甘んずるというのは、私は賛成できないです。では、交際関係を改善しようとするならば、相手に質問者さんの要望をはっきりと伝えるという手段はあったかも知れません。でも、最後は良く決心できましたね。恐らくその方は、別れを告げられるまで質問者さんのお気持ちに気付かなかったと思います。

質問者さんに何か落ち度があったわけではありません。質問者さんには、質問者さんに合った恋人が見付かればそれで良いのだと思います。
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この回答へのお礼

大変分かりやすく紐解いてくださって有り難う御座います。

そうです、仰るとおりの状態でした。
そして、相手には悪気がないので、文句も言えず、
別れるときも、こんなに良くしてもらっておきながら
私からサヨナラするなんて何てワガママなのだろう・・・と
自分を責めてしまい苦しんでいました。

言われてみれば・・・
相手はかなり一方的で、相手が私に尽くしているようでいて、
私が相手のペースに飲まれていました。

優しくしてくれたのは事実なので、心苦しくはありますが、
別れて正解だったのですね。

相手には別れる際に「してもらうばっかりの関係は心苦しいし、
私は楽しくない」と言いました。
自分の心に従って良かったと今は思えます。

とても気が楽になりました。

お礼日時:2009/12/30 17:41

心理学的に見て、このご相談に関連すると考えられる要因は、2つあると考えられます。



1つは、社会的交換理論の観点からものです。
この観点から見ると、対人関係は、その中で行われる、プレゼント、お金などのやりとり、つきあうことで安心感、信頼感、満足感が得られることなど、さまざまな「報酬」を得ることと、その関係に費やす「コスト」、つまり、その関係の中で行われる行為やそのために必要な時間、労力のバランスを考えて動いていると考えます。
恋愛関係にこういう考え方を持ち込むのは、無粋だと思われるかも知れませんが、案外よく説明できます。

対人関係一般においては、この「報酬」から「コスト」を差し引いた「成果」が最大になるように行動する傾向があり、その場合に高い満足感が得られます。
恋愛関係において、お互いの「成果」のバランスと、その関係に対する満足度との関連を調べた研究に依れば、ご本人がその関係から得られる「報酬」と投資している「コスト」がほぼイコールと思っていた場合(つまり、「成果」≒0の場合)、もしくは、関係から得られる「報酬」が「コスト」よりも少しだけ大きいと思っていた場合(「成果」が0よりも少し大きい場合)に、関係への満足度がもっとも高くなっていました。

この結果は、当然、「成果」が小さい場合は、恋愛関係に不満足が生じますが、逆に「成果」が大きすぎると、相手に対する「罪悪感」が芽生え、満足度が低下していくことを示しています。

つまり、恋愛関係でタガイが満足度を高めるためには、カップル間での「成果」のバランスが取れていることが必要なのです。

もう1つ、対人関係において一般に作用する要因として、「返報性(へんぽうせい)」が知られています。
つまり、何かをもらったら、お返しをするという心理メカニズムが働くということです。
中元、歳暮などの金品をやりとりすることの他に、好意や嫌悪においても、この返報性が作用すると考えられています。

この場合、中元や歳暮など金品のやりとりにおいては、ほぼ同程度のものをお返しすることが多いのですが、相手からの好意に対しては、同程度かやや大きい好意を、また、嫌悪を感じた場合には、かなり大きな嫌悪を返す傾向があります。

ご質問については、「やたら尽くされると恐縮してしまう」と書いていらっしゃるように、質問者ご自身の得られた「成果」だけが一方的に大きくなりすぎたために、罪悪感を感じてしまわれたということであろうと思われます。
これは、以上縷々説明してきましたように、きわめて人間的な、自然な感情の成り行きによるものです。
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この回答へのお礼

大変詳しく御説明してくださり有り難う御座います。

心理学的な法則は分かったのですが、
では、何故、人は大きすぎる報酬に罪悪感を感じるのでしょうか?
また、なぜ、何かをもらったら何かを返さないとイケナイ、という心理が働くのでしょうか?

人に奢らせて平気な人もいますよね?
そう言う人と私の違いは何なのでしょうか?

お礼日時:2009/12/30 17:36

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