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ビッグバンドでサックス隊にピンマイクを使いたいと思っているのですが・・

使うピンマイクで凄く悩んでいます。

予算は2万円で

audio-technicaのPRO35

SHUREのBETA98H/C

の2つので悩んでいます。


できれば生音に近い方を使いたいのですが、色々と調べても評価がまちまちで困っています。
また、例えばトランペットなどの金管楽器に使ったとき、音割れしないかどうかなど拾える最大音量も気になります。

自分たちのバンドは大学サークルのビッグバンドで、PAも学生がするので高い技術は求められません。

生音に近いかどうかということ以外にも、それぞれのメリット・デメリット、もっといいマイクがあるなど何かアドバイス貰えないでしょうか・・。

よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

素人PA屋で、ビッグバンドは「口ばっかりうるさい割に、技術に弱くて限界や禁止事項を何度言ってもわからない奴が多い」(注:私の地元のアマチュアでは)のでできるだけ付き合いたくないんですが、地元の顔役に頼まれて仕方なしに年間数回のPAをやっている者です。



まぁ先に辛口ですが、
>PAも学生がするので高い技術は求められません。
ということだと、本当にPA担当があんまり技術無いなら、ピンマイクなんか使わない方が良いです。

管楽器にピンマイク仕込むとね、もう演奏者の上手さ下手さと、それに伴う音量/音質差を余さず拾ってしまうので、上手い奴下手な奴が混在していたら、音量はゆうに倍以上違ってくる。なので、ミキサーワークが通常マイクに比べてメッチャクチャに難しくなります。
それをなんとかミキサーを操れる範囲に収めるためには、リハ時点で全員のマイクの取り付け位置と角度を工夫する(人によって角度変える)等、打てる手は全て打っておかないと、慣れてないPA担当ならパニクりますよ。生音らしさもへったくれも無くなります。

私は、正直言って下手な奴にはピンマイクは使わせたくないです。マイクスタンド立てて通常マイクで録る方が、下手でもよっぽど「生っぽい音」で録れるので。
また、ピンマイクは楽器の操作音やブレス音も(これも下手ほど…上手い人は、そういう演奏雑音が極端に少ない)全部録れてしまいますから、「生音ならぬ『生々しい雑音だらけ』」にもなりがちで、PA担当はそういう雑音対策にも追いまくられます。
下手な人は、生っぽい音以前にやたら雑音を立てるもので、ピンマイクはそういう雑音全部拾いますからね。
(でも、なぜか下手な人ほどピンマイク使いたがるんですけどね。本当に上手い人は、あんまりピンマイクは好まない人の方が多い。雑音嫌うから。)

で、マイクですが、「本当に『生音らしさが生きた音』が欲しい」なら、これくらいのマイク使わないとダメです。
http://www.audio-technica.co.jp/proaudio/instrum …
http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductDetail.a …
価格もそれなりですが、まぁ音も段違い。
コレに比べると、beta98h/cもpro-35も、まぁ「PA用の最低限」ですね。

そこは予算が…として、単純比較で耐久力があって音が太めなのはbeta98h/cです。
ただ、現実の運用では、beta98h/cは使用時に全チャンネルにファンタム電源が無いと使えない。
Audio-Technicaは電池パック付いてるので、ファンタムでも電池でも運用可能だし、このパックを演奏者がベルト等に付ければ、ケーブル捌きが楽。beta98h/cはケーブルを床に落として転がすしかないので、ステージで動きがある様なら、Audio-Technicaの方が運用上は若干アドバンテージあります。

最大音量レベルが一番高いのはbeta98h/cですけど、スペック的にはPro-35でも普通に使えばペットでも歪みはしません。歪む歪まないは、PA担当のミキサーワークの問題です。
ただ、下手で平均音圧が低いアマチュア演奏者だと、ピンマイクではミキサーである程度レベル上げておかないと他の演奏者とバランスが取れない。ところが、ここぞという所だけ、突然にやけに素っ頓狂な大音量出すのも下手の修正で、PAがそれに上手く対応できないとマイクではなくミキサーで音がしこたま歪みます。
ピンマイクが歪む…という話の原因の8割はこれです。これが下手なPA担当では(私も含めて)防ぎきれないから、演奏者とPAがそんなに上手くないなら、ピンマイクは益より害の方が数倍大きいんです。

生音に近く…というのも、このクラスのマイクではPAの事前セッティング次第です。
で、ピンマイクだと、演奏者が上手ければよいけど、下手だと今度はPAが相当ベテランでもない限り、逆に「生臭く」なるだけでちっとも「生音感が無い」ということになりがち。
何より、いくらマイクに凝った所で、PAミキサー~PAスピーカが、管楽器の生音を十分出せる性能(と、それを活かせるPA担当の腕)が無かったら、マイクだけ凝っても現場では「いかにも場末のPA」的な音からは脱却できません。

ま、個人的にはbeta98h/cよりはPro-35の方が、音が素直なのでセットアップしやすく「生音感を作りやすい」ですが、PA担当がピンマイクに全然慣れていなかったら、セット自体はbeta98h/cの方がミスが少ないでしょう。でも、ちょっと癖のある音です。
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