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今から30年くらい前、小学校の中学年用の薄い文集のような冊子に載っていた小説です。
主人公は小学校3年生くらいの女の子。
その主人公の語りで、友達の「じう」ちゃんについて語られている小説です。
漢字は慈雨だったか、滋雨だったか忘れたのですが。。
神社か何かの娘で、じうちゃんにはお姉さんが一人います。
じうちゃんは、あまり物事に執着がなく、自分がいやだと思うことは人にはしない、そんな女の子でした。
お姉さんが拒否している、大人になったら家を継いで「童貞さま(たぶん巫女さんみたいなもの)」になるのも、じうちゃんは「別にいやじゃないから」と受け入れています。
そんなじうちゃんが、遠足の電車の中で死んでしまいます。
かなりの満員電車だったのですが、普通小学校3年生くらいなら押されても押し返す力はあるだろうに・・・と大人たちは不思議がります。
でも主人公の女の子にはわかっていました。
じうちゃんは押されても押し返すことをしない子であることが。
そんなちょっと切ない話です。
子供のころ読んで、タイトルは思い出せないのですが、今でも忘れられないお話です。
なんだか大人社会にも通じるものがある気がして。。
どなたか、このお話ご存知の方いらっしゃいませんか?
特に兵庫県出身の方は同じ冊子を渡されたことがあるのではないかと思うのですが。。。

A 回答 (1件)

壷井栄の「あたたかい右の手」という作品ではないでしょうか。


詳しい内容は記憶していませんが、道徳の副読本のような冊子にのっていたような気がします。
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この回答へのお礼

そうです!道徳の本でした。この話、30年くらいずっと気になってたんです。ありがとうございました。

お礼日時:2010/02/22 23:33

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