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自閉症の人は、千年以上も前の日の曜日を当てたりする超常能力を示すことがありますが(サヴァン症候群)、これは脳に潜在する能力なのでしょうか。

A 回答 (1件)

サヴァン症候群は知的障害や自閉症、または脳の一部が機能しない状況下の人に起こる事がある症状で


一桁の足し算も出来ないのに円周率をどこまでも覚えたり
カレンダー計算を過去・未来までも遡って解ったり
一度見た景色を後日、詳細に描く事が出来たり
楽譜は読めないのに一度聞いた音楽を間違えずに弾けたり
といった摩訶不思議な能力を指します。

これは脳の使われていない部分を他の部位が補う為に
その部分の脳が活発化し脳機能の代行を一部分だけで行う事によって
稀に起こる症状だとされていますが
それが脳の潜在能力かどうかは微妙な判断となります。

潜在能力という定義をどう捉えるかにもよりますが
もし潜在能力とするならば、健全な脳の持ち主にも
稀にこの様な特殊能力を持った人が生まれてくると思いますし
今までの過去の記録には健全で尚且つサヴァンの様な特殊能力を
持った人の存在は確認されていないので
その理由は何なのか?と考えると
潜在能力というよりは、脳の異常使用で起こるバグ的な物、
と捉えるのが妥当だと思います。

その能力を本来の能力と捉えるならば潜在能力としてもおかしくはないのですが
人工的にとか、努力次第で、とはいかない問題のようなので
微妙な判断となります。
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この回答へのお礼

丁寧なご回答ありがとうございます。病的に引き起こされたとしても、脳が超常能力が発揮できるものをもっていることは確かなのでしょうね。

お礼日時:2010/02/17 08:33

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