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政府円高対策にウルトラCはありませんか?

物凄い円高が進んでいて、その速度は急速で、社会が対応できるのか心配になります。

冷え込む内需に国内販売を諦め、海外、特にアジア向けの輸出を増やし、なんとかのりきっていると認識しています。

円が他の通貨に対して高くなればなるほど、この道も閉ざされ、大変な事になるのではないかと思っています。



私自身は政府の為替介入の技術的な事について全く詳しくありませんが…

政府が紙幣を発行し、それを国債の返済にあてることはできないのでしょうか?

巨額化してる借金返済と円高対策が両方できるような気がするのですが…

たしかに、政府がそのような事すれば市場は大きく混乱すると思います。

しかし1ヶ月程度でおさまり、発行した額に見合ったところで、レートは安定すると思われます(多分)。

国債の購入者がほぼ日本人であるとすれば、迷惑をかけることも少ないし、信用低下も大きな問題ではないと思います。

延々と子供世代に借金を引き継いでいくのであれば、数ヶ月の混乱を覚悟して、このような政策を出すこともアリかと思うのですが…

不可能な要因があるのでしょうか?

可能だけど信用下落の問題から手を出さないだけなのでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (7件)

政府紙幣発行論ですね。

検討に値するアイデアであり、実際、多くの人によって検討されています。

個人的には、今の日本の状態(デフレ、財政赤字、円高)こそ、政府紙幣発行が正当化される殆ど唯一のシチュエーションではないかと思います。理由は質問者様が書いているとおり、借金返済・円高是正・デフレ脱却の一石三鳥の達成です。そもそもこれだけの借金大国が自国通貨高で苦しめられると言うのが異様な状況であり、修正するためにはこれくらいのことを実施してもバチは当たらないように思います。

但し問題点も従来から多く指摘されています。インフレの懸念は当然に出てくることですが、それはまあデフレ脱出が目的ですので、コントロールできるかと言う課題はあるもののとりあえず置いておくとして、最大の問題はモラルハザードだと思います。

モラルハザードには政府側のモラルハザードと国民側のモラルハザードの2つがあり、政府側はこの処置によって、今後際限無い放漫財政を続ける恐れがある。そうなると、今度こそ国家財政破綻への道が待っているでしょう。また、国民側からすれば、税金など取らないで政府が紙幣を発行すれば良いじゃないかと言うことになり、消費税増税(私は今は反対ですが将来的には必要になると思います)など絶対に導入される機運にはならないでしょう。その結果、麻薬中毒のように政府・国民とも政府紙幣発行に頼りきり、やがて円は信認を失って国を衰退させる・・と言うストーリもおおいにあり得る話です。

結局は、日本の政府・国民が共に十分に賢明であれば、政府紙幣発行は有意義だが、もしそうでなければ、将来の禍の種を残すことになると言うことかと思います。

これは個人の家庭で言うと、サラ金の利用にちょっと似ているような気がします。買い物に行って少しお金が足りなかった時など、サラ金を使えば、週明けにすぐに返済するのであれば大した費用はかかりません(業者によっては金利手数料無し)。しかし、そうやってサラ金カードを手に入れ、いつでもお金を引き出すことができるとなると、はたして自分の消費欲をいつまで抑制し続けることができるか?何かの拍子に誘惑に負けて、自分で制御しきれない金額を借りてしまうと、あとは破滅への一本道です。その恐れを本能的に感じているので、多くの人は、たとえうまく使えば便利であるとわかっていても、初めてサラ金から金を借りる時には躊躇します。その感覚は極めて健全だと思います。

しかし本当にどうしようも無い時には、サラ金に金を借りて当座をしのぐこともまた一策。
さて、日本はどちらの道を選ぶべきなんでしょうね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
たしかにモラルハザードの問題はきわめて重大ですね。

現状の出費を維持しながら、このようなウルトラCを用いても…

数年後に同じ結末にを迎えるわけで、

徹底的な支出の見直しと税制の見直しが必要ですね。

しかし… 日本の経済がこのまま疲弊を続け、ある日「破綻」と見なされたら、一気に円安がすすみ、

政府発行紙幣という施策も打てなくなるような気がします。

今… しかも早急に対応すべき問題なような気もするのですが…

そこまで小回りよく政府は対応できませんかね…

だめな政治ですね。

お礼日時:2010/08/26 21:49

>それくらいの事は覚悟してもらって良いと思います。


???
質問者さんは銀行に預金していないのでしょうか。
金融機関が国債に運用しているのはあなたの預金だって入っているのですが。
銀行1社がつぶれるだけなら国も預金者にペイオフできるかもしれませんがほとんどのところがそうなったら、結局は自分に迷惑が帰ってくるのですよ。
金融機関に金を預けている金がすぐに必要なだけ下ろせなくなるかもしれない。
銀行は苦しい経営だから足りない分を貸してくれるとは限らない。
ギリギリでやっている企業もつぶれてしまうかも。
他人事では済まない話です。
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この回答へのお礼

金融機関は困れば税金を投入してもらえる、企業(??)なので、何ら問題ないかと思います。

自分に迷惑がふりかかってくるのは、多少なりとも理解してます。

多くの国債をマトモな方法で返還するよりマシなのではないかと考えてます。

そこまで多大な借金を平然と積み重ねてきた政治システムには大きな欠陥があると考えています。

このままいっても、銀行や企業が潰れる可能性はあり、荒治療であっても問題を可決できる可能性があるなら、この円高時代にできることをやるべきかなって思います。

経済の信用がなくなって円安にふれてきたら、このような施策はできなくなるだろうですし…

何か良いアイディアでもおありですか?

お礼日時:2010/08/31 13:52

多くのマスコミは、円高をまるで疫病神のように報道していて、それを真に受けた単細胞がこのような質問をしてくるわけなのだけれど、ほんとうに円高は悪いことなのでしょうかね。


この夏に海外旅行をして来た人はみんな円高の恩恵を受けているし、日本は膨大な量の原油を輸入して、それで総ての人が恩恵に浴している。円高であるが故に原油価格の相場が70から80ドルという高価格で推移しているにもかかわらず、ガソリンも軽油も安い価格で買えている。
原油以外の石炭や天然ガスも当然安く買えるので、猛暑の中でもみんな気軽にエアコンを付けて涼しい中にいることができている。
もし、これが逆だったらどうなるか、ありとあらゆるものの価格が暴騰し、みんなギャアギャアと不満を述べ、馬鹿なマスコミは政府に向かって円高に!と叫び大騒ぎをするに決まっている。
マスコミは、騒ぎ立てて人々の耳目を集めることによって彼らの生活が成り立っているのだ、と言うことがわからないぼんくらがあまりにも多すぎるから困るのだ。
円高と言うことは、世界中の人が日本の経済を信任してくれていると言うことなのだから、本来誇るべきことなのだ。残念なことに、それほど誇れるほどに日本の経済が良いわけではないのだけれど、相対的に日本の方がましだと言うことで信任を受けているわけなので、その点がチト残念なことではあるのだけれど、これほどまでに大騒ぎをして政府が無能だの日銀がどうのと騒ぎ立てなければならないほどのことなのか、と言いたくなる。
こうした状況になると、きまって馬鹿がすぐに為替介入をと言うが、それは莫大な税金を投機家にくれてやれと言っていることと同じなのだけれど、この意味がわかって言っているのか!と怒鳴りつけてやりたくなる。
かつて、さんざん為替の介入をし、その結果途方もない金額の損を出したことをなぜ報道しないのか。このあまりにも無責任きわまりない大バカとしか言いようのないマスコミの言うことなど、決して真に受けてはいけないのだ。
また、円高で潤っている業界もたくさんあるわけだけれど、そういう所は何も言わない。
このままでは輸出企業がみんな国外に出て行ってしまう等と言ってあおり立てる馬鹿もたくさんいるけれど、もし、ほんとうに輸出企業の総てが国外に出て行ったら、勿論そんなことはあり得ないけれど、あり得ないことが起こったと仮定した場合には、円は暴落するので、海外にでていった企業は採算がとれずに大慌てて戻ってくることになる。
実際に、円高で出ていった後に円が下がって非常な困難な状況に追い込まれて日本に戻ってきたといった経験をしている企業は少なからずあるわけで、マスコミの馬鹿の言うがままに動いて酷い目にあった会社は二度と同じ轍は踏まないと思っているに相違ないのだ。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

恩恵を受けてる企業と受けてない企業はが、半々だったとしても、

円高に振れてる今は、膨大な借金を返す、大きなチャンスだと思っています。

円高で潤ってる会社がたくさん税金を払ってくれて、赤字が解消するのであれば、おっしゃるような話も理解できますが…

膨大な借金の前では、焼け石に水のレベルかと思います>潤ってる会社が収める税金。

倒産やら混乱やら色々でてくるとは思いますが…

後世に膨大な借金をのこしながら、このまま徐々に破綻していくよりは、良いように思います。

円高デフレ不況の状況でどのような、プランで累積赤字を減らしていけるのでしょうか?

お礼日時:2010/08/26 22:04

政府紙幣発行で経済をコントロールしてうまく行った前例を私は知りません。



景気とは読んで字のごとく「気」という文字が入っているように気分の問題なのです。一旦インフレスパイラルに突入してしまうと思惑を外れて暴走するのは目に見えています。一ヶ月やそこらで収拾なんかとても無理ですね。はっきり言ってリーマンショック以上の大恐慌になると思いますが、インフレ以外に国債を減らすのは無理だというのも事実です。

ということはいつかやって来るんでしょうね・・・・
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この回答へのお礼

僕も高校までの歴史でしか世界史を勉強していませんが、うまくいった例は聞いたことありませんね…

逆に破綻の例は、よく学んだような気がします。

ただ… 過去の破綻の状況とは大きく異なるような気がします。

デフレが進行し円高も急激に進んでるわけで…

国内の企業の内部保留や、家計に多少の余裕があるような今なら…

とは思います。

どのみち将来インフレが来れば、借金の問題は解決するんですかね…

周りが先に倒れて、インフレ時代なんて本当にくるのでしょうか。

お礼日時:2010/08/26 21:59

紙幣の発行は日銀でないとできません。


貨幣の発行ならできます。5万円玉でもつくりましょうか(笑)。

まあ冗談ではなく、インフレ誘導論やそのための紙幣増刷は議論されています。
というのも日本の紙幣発行量は極端に抑制されていて、それが円高や景気低迷の一因となっています。
というわけで紙幣発行量を増やすのは検討に値するのは確かです。

まあ数ヶ月で国債分の紙幣を供給したら、とてもじゃないけど混乱は数ヶ月じゃ収まりつかないでしょう。
それはいくらなんでも極端すぎます。
海外の金融機関等が保有する日本株式・債券の価格が暴落するので、連鎖倒産~世界恐慌という流れもありえます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

世界恐慌の前に、この国が膨大な借金の前に破綻してしまいそうな気がします。

周辺国も同じような施策をとるのであれば、早めに手をうったほうが良いのでは…

「数ヶ月で国債分」は大げさにしても、このままだまって良いタイミングを逃すのは、なんか気になります。

技術的には、徐々にやりながら市場の様子を見極めながら進めるのがいいのか、

混乱覚悟で一気にやるのがいいのかわかりませんが…

ありがとうございました。

お礼日時:2010/08/26 21:54

>国債の購入者がほぼ日本人であるとすれば


質問者さんの認識が間違ってますね。

財務省の資料から
http://www.mof.go.jp/jouhou/kokusai/saimukanri/2 …
3.保有者層の多様化のPDFを見ると日本人個人で保有しているのはたった5%程です。

つまり迷惑が大きくかかるのは銀行や生損保会社、年金に影響が出ます。
質問者さんはそれで平気ですか?
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>国債の購入者がほぼ日本人であるとすれば


質問者さんの認識が間違ってますね。

財務省の資料から
http://www.mof.go.jp/jouhou/kokusai/saimukanri/2 …
3.保有者層の多様化のPDFを見ると日本人個人で保有しているのはたった5%程です。

つまり迷惑が大きくかかるのは銀行や生損保会社、年金に影響が出ます。
質問者さんはそれで平気ですか?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

個人への影響は少ないのでは、むしろ好都合ですね。
銀行や保険各社は経営が苦しくなると税金が投入されてきた借りもあるだろうし、
それくらいの事は覚悟してもらって良いと思います。

後世へ膨大な借金を残すことと天秤にかけたら…

あまり大きなリスクではないように思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2010/08/26 21:43

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