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映画チェンジリングを観て疑問が残りました。息子のウォルターが失踪してから約五ヵ月後に偽ウォルターが警察によって連れてこられた訳ですが、母クリスティーンがこの偽ウォルターは本物ではないと証明しようと試みたとき、何故本人の写真を使わなかったのでしょうか? 事実クラーク少年を捕まえて話を聞いた刑事はウォルターの写真を持っていましたし、それをクラーク少年に見せて確認していましたから、写真が不鮮明過ぎたというのも無いと思うのですが。 偽者と本物が凄く似ていたとか? 映画で観る限りでは全然違う顔しているようにか見えなかったのですが、、、どう思われますか? 

A 回答 (5件)

>別に犯罪者でも無い一般人に手錠かけて次々精神科送りにしていましたし汗



#4欄で書こうとも思ったのですが、史実のクリスティーンは犯罪者の妻です。これは当時の記事を検索して(英語で)読めばすぐにわかりますが、ウォルターが失踪した時点で、彼の父は刑務所にいたのです。それで当初は、敵対する者が誘拐したのではないかとも言われていました。

スキャンダラスな事件のわりには、資料などがおざなりになっていたそうですが、そうした背景も絡んでいるのかもしれません。案外と世間もさめた目で見ていたのかもしれませんしね。ちなみにアーサーは「似ている」と言われた時に一度は否定したものの、しつこく言われて「本人だ」と語ったという説もあるので、彼には彼でいろいろな思いがあったのかもしれません。ただ、この映画は、歴史や司法を抜きにしても、普遍的なメッセージを持っている点が魅力なのだと思います。
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この回答へのお礼

イーストウッド監督は映画冒頭に出る「A true story」という前置きを無くすようにプロデューサーに求めていたという記事を先日目にしました。本人曰く、「大切なのは物語が史実にどれほど忠実かでは無く、作品としてメッセージを伝えらるかどうか」らしいです。ucokさんの仰るとおり、クリスティーンの生き方、彼女の周りの人々の行動にはそれ単体でぐっと来るものがありました。

しかし「犯罪者の妻」となると途端に彼女の立場が悪くなりますね、警察やマスコミもそこを叩いた筈でしょうし、、、どうやらこの映画は映画として楽しむべきで、史実の考察なんかするのは野暮なようです苦笑 まあ割り切りが大切なのは分かっているつもりなのですが、「A True Story」とか銘打たれるとどうしても物語の整合性とかに目が言っちゃうんですよね。 

ご回答有難うございました。

お礼日時:2010/05/01 15:16

この映画は史実を脚色したものですから、監督の意図はわかりません。

ただ、史実では以下のようになっています。

もとはウォルター少年の失踪事件が大きく報道されていたわけです。当然、新聞紙上に写真も公開され、国中が(歴史的にみると地味な事件ですが、そのときだけは)注目していたようです。アーサー少年がウォルターに成り済ました経緯については諸説ありますが、飲食店でほかの客に「失踪した子に似てるな」と言われたのがきっかけだったという説もあるほどです。いずれにせよ、少年が名乗り出た時点でLA警察は写真で確認したと言われています。

ここで気をつけたいのですが、写真ほど当てにならないものはありません。今も世界では行方不明者や指名手配者の写真が公開されますが、無数の目撃情報が寄せられるといいます。その殆どが当てにならない情報だそうです。ましてや時は1928。写真技術は乏しいものだったはずですし、参考にしているウォルターの写真は庶民が撮ってもらったスナップ同然のものだったと思われます。おまけに昔はファッションが画一的でしたから、子供なんて皆、他人からは同じに見えたものです。そこへきてLAPDはそれまでのさまざまな不祥事を払しょくするために、武勇伝を上げたいと焦っていたのは映画でも描かれているとおりです。その焦りが裏目に出たといえましょう。

実際の写真は「walter collins」で画像検索するとたくさんヒットします。
http://images.google.co.jp/images?q=walter%20col …

左端にある2枚が本物。母子で抱き合っているのが、映画の公式サイトにもある新聞の切り抜きで、偽物。それで映画では「包茎手術」という、親でしか知り得ないような描写を持ちだしたわけです。

ちなみにネット情報ではありますが、史実では偽物が、近所の子供たちまであの手この手で言いくるめて、かなり長いこと嘘をつきとおしたそうです。でもその後は家庭を設けて幸せに余生を送ったとのことです。アーサーの娘に言わせると「父は冒険が好きな素晴らしい人だった」らしいです。

参考URL:http://www.latimesinteractive.com/advertising/ch …
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます! 

リンクを張って頂いた写真を拝見させて頂きました。あまり似ているとは思えませんが、絶対に違う人だって警察に言い切っても、結局事態は何も変わらず、クリスティーンは精神病院に放り込まれていたでしょうね。。映画見た直後だったというのに、当時のLAPDのぶっ飛び加減をいまいち理解しきれていなかった様に思います。良く考えたら、別に犯罪者でも無い一般人に手錠かけて次々精神科送りにしていましたし汗 そんなLAPDを相手するのに、当時撮られた写真なんて些細にもほどがある頼れない情報でしたでしょう。。。 しかし、アメリカは自由の国だというのは、一体誰の言葉だったのか苦笑 (まあ当時のロス市警にしてみれば自由極まりなかったのでしょうが) 

それにしても、アーサー少年は肝据わってましたね、あそこまで嘘を突き通し続けるってのは中々出来ることでは無いでしょう苦笑 しかも劇中では最後まで全く謝らなかったし笑 

お礼日時:2010/04/30 16:29

勝手な想像デスが…



当時の女性の地位が低かったこと&警察上層部の「とりあえずクリスティーンの主張を無視シテ、自分達の保身のタメ、早期解決!を図ったこと!」だと思いまシタ。まして、シングルマザーの主張など聞き入れてくれル?!とは思えません。

彼女も「ソンな警察にナニをいってもムダ?!」だと思ってたのカモ?!「警察の見解を受け入れなければ、即投獄・監禁状態だったし…。」写真を持ち出せば、警察の面子マルつぶれ、立場の弱い一市民まして女性デス。さまざまな理由を付けて「一生隔離」されルはず。

救いは、当時のマスコミが「今と違ってまとも!」だったこと!だと…。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます!

写真を実際に警察に見せたのかどうかは映画には直接的な描写が無いので不明ですが、いずにしても、そんな白黒写真じゃ、髪の毛と肌の色が似ているようなら結局LAPDに精神病院に投獄されていたでしょうね。。。他の方へのお礼でも述べましたが、母親が相手していたのがあの当時のロス市警だっていうのに、あまりにマトモに考えすぎました。。。 

マスコミもさることながら、あの牧師さんがとても活躍していましたね。ラジオ番組流したり、市内でも指折りの弁護士連れてきたり、、、なんか宗教が体制に度々弾圧されてきた理由が少し分かった気がしました苦笑 

お礼日時:2010/04/30 16:13

身長なんかが大きく違ってても、この年頃ならそういう事はあるとかって片付けられていましたから、急に成長して顔なんか変わる事はある、男子三日会わざれば刮目して見よとかって誤魔化されたとかの推測は出来ます。

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この回答へのお礼

ご回答有難うございます!

確かに、彼女が相手していたのがあのロス市警だっていうのに、写真に関して冷静に考えすぎていました。。。写真を警察に見せた描写はありませんが、当時の白黒の今に比べたら遥かに不鮮明な写真をあのぶっ飛んでいたLAPDに見せたところで、結局精神病院送りだったでしょう。だって身長が縮んでいたのに、「ストレス下では良くあることですよお母さん!」みたいな事言われてましたしね。。。 

お礼日時:2010/04/30 16:02

多分写真が似ていたと思われます(配役は違うのでおかしいと思った。

二役にすべき)。この世に似た人が3人はいる、と聞いたことがあります。
ちなみに私も同一市内の学校の先生に似ているのか、4月に新入生が頭を下げます。5~6月になると違いがわかるのか頭を下げることはありません。
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この回答へのお礼

この世に自分に似た人が三人いる・・・有名な話ですね、、個人的には一生そんな人達には会いたくありませんが苦笑 だってこう「うっ!!」となりません?笑 

さて、本題ですが、まずはご回答有難うございます!
上の回答者の方が写真のリンクを張ってくださいました、私にはそこまで似ているようには思えないのですが、よくよく当時の警察の体制を考えたら、そんなこと(肌の色が思いっきり違うわけでも無ければ)関係無かったのかも知れませんね。。。だってLAPDですし、写真を見せていたとしても、結局精神病院にはぶち込まれていたでしょうし。う~ん、、、ひたすら恐ろしいですね。

お礼日時:2010/04/30 15:54

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