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同じストーリーの話でも原作の漫画は好きだけどアニメはちょっと…や、またその逆の印象を持つことも多くあります。

漫画でしか表現出来ないこと、またはアニメでしか表現できないことってなんでしょうか?
漫画とアニメの長所・短所を教えてください。

A 回答 (6件)

 小説、漫画、アニメと下るに連れて、文章による情報量が減ります。



 小説では登場人物の性格、服装、演技、台詞まで、全部を文章で書かなければなりませんし、登場人物が知らない事実まで背景として書かなければなりませんので、文章による情報量は膨大なものになります。

 それに対して、漫画では絵で表現出来るものは全て挿絵で表現されますし、登場人物も漫画表現で演出されますので、台詞だけが文章表現されます。

 アニメでは、さらに、背景も登場人物も演出も全て動画で表現され、心理描写や演出は音楽や効果音で出来ますし、台詞は声優が演技するので、文章による表現をほとんど必要としないものになります。

 人間は眼で見た情報を脳で解釈しているわけですが、文章を解読して理解するのに、かなりの労力を使っています。文章は憶測や勘違い、錯覚などが含まれますので、人によって解釈が異なります。小説で読む場合と漫画で見る場合では同じ作品でも印象がずいぶん違うのは、その為です。

 漫画は挿絵と漫画表現による演出がおこなわれますが、誰が見ても同じ挿絵と同じ漫画表現による演出なので、解釈も受ける印象も同じになります。同時に文章量が減るので、文章でおこなわれていた説明や演出がなくなった結果、漫画表現による直接的な挿絵や背景画、演出に置き換えられるので、受ける印象が違って来ます。

 アニメでは、文章表現は完全になくなり、全て映像による表現と演出に変わり、台詞は声優による演技に置き換わって、脳が文章を解読して解釈する部分がなくなり、映像と音声による一方的で直接的な印象だけになります。

 この3つのメディアが全部同じ作品であっても、受ける印象は三者三様で、小説では読者の想像力が作品世界の面白さに繋がっているものが多いのですが、漫画では挿絵や背景画の良し悪し、漫画表現による演出で面白さが決まります。アニメでは映像と音声による表現と演出で全て決まってしまい、観客の想像力は必要とされません。その為、小説、漫画、アニメと下るに連れて、直接的な視覚と聴覚に訴える表現や演出が多くなり、それを受け取る側の想像力は萎縮する結果になり、解釈も画一的になります。

 小説では自分が解釈した作品世界を想像出来るのに対して、漫画では全て挿絵と背景画によるシンボル的な絵表現でしか表現されず、想像力に繋がるのは台詞と解説文だけです。アニメでは、映像と音声が全てで、見る側の想像力は必要とされず、作品世界を直接的に受け取る態度を強制されます。

 小説が脳の想像力を刺激し、人によって、さまざまな解釈を可能にするのに対して、漫画は挿絵と背景画、台詞による演技と演出によるお話で、脳は漫画絵の動きを想像しているのに過ぎませんし、アニメでは脳は映像と音声を受け取るのに手一杯で、想像力は必要とされていません。

 人気小説が映画化されると大失敗に終わる例があるのは、この為ですし、漫画がアニメ化されて失敗する例があるのも、この為です。出版物と映像では見る側の印象が大きく違うわけで、作り方が全く違うと言っても過言ではないようです。

 漫画は交通標識や広告などに見られるように、直感的に理解される必要があるものに多用されています。アニメは広告宣伝の印象操作に多く使われているようです。

 漫画やアニメは宣伝を錯覚させるなどして、共同幻想を生み出すのが目的の例もあり、あまり信用しない方が良いようです。 
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漫画は日本語ですが、アニメは英語です。



質問からすると、

漫画は紙を通じて、

アニメは映像を通じて表す違いがあり、

漫画は読むイメージで

アニメは見るイメージ。

アニメはちょっと・・・という人は見るだけで
楽しむことに抵抗があるのでしょう。

エッチな写真集やグラビアの写真集は
見ると表現されるので、

それに潜在能力的にいやらしいもの
を見る錯覚に陥り、恥ずかしくなる
のだと思います。


その逆は、それに対する反発でしょう。
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原作をアニメ化した場合の好き嫌いというのと、


漫画とアニメの長所・短所というのは違う問題だと思います。
感性と技術の問題なので一緒にするとややこしいです^^;。

恐らくアニメを見ていい悪いを感じるのは技術的なものというより、
ストーリーが極端に変わっていたり、キャラデザインが気に入らなかったり、
声優さんがイメージと違うとか、そういう部分ではないでしょうか?
あとは表現として漫画のリアリティなどがないとか・・・。
それらは出きる出来ないの技術というよりも、アニメ化する際の方向性に
よるところが大きいと思います。
監督以下スタッフが決めることで、味付け次第で良くも悪くもなりそうです。

それとは別にアニメと漫画の出きる出来ないですが、
一番の違いははやり動きと音じゃないでしょうか。

☆動きに関して
アニメにも止め絵はありますが、基本一連の映像として流れています。
アニメの場合、映像のタイミングは絵コンテ次第で一律です。
そういえばたまに、アニメを見ていてなんか微妙にタイミングが違うと
思えることがあります。
今のシーン早いよ、もう1呼吸置かないか・・・とか、
そのキスシーン、長すぎだろう・・・とか(笑)。
(サービス・演出というより、作画減らしの時間稼ぎだと
 思えることもあったりしますが・・・^^;)
こういうのは個人差によるところが大きいですが、アニメにしても
多くの人が最適と思えるタイミングで作るしかないはずです。
でも漫画だとコマ間のタイミングは自分で調整できますから、
100人が100人とも最適タイミングで勝手に読んでくれそうです。
そういう意味ではアニメは見せられてる(受動)、漫画は読んでいる(能動)
ということなのかもしれません。

☆音に関して
アニメのオープニングは漫画だと最初の表紙ですが、
漫画にはエンディングは普通ないです。
劇中のBGMや効果音は、漫画では擬音でしょうか。
これらの点はアニメのほうが臨場感がある感じです。

アニメのセリフは声優さんが喋りますが、漫画は自分で読みます。
漫画だと自分でキャラの声のイメージを作りますが、
アニメは予め決められているので、漫画原作を先に読んでると
たまにイメージと違うとかはありますね。
この点も、アニメは押し付けで、漫画は自由と言えるのかもしれません。
ただ、ほとんどの場合はしばらくすると気にならなくなりますね。

アニメだと声優さんが喋ってくれるので、難しい苗字とかだと、
エンディングを見るまで気づかないことはありますね。

☆その他
画面構成だと漫画の表現は自由なコマ割りなのに対して、
アニメはサイズが決まってますね。
アニメでも画面分割で同時進行とか、わざと画面の一部分だけ使うとかは
演出方法としてありますが、メディアの違いそのものでしょう。

漫画には基本色がないですが、付けようと思えば付けられますね。

アニメは常に映像が流れてうかつに離籍できませんが、
漫画はちょっと休憩とかできる点はいいのかな・・・。
もっとも録画やDVDなら、これもクリアですね。

手軽さというか、ハードなしで電車でも読めるのが漫画ですね。
ちょっとした時間の隙間で読めるというか。
アニメも携帯で見れますが、あんな小さい画面では見たくないな^^;。

関わる人の数(資金的なもの)はアニメのほうが多いはずなので、
新企画とかあればまずは漫画でやってみて、当るとアニメという
ことにはなりそうですが、どうなんでしょうね。
マルチメディアが普通になってるので、漫画雑誌のなかには
連載させて受ければアニメにしてるようなのもあるんでしょうね。

☆結論
漫画でしか出来ないこと、アニメにしか出来ないことは多少あるけれど、
メディアの違う双方を比較した場合の長所・短所というのは
無い気がします。
長所の裏返しが短所であり、また逆もあるという感じです。
参考程度です^^;。
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漫画はコマ割が命です。

四角四面のアニメでは出来ない表現であり、ページをめくらせて、一気に見せる、というのや、3段ぶち抜きなど、出来ない表現手段です。
アニメは、映像と音声の融合です。動くコト、表現者や表現経路が複数いるということは、漫画には真似がしにくい部分です。

両者の特徴をとても良く表している作品に、タッチ があります。
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両者を比べて長所短所を考えるのは無理があります。


絵と映像では表現方法が違います。
漫画は絵ですから動かせない、でも展開に省略や整理が出来ます。
アニメは映像ですが、その分省略や整理が出来ない。
だから漫画のアニメ化はオリジナルな「肉付け」が必要になります。

>原作の漫画は好きだけどアニメはちょっと…

アニメは作者ではない者が作りますから、違和感はあるでしょう。
中途半端だとショボクなることもあります。
逆もあります。原作がショボク、アニメがキチンとしている場合。
世間では「アニメは漫画をそのまま作る」と思っている人が多いので
下手すると「漫画家がアニメも作っている」と思う人もいます。
だからアニメは×って思う人も多いです。

要は別物と考えるべきですね。
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漫画は映像(アニメ)と文章(小説)の中間に位置すると思います。


映像は情景描写に優れ、文章は心理描写に優れています。
漫画はその中間で、ある程度の情景描写は出来るけど映像程ではない
ある程度の心理描写は出来るけど文章程ではない(やりすぎると ちびまる子みたいになります)
作品が情景描写よりか、心理描写よりかで印象が変わるのではないでしょうか。
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