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アメリカについて詳しい方、お願いします。
2008年のセンサスによると、外国生まれの混血日系がこれまでに考えられないほどの規模で帰化しました。 どうしてこんなに大勢の方が突然帰化したのでしょうか?

A 回答 (2件)

補足ありがとうございます。


その資料は10年に1度の全国的なセンサスの結果ではなく、1年毎、あるいは3年間ひっくるめてのestimateの資料ですね。了解しました。これも勿論センサスの公的な統計資料です。ちっとも怪しい統計ではないのでご心配なく。

あなたが提供してくださった統計はとても興味深いものがあります。私はそのテの専門家ではなく、のほほんと主婦、大学生、獣医助手をしている者です。で、回答にはなりませんが、少しでも解決の手がかりにでもなればと思い、憶測を述べさせていただきます。

まず、
1.日本人と外国人との混血の絶対数の増加。

1980年代(具体的な年は忘れちゃいました)、日本で外国人との婚姻による戸籍法の改正があり、日本人女性が外国人男性と結婚する事が法的に差別されなくなれました。改正前は婚姻の事実は戸籍に記載されず、生まれた子供も「非嫡子」と記述されていました。改正後は婚姻の事実が戸籍に記載され、子供の戸籍にも外国人の父の名が記載されるようになりました。私の記憶ではこの法改正後、日本人女性の国際結婚が驚くほど増加しました。これに従って、公的に(つまり統計の数に表れる)日本人と外国人との混血の人が増加したのは言うまでもありません。

2.アメリカ帰化の方法

日本人との混血で両親ともアメリカ国籍を持たない人がアメリカへ帰化する方法と順序を辿ってみましょう。

 (1)両親がアメリカの永住権を取得し、両親と共に渡米。後に帰化する。
 (2)本人が何らかの方法でアメリカの永住権を取得し、後に帰化する。
 (3)アメリカ人の養子となり、永住権を取得し、後に帰化する。
 (4)アメリカ人と結婚し永住権を取得し、後に帰化する。

いずれも、アメリカに行けば誰でも帰化出来るわけではありません。まずは永住権の取得が必要です。そして一定期間の定住後、帰化の申請、取得、となるわけです。これは日系混血だけではなく純血日本人でも同じです。

私の単なる憶測ですが、日本で労働ビザを持って在住している多くの外国人男性は高学歴、学者やビジネスマン。そして多くが「日本はキャリアを積み上げるためのステップ」と考えいずれはアメリカで働く事を目標としています。そんな人が日本人女性と結婚し、アメリカでの職を見つけ妻子と共に移住、帰化。。ってのもありかな。。

そんな外国人男性と日本人女性が付き合う場合、男性の母国語に関係なく、英語が共通語である事も子供が英語主体の生活になりアメリカへの帰化が促進されるかもしれません。

また、やっぱり混血の子供は日本で「すくすく」成長するのはまだまだ難しいです(私の経験上)。アメリカ、特にカリフォルニアやハワイなら親子ともども居心地の悪さを感じる事は殆どありません。彼等がアメリカ移住を目指すのは自然な事かもしれません。

いずれにしろ彼等が帰化出来るのは成人後。特に自分でアメリカの大学で修士修了した後の永住権取得となれば、かなり年令がいってからになります。

で、1.に戻って、日本の戸籍法改正後に産まれた子供達が永住権を取得し、帰化をしだすのがこの時期にかかるんじゃないかなぁ。。ってのが私の気になるところです。

日本で戸籍法改正後の外国人との婚姻件数、子供の数、除籍の数(帰化の場合は日本国籍を失うのでこの数で推測出来る)、等の年を追った統計があれば、かなり詳しく調査出来ると思います。

American Factfinderの統計はEstimateで、10年毎の全国的な調査でないため、たった1年のずれで数が大きく違う事は有りえると思います。たった数パーセントのずれが万単位の数になる事はありえます。

まったく回答にはなっていないのですが、ほんの少しでもヒントをあげたらいいな。。って思っての回答でした。
では。
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この回答へのお礼

再度お答えくださりありがとうございます。初めて知ることも多くとても勉強になりました。
特に改正前の日本の戸籍法については驚きました。また、統計資料からの調査の仕方も大変参考になりました。私の質問に気付いていただいた上に、丁寧な回答をいただくことが出来、嬉しいです。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2010/04/29 23:31

初めまして、アメリカに移民して15年の者です。



ご質問の意味が良く解らないのですが。。

まず、2008年にセンサスは行われていません。今年、2010年が実施の年ですが、まだ結果は出ていないと思いますよ。あなたの情報源は何でしょうか?

「外国生まれの混血日系」とは何を指すのですか?
「アメリカ生まれの日本人とアメリカ人のハーフ」の事でしょうか?でしたら彼等は生まれた時からアメリカ人。「帰化」なんて有り得ません。

「アメリカ以外の国で生まれた日本人とアメリカ以外の国民とのハーフ」の事でしょうか?

「これまでに考えられないほどの規模で帰化」という、「これまで」と現在との実数は?
そもそも、センサスで「帰化」を記入する欄なんてないんですけど。。

どうもご質問に至った情報源と質問内容が不明なので、もっと具体的にご質問いただけると回答のしようもあるのですが。。。

この回答への補足

chi4pitbul様 早速ご回答いただきありがとうございます。
また、質問内容に具体性がなくすみません。
情報源は、U.S.Census Bureau, American Fact Finderの
S0201. Selected Population profile in the United States,
Population Group: Japanese alone or in any combination,
Data Set: 2008 American Commnity Survey 1-Year Estimates
Survey:American Community Survey です。

外国生まれの混血日系は、上記の資料のForeign bornのNaturalized U.S. citizenの欄を見て、
アメリカ以外で生まれた、どこかに日本人の血を引く方(例えば、おっしゃるとおり日本人とアメリカ人以外のハーフやクォーター。あるいは、ラテン系やカナダなどアメリカ人以外の日系)をイメージしました。

2005~2008年のJapanese alone or in any combinationを見ていたところ、
2008年のPlace of Birth のForeign bornのうち、Naturalized U.S. citizenが188,366人でした。Japanese aloneの数を引いて、in any combinationの人数だけを見ると、2005-2007はnaturalized citizenは毎年約1万人です。2008年に何故いきなり85,000人に増えたのか疑問に思いました。この増加により、それまで、アメリカ生まれの日系は70%以上、中間年齢は37-38才、家庭で英語のみは64%、学歴高校卒業未満が約6%だったのが、それぞれ66%,36才,58%,約8%となり、数値的に影響が大きいと思ったからです。

センサスは毎年行われるものではなく、帰化を記入する欄はなにのですね。
教えてくださりありがとうございます。
とすると、毎年のデータはestimatesとあるくらいなので、センサス以外の資料から推測した数字なのでしょうか。

質問内容にまだ不備があるかもしれませんが、再度、ご回答いただければ嬉しいです。
宜しくお願いします。

補足日時:2010/04/28 14:41
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