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 お読みいただきありがとうございます。

 「SOS」はモールス信号で「・・・ --- ・・・」ですが、救難信号としてのSOSは「SOSOSO...」というSとOの繰り返しですよね?

 今までそう思いこんできましたが、まちがってますか?

A 回答 (8件)

モールス符号は長点(-、いわゆるツー)と短点(・、いわゆるトン)の組合せから成りますが、


(1)長点は短点3つ分の長さ
(2)長点同士、短点同士、長短点の間は短点1つ分空ける
(3)文字の間は短点3つ分空ける
(4)単語の間は短点7つ分空ける
という規則になっています。
(No.2のお答えでは「本来文字間は・1つ(短点1つ)空ける」とありますが誤りです。文字間は長点1つ分(短点3つ分)を空けます)

さて無線局運用規則の別表第二号の2(1)に「国内通信及び国際通信に使用する略符号」の規定があり、その中に"SOS"が規定されています。SOSは救難信号でなく、厳密には「遭難信号」です。
この表ではSOSの上に棒が引かれていますが、棒が引かれた略符号はその全部を一単位として送信する意味です。具体的に言うならばSOSの一かたまりの中で、SとOの間は文字間のスペース(短点3つ分)ではなく符号間のスペース(短点1つ分)を入れて送信します。
○ ・・・---・・・  ・・・---・・・
× ・・・ --- ・・・  ・・・ --- ・・・
× ・・・---・・・---・・・---・・・---・・・
× ・・・---・・・・・・---・・・
× ・・・ --- ・・・ --- ・・・ ---
(全角スペース1個分は短点3つの長さ、全角スペース2個は短点7つの長さだと思ってください)

SOSだけが例外という訳ではなく、SOS以外にもいくつかの符号はこのようにつなげて一つにして送信します。(通信の完了符号VA、送信の待機を要求する符号AS、欧文訂正符号HH、同一の伝送の異なる部分を分離する符号BT、和文本文符号ホレ、和文訂正符号ラタなど) 「長く打ってはいられない」というより、一般の文中の綴りに偶然に"SOS"のつながりが現れた場合との区別をつけるためだと考えます。
付け加えますと"Save our ships"の略、というのは俗説です。またunos1201さんのおっしゃるようにOSOとSOSは別物です。

なお「経験者」として回答しましたが、単に無線電信通信(モールス)の経験者というだけであり、遭難通信自体は経験していませんことを付言申し上げます。
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この回答へのお礼

 大変詳しい解説をありがとうございました。

 #6さん同様、SOSなんて知識だけで持っていて通信した経験はない、というのがいいことですね。

お礼日時:2003/06/29 19:43

#5で回答したものですが、OS0もHHなど同じようなものと記憶していましたが、調べてみましたら、間違っていました。

訂正してお詫びします。
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この回答へのお礼

 ありがとうございます。

 たまたま映画タイタニックをテレビで放映していたので長年信じ込んでいながら微かな疑問を持っていたことを書き込んだら、こんなに多くのご回答をいただけて嬉しかったです。みなさんありがとうございました。

お礼日時:2003/06/29 19:45

SOSの連続信号は遭難信号です。

トトトツーツーツートトトと間断なく送る電信です。ひとつの符号で、連続音の塊で、コレをツーと同じ間隔の休止時間を置いて繰り返します。
OSOは非常符号で、これも連続で、ツーツーツートトトツーツーツーとなり、各音の間隔はトと同じ休止時間でつながり、ツーはトの3倍の長さです。この連続符号をツーと同じ時間の休止時間を置いて繰り返すのです。無線局運用規則131条ではOSOの連続符号を3回繰り返してから通信すると規定されています。今でもアマチュアでは電信は現役です。
くどいようですが、SOSとOSOは違うし、記載上は文字の上に線を引く連続符号です。私は無線歴25年程度ですが、まだ1度も本物を聞いたことがありませんが、救助された新聞等でアマチュアの活躍を見ることがあります。
電信は楽しいですよ。
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この回答へのお礼

 ご回答ありがとうございます。OSOという符合があるとは知りませんでした。

 25年間SOSを聞いたことがない、というのは「よいこと」ですよね。

お礼日時:2003/06/29 19:40

まず、その理解は、間違いだという風に回答しないと意味が通じないと思います。


文字の上にバーがあるのは、二つ以上の文字を連続して打つことを意味します。
すでに回答があるように、SOSがひとかたまりで、それを繰り返します。非常通信訓練だと、OSOがひとかたまりとして、打電されます。
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この回答へのお礼

 解説ありがとうございます。よく理解できました。

お礼日時:2003/06/29 19:38

え?私も「・・・ --- ・・・ --- ・・・」だと思ってました。


以前ハムの免許を取ったときにそう勉強したはず・・・。

緊急信号なので、打ちやすくかつ簡単なもの、と言うことで
・・・(S)と---(O)の組み合わせになったと。
さらにSOSSOSSOSではややこしいので
SOSOSOになったとず~っと思っていました。
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この回答へのお礼

 ハムの免許をお持ちの方もそう思っていたんなら私が勘違いするのも当たり前、と心強く思いました...なんていった失礼ですよね。

 コメントありがとうございます。

お礼日時:2003/06/29 19:37

SOSは遭難状態にあって救助を求める信号符なわけで、


「モールス送信」であろうが「手旗信号」であろうが
「旗(船で掲げるやつで文字を示すものがある)」で
あろうがその1つ1つの文字の組み合わせは関係ありません。

__
SOS

という形で3つの文字が集まって1つの意味をなす
信号ということになっています。
ですから、救難信号として送る時もSOS、SOS、SOSと
かたまりにして送信することになります。

なお。

現在無線通信においてモールス電信によるSOSは
廃止されています。
信号の意味は変わっていませんがモールス電信を
利用した通信は全世界的にGMDSSに移行しているため
プロの世界では利用されなくなってしまいました。
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この回答へのお礼

 ご回答ありがとうございます。

 GMDSSが何のことかわからないんですが...(^_^;

 自分で調べてみます。またわからなかったら質問アップします。

お礼日時:2003/06/29 19:35

>SOSは「SOSOSO...」というSとOの繰り返しですよね?


今までそう思いこんできましたが、まちがってますか?

そのとおりですね、モールス信号はアルファベットを”ー”、”・”の2つの信号の組み合わせでで一文字、一文字の信号を打つものですね。
”ー”は”・”3つ分の長さ、また文字と文字の間は”・”文開けるとなっているので本来は、・・・---・・・、・・・---・・・、と打たなければいけないのですがSOSだけは例外として・・・---・・・ と決められたんですね。
救難信号ですから、長く打ってはいられないのではないでしょうか。
下記URLに例外だとのってます。

参考URL:http://www.tele.soumu.go.jp/kids/break/break1.htm
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この回答へのお礼

 ご回答ありがとうございます。

 参考URLはどうやら・・・と---の間に間隔を設けない、という意味のようですね。参考になりました。

お礼日時:2003/06/29 19:32

SOSが一つの括りであり


SOSを繰り返すのですよ。

山本山ーー!を連呼する場合
山本山本山本山 になるのと同じことに・・・

あくまでも
SOS!SOS!SOS!(感嘆符は便宜上つけました)
となるわけで
SOSOSOS!じゃないですよ。

それじゃSOS信号じゃなく SO信号になっちゃいますよ。

こじつけという説もありますが
SOS=Save our ship ということらしいです
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この回答へのお礼

 ご回答ありがとうございました。

 SOS=Save our soulsという説もあるようで、イギリスの辞書にも載っているらしいですが、どうも本当は単に打電しやすいことを理由に決まったようですね。

お礼日時:2003/06/29 19:29

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