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「教育/音楽」に投稿しましたが、コードに関する質問はこちらのカテゴリのほうがいいようなので、移動してきました。よろしくお願いします。

全てのコードの構成音は、スケールから割り出すことができると授業で習いました。しかし、マイナー13thコードについては、どうしてもその方法ではうまくいかず、混乱しています。どこでつまずいているのか、ご教示いただければ幸いです。

例)A min 13 の場合

Aマイナーのスケールを書くと考えると、調号はCメジャーと同じくナシ・・・となりますから、Aから順番に音を重ねて行って、A, C, E, G, B, D, F(いずれも#も♭もナシ)となるはずですし、習った時のノートにもそう書いてあります。

ところが、
http://www.teoria.com/exercises/cxc.htm
上記のサイトで練習問題を解いていたところ、どうしてもマイナー13thの問題が出た時だけ間違えていることに気付きました。そこで、さまざまな本を調べてみたところ、マイナー13thは、ルートと13thの間がメジャー13度となるはずで、したがって、A min 13の場合、FはF#とならなければいけないらしい(?)、ということが分かってきました。

習った時のノートの記載には間違いがないはずですが、

- なぜこのような食い違いが生じたのでしょうか?
- どちらが正しいのでしょうか?
- あるいはどちらでもいい(?)のでしょうか?
- Fに#も♭も付かない冒頭のコードは、名前を付けるとすればいったい何になるのでしょうか?
- 習った時のコード表記は、A min 13のような形でしたが、上記のサイトでは、A min 7 (9,11,13)のような表記になっています。これらは同じものを指していますか?

A 回答 (4件)

- なぜこのような食い違いが生じたのでしょうか?



実はマイナーのスケールには3種類あります。

(1)ナチュラルマイナー
A,B,C,D,E,F,G,

(2)ハーモニックマイナー
A,B,C,D,E,F,G#

(3)メロディックマイナー
A,B,C,D,E,F#,G#

質問の場合この(3)のスケールの構成音を使うわけです。

しかし普通はマイナースケールというと(1)の事をさす事が多いので、通常マイナーのスケールの13thというと短6度をさす事の方が多いです。
ですから質問者さんの疑問は当然です。


- どちらが正しいのでしょうか?
- あるいはどちらでもいい(?)のでしょうか?


A,C,E,F# という構成音のコードの事は通常 Amin6 と表記します。
A,C,E,F の場合無理矢理テンション扱いすればAmin♭13
となります。

Am13 と表記されると A,C,E,F# なのですが13という書き方はいわゆるテンションの書き方ですので,マイナーの場合FなのかF#なのか紛らわしいので書きません。



- Fに#も♭も付かない冒頭のコードは、名前を付けるとすればいったい何になるのでしょうか?

#も♭も つかない場合は通常はメジャー度です。
つまりこの場合メジャー13度です。正解はF#です。


そもそもAmの和音に「テンションとして」Fナチュラルが入るというのは機能和声的にはあり得ない事なのでAm13とは表記しません。


- 習った時のコード表記は、A min 13のような形でしたが、上記のサイトでは、A min 7 (9,11,13)のような表記になっています。これらは同じものを指していますか?

厳密にいうと違います。
そもそもA min 7 (9,11,13)というのはあまり一般的な表記ではないのです。



そんなわけでややこしいのでAm13という表記はしないのが無難です。

この回答への補足

ふと思ったのですが、もしメロディックマイナースケールを使うのであれば、質問に書いたコードの場合、GもG#となるべきではないのでしょうか? GはGのままで、FだけF#にする必要があるのが何故かが、今度はよく分かりません。

補足日時:2010/03/22 06:34
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この回答へのお礼

丁寧に解説していただき、ありがとうございました。マイナーに3種類あることはもちろん知っていましたが、今回、コードの作り方を授業で扱うにあたって、スケールの上にコードを積み立てて行くのを習いましたが、メロディックは先生が何故か飛ばしたんですよね・・・ それでいて13thコードは質問に書いた通りの説明で、授業の録音も聞き直しましたが、やはりノートに書き留めた通りの説明でした。先生の専門はジャズで、あと、私がいるのはアメリカ(先生はアメリカ人)なのですが、ジャンルや地域性で、その辺のコードの概念があいまいということはあり得るのでしょうか?

授業での13thを作る時の説明は5分ぐらいでした。まず、スケールから調号を割り出す。音符を7個重ねる。調号に合致する音符に#か♭を付ける。こういう機械的な方法でした・・・ 9thまではこれで完璧に対応できるのですが、13thに関してはメジャーコードは大丈夫ですが、マイナーコードについては今回のような問題が生じてしまい、適用できないんですよね。でも、授業では質問に書いた通りの方法と呼び名で教えられました。明日試験なのですが、今日になって先生の間違い(?)に気付いたもので、どうしたものかと思っています・・・(汗)

他にも、Fマイナー13thコードの作り方について、「F、A♭、C、E♭、G、B♭、D♭」とノートに書かれていますが、これもD♭ではなく、Dとならなければならないはずですよね? したがって、Aマイナー13thの時に先生がたまたま間違えたとは、ちょっと考えにくいのです。

お礼日時:2010/03/22 05:30

>他のマイナー13thでも同様の考え方で構成音が求められるのでしょうか?


この質問の意味がよく分かりませんが・・・。
メジャーキーの2度マイナーコードの時とマイナーキーの4度マイナーコードの時は基本的にドリアンスケールを使いますね。
これ以外の場合でドリアンスケールを使ってほしい時(例えばマイナーキーのトニックとして)に・m13というコードの書き方をすると思いますが。

この回答への補足

みなさま回答をありがとうございました。試験の前に先生に確認したところ、ネットや本に書いてあったような「誤り」があることはご存知だそうで、先生が授業でおっしゃったコードが正式のものであるそうです。

実際、過去に大学院を出たばかりの新任の先生が、A min 13のトップノートFをF#だと覚えてしまっていて、そのように学生の前で演奏したために、大問題になったと言っていました。実際に先生がサンプルの曲を演奏してみて下さいましたが、トップノートをF#にして弾くと、明らかに曲が変でした。

ということは、世界中にかなりの「誤り」が普及していることになりますね・・・ コードの世界は簡単なようでいて、意外と複雑なのかもしれません。

補足日時:2010/03/23 00:57
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この回答へのお礼

ありがとうございます。授業ではドリアンスケールを使っての解説というのはなかったので、ちょっと私には分かりづらいです・・・ おそらく、コードを構成するのには、いろいろなメソッドがあるということなんですね。

あくまで、メジャースケールとハーモニックマイナースケールのみの使用で、全てのコードを求めるというのが今回の試験で求められている達成課題なのですが、先生の考え方は先ほどの補足に書きました通り問題があると思い、自分なりの考えを書いてみました。(おそらく、気付かないうちに、ドリアンスケールの考え方も使っているのかもしれませんが・・・)

お礼日時:2010/03/22 14:11

マイナーキーのトニックコードで、例は少ないですがドリアンスケールを使うことがあります。


Aドリアンスケールは、「ラ・シ・ド・レ・ミ・ファ♯・ソ・ラ」
これは、Eナチュラルマイナースケールの4番目の音から順に並べたスケールと同じです。
Am13はこの音すべてが含まれます。「ラ・ド・ミ・ソ・シ・レ・ファ♯・ラ」

ということではないかと思います。

この回答への補足

#3さんの回答に対する補足ではなく、私の質問自体への補足です。その後、あれこれ検討し、やはり先生が何か勘違いをしたまま教えているようだという結論に達しました。大事なことですので、明日、試験の前に先生にもう一度質問する予定ですが・・・

それで、「スケールから構成音を求める」というのが、この場合どういうことかをもう一度自分なりのメソッドを考えてみました。この考え方でよいのかどうか、ご存知の方、お教えいただけましたら幸いです。

Am13ということは、まず、ハーモニックマイナー上での7thコードのスケールと考えるほうがいいと思うのです。何故なら、ハーモニックマイナーのスケールに7thコードを載せると、基本的なコード形式は全て出てくるからです。

ImM7 (=IM7♭3)
IIm7♭5(=IIハーフdim7)
III+7(=IIIM7#5)
IVm7
Vドミナント7
VIM7
VIIdim7

つまり、Am13がこのスケールの上に載るとしたら、IVm7しか考えられません。この場合のハーモニックマイナースケールのルート音は、Aから完全4度下(=完全5度上)のEです。つまり、このAm13は、Emハーモニックスケールに載っています。Emスケールの調号は、Gメジャーと一緒ですから、F#ひとつのみ。したがって、この調号の書かれた五線譜に、Aから始まる13thコードを積み上げていくと、A、C、E、G、B、D、F#となる、というわけです。

この考え方で正しいでしょうか? 先生も授業で同じようなメソッドを使いましたが、先生の「間違い」というのは、ImM7をAm13に見立ててしまったことだと思うのです。7thコードより上のコードがマイナースケールに載ってきた場合、どうしてもハーモニックマイナーで考える必要が出てきます。この場合、Iは普通のマイナーコードではなく、mM7(=M7♭3)ですから、Am13に見立てた時点で、ズレが生じると思ったのです。IVm7を使うようにして http://www.teoria.com/exercises/cxc.htm の問題を解いてみていますが、今のところ不正解は出ていませんので、たぶん大丈夫ではないかと思っているのですが。

いかがでしょうか?

補足日時:2010/03/22 13:20
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この回答へのお礼

ありがとうございます。この場合はドリアンスケールで当てはまっていますが、他のマイナー13thでも同様の考え方で構成音が求められるのでしょうか?

お礼日時:2010/03/22 13:20

和音は時には省略しますよね構成音をね?。



それで、
C・・・・・・・・・・・根音・・・・・・A
C♯/D♭
D・・・・・・・・・・・・・・・・・・・B
D♯/E♭・・・・・・・短3度・・・・・C
E・・・・・・・・・・・長3度
F・・・・・・・・・・・・・・・・・・・D
F♯/G♭
G・・・・・・・・・・・完全5度・・・・E
G♯/A♭・・・・・・・・・・・・・・・F
A・・・・・・・・・・・長6度
A♯/B♭・・・・・・・・・・・・・・・G
B・・・・・・・・・・・長7度
C・・・・・・・・・・オクターブ・・・・A
C♯/D♭
D・・・・・・・・・・・長9度・・・・・B
D♯/E♭・・・・・・・・・・・・・・・C

F・・・・・・・・・・完全11度・・・・D
F♯/G♭
G・・・・・・・・・・・・・・・・・・・E
G♯/A♭・・・・・・・・・・・・・・・F
A・・・・・・・・・・長13度・・・・・F♯/G♭

さて、以上の事から、
根音(ルート音)がAの時の長13度には長13度の『F♯/G♭』音に成る事が判明しましたよね?!。

じゃ、根音(ルート音)がAの時にFの音は何になるか?。

 G・・・・・・・・・・・完全5度・・・・E
 G♯/A♭・・・・・・・・・・・・・・・F
 A・・・・・・・・・・・長6度・・・・・F♯/G♭

完全5度と長6度の間に音がある音は、
それは、『増5度』・・・『Augmented 5th』ですね。
『増5度』のある和音(コード)は解りますよね?。


さて、『A min 13』と記載しては構成音が曖昧ですよね?。
『A min 7(9、11、13)と記載すれば、
『A min 7』のコードに、
『長9度』と『完全11度』と『長13度』の音が乗っかる事がハッキリしますよね?。
『短7度』と『長9度』と『完全11度』の音を省略したくない場合は、
その様に指示する方法も1つの手段だと思う。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。せっかく丁寧に書いていただいたのですが、残念ながらあまりよく分かりませんでした。質問の意図とはちょっと違うかもしれません。

お礼日時:2010/03/22 05:16

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