

No.1ベストアンサー
- 回答日時:
読んだり詠んだり、短歌好きの者です。
勝手な憶測での回答となります事、お許しください。
字余り、と言うのは原則として「その下の句で解決する」事が求められていると考えています。
もしくは、「余韻」狙いの最終句の字余り。
解決、、、つまりは「すっきりする」と言う単純な気分の問題。
質問者様はクラシック音楽はお聴きになりますでしょうか。
特に古典音楽、宗教曲が分かりやすいと思いますが、
曲の最後の和音から、一つ前。
必ずと言って良い程、「不協和音」です。
細かな楽典はしばらくやっていないので朧ですが、
二つ前の和音の中音(真ん中の音)が、一人で半音動き、和音を濁らせる。
一瞬置いて、最後の和音がやって来る。
濁り無く広がる解決の和音です。
「不協和音」も「字余り」も、その後の「すっきり感」の為の布石かな、と感じます。
或いは、濁りと清さの対比を際立たせる意図、でしょうか。
字余りのじれったさを感じた後の、余り字の無いリズムの気持ちよさ、それを知らしめる為の字余り。
布石か?対比か?を外れた字余りは、読み手に良い印象を与えない為、結果として許されないと言うか、後世に残っていないのではないでしょうか。
素人として、こんな事を考えております。
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