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《戒名についての質問》
いつもお世話になっております。
最近、身の回りで仏事が多く戒名の事で質問です。
義父は亡くなってから戒名を戴きましたが、母方の亡くなった祖父(私のおじぃさん)は生前から戒名をお寺さんから戴いていたようです。
現在、母方の祖母も元気で健在ですが、お寺さんから戒名を戴いてます。山形です。
地域によってなのでしょうか?私は名古屋ですが周りに尋ねても『そんな事できるの?』『知らなかった』と言われました。
私も義父が亡くなるまで身近で仏事が無く、ある年齢になったら戒名は戴けると思ってました。
生前でも仏様になってからでも戒名は有料ですが…
そこで思ったのですが自分が生きてるうちに自分で自分の戒名を付けることは出来るのでしょうか?
もし出来るのであれば自分が気に入った戒名を付けたいと思いました。
自分が死んでから戴ける戒名にせよ生前戴ける戒名にせよ有料ならば、自分の好きな文字を何文字か入れたいと思い質問しました。
自分が生きた証を戒名に残せれば、とても良いと思いませんか?

A 回答 (3件)

1003xさんと同感で、私も生前に戒名を決めておこうと思っています。


しかし実家の菩提寺から授かるには少なくとも\1,000,000-は布施を払わなければならないとの事で、自分で戒名を考えるつもりです。
これは当然無料です。

昨年妹を癌で亡くしました。
死の数ヶ月前、自分の戒名について妹から
≫自分の好きな文字を何文字か入れたい・・・と相談され
妹の夫とアレコレ調べてみました。

結局、妹は自分の戒名を知らずに亡くなりましたが、僧侶から授からずに妹の遺志に叶った戒名を付ける事はできました。

ただしその為には大きな問題を乗り越えなければなりませんでした。
四十九日までの法要は俗名でもかまわないので、その間時間稼ぎができた事も幸いしたようです。

戒名の件で妹の夫の菩提寺から法要をお断りされ、
無宗派の斎場での葬儀、菩提寺とは別の無宗派墓苑への埋葬となりました。
親族内で相当にもめました。しかし、妹の夫は妹の遺志を尊重し重大な決意を示したのです。
妹を亡くした悲しみもありましたが、何よりも妹の夫の篤い気持ち。
これには胸を打たれましたね。

好きな戒名を付ける事はそれぞれ家族の事情により簡単には行かないようです。

どのような戒名であったのか・・・・それなりに法則みたいなものがありましたので、参考までに

【○△◎◇信女】
○△◇には「季節」、故人の「徳」と「経典」から、
適当な文字を当てはめました。
◎は故人の俗名から一文字。これは動かせないようです。
ちなみに妹の戒名では△に本人の希望する季節の花木を遣いました。

つくづく思ったのは、葬儀とは故人の為にと装って、本当は生き残った者達の為に行うセレモニーなのだと言う事。
だとしたら戒名くらいは好きにさせて!
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
戒名で100万!?凄い高いですね(>_<)
私はもし自分が死んだら高い葬儀をあげたいと思いません。
お棺もどうせ燃やすなら段ボールで構わないと思ったくらいです。
残された人が葬儀代やお寺さんへ御布施を払う訳ですし、なるべく迷惑や心配はかけたくないです。
戒名くらいは自分で決めておきたいですね。
私も無宗教です。
お亡くなりになった妹さんの意思を尊重して葬儀をあげられた事は、きっとご本人も満足していると思いますよ(^-^)
私個人の意見ですが、そもそも仏事に絶対というのは無いと考えてます。気持ちが一番大事ですよね。
妹さんのご冥福を心よりお祈りしています。

お礼日時:2010/04/10 19:09

自分で戒名を付けることはできません。



戒名は仏門に入った、仏の弟子となり、仏教徒として守るべき「戒め」を授かったその証明としての名前です。
つまり、仏と、その教えである法と、その教えを実践する集団である僧の三宝に帰依し、戒を受ける。それが戒名(法名)です。帰依三宝と受戒は古代インドからの出家の儀式であり、これを踏襲したものです。


ちなみに、信士・信女とは在家の仏教徒という意味です(居士・大姉は在家で篤信の仏教徒)。

多くの場合は菩提寺の住職を師として、その元より仏の弟子となる。現在は葬儀の際に戒名を授けますが、これは生前に正式に仏の弟子となってなかった人に、死を契機として仏弟子とする儀式です。ですから生前に戒名を受けるというのは、仏の弟子として生きていくことの証明であり、大変に尊いことです。

適当な文字を並べたものを名乗るのが戒名ではありません。釈尊以来からインド、中国、そして日本へと連綿と伝えられた、三宝帰依と戒を受け取ることこそが重要だからです。

>自分が気に入った戒名を付けたいと思いました
自身が希望する戒名はある程度可能です。そこには仏の弟子として、どのような心持ちで生きていくかを表すことですから。ただし、その場合も自身の希望を述べた上で、師より授かるのです。
戒名は俗世間的な名誉名声を捨て、ひたすらに仏の弟子としての自覚を促す名前でなければなりません。
現実問題としては、戒名にふさわしくない文字(悪い意味を持つ言葉など)、当該の宗派では用いない言葉などがあるので、希望を述べた上で、師が検討されると思います。

>戒名は有料ですが…
まずはお金への執着心を捨てましょうよ。
せっかく仏の弟子となることを発心された尊いことですから。
あなたの収めたお金がお寺の維持につながり、そして他の檀家さんへの手助けになると思えばどうでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
自分で自分の戒名を付けることは出来ないんですね…。
残念です。
義父の葬儀で不思議に思ったので質問してみました。
火葬場で戒名ではなく本名?が御位牌に書かれてる故人もいました。
不思議だったので、もしかしたら自分で自分の戒名を付けれるのかも?と勘違いしてしまいました。
お金への執着心を捨てるのは…難しいかも…。
義父の葬儀の時、哀れながら自分の生活が大事と感じてしまった…。私は人として哀れですよね(^-^;)
ですから自分が死んだ時は残した遺族に借金してまで葬儀はしてほしくないと思いました。
私が裕福ならそんな事も考えませんけど。
違う意味で人の死って怖いと感じました。
私の力不足で義父に充分な葬儀をあげてやれなかったのでその分、たくさん線香あげて手を合わせたいです。

お礼日時:2010/04/11 02:20

No.1です。

こんばんは、
専門家の御意見が投稿されたようですが、一言。

No.2の方はどちらかの宗門に属されているのでしょう。
そして戒名についてはその宗門の教えを回答されているようです。
拠り所とする宗門としては正しいお話しだと思いますが、
仏教界全てがその宗門に統一されているわけではありません。

ましてや自由に戒名をつける事は許されないなどと、
お釈迦様(ご本尊が異なるようでしたら失礼!)はそんな狭量な考えはお持ちではないはず・・・。
まさか勝手に戒名をつければ地獄に落ちるなどとは言わないでしょうが、
地獄は来世よりもむしろ現世を例えた言葉。

自分は仏教ほど融通無碍な宗教は無いと考えております。
それは多種多様な経典(発生時は殆んど口伝で後世の創作も多い)を有し、
宗門毎にそれぞれに御本尊が異なるように独自性を謳い、共存している事でも理解できます。
法要の形式も個々に定められ、墓石に添える卒塔婆でさえ無用とする宗門も存在します。
時代と共に新しい宗教論を掲げて偉大な僧侶が現れ宗門を興してきた事も事実です。
だとしたら戒名も新たな解釈がされても良いはず、
現代こそ戒名について新たな流れが起きても不思議はありません。

私の菩提寺は多摩地区にあり、鎌倉五山系のソコソコ格式高いお寺さんですが、
本山へ揚がるお布施などの集金システムはそれはもう見事としか言いようがありません。
例えは良くないですが、やくざの上納金と同じシステムで吸い上げています。

お布施の金額も檀信徒の格により細かく定められているようで、
葬儀のお布施は四十九日法要共、
戒名も含め一式\2,000,000-は下りません。
老齢の両親は日頃より「迂闊には死ねない。」などと口にして憚りません。
自分の死後、残された家族への経済的負担に心を悩ませる。
こんな宗教があってよいものでしょうか?

No.2の方は
≫まずはお金への執着心を捨てましょうよ。
と言っておりますが、
先ずそれを行うべきはお寺さん側なのではありまえんか?
檀信徒の窮状を認識し、何らかの救済策を施す事も宗門として必要だと考えます。
このままだと貧乏人は葬式を挙げる事さえ躊躇するようでしょう。

≫自分で戒名を付けることはできません。
法律違反でも、犯罪行為でもない限り、
自分の戒名は自由に考えます。

最近導師様にも理解ある方が増え、妹の葬儀は事情を納得された導師様に執り行って頂きました。
全ては御仏のお心の内である・・・と、素晴らしく寛大なお考えの導師様でした。

No.2の方も崇高な宗教論を語る前に考えて頂きたい事は沢山あると思うのですが・・・・。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
確かに。正しい答えはわかりませんが、もしかしたら答えなど無いのかも。
考えれば考えるほど深いもので、仏事に限った事ではないですが人の数ほど気持ちや環境が違いますからね…答えが違ってしまっても当然なのでしょう。
私はあなたの心ある答えに共感しました。

お礼日時:2010/04/11 02:54

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