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液晶TV画面をデジカメの液晶で見ると、今までのブラウン管TVでは黒い帯が上から下へゆっくり動いて見えたのが、液晶TVでは見えません。これは液晶TVは画面の上から下への走査線が秒35コマの動き方がブラウン管と液晶で違うんでしょうか。素朴な疑問ですが誰か分かる方教えて下さい。

A 回答 (3件)

一般的には30だと思うのですが、特殊な機材でしょうか?



ブラウン管
パッと光ってすぐ消える光を高速で点滅させています。
秒間30のインターレス表示(偶数列だけを表示してから奇数列を表示。チラツキの原因にも)

液晶
常時点灯している光(例:太陽光とすると)
を映像にあわせて遮って(ブラインドの開け閉め)
います。
秒間60のプログレッシブ表示(走査線の順番に表示)

そのため、一瞬一瞬で映しているブラウン管をビデオで撮る(デジカメの画面で見るなど)と、光っていない場所黒帯が見えます。
液晶は常に光っているものを撮るため、そのまま映像が見えます。いうなればヌルヌルと映像が変わっていくため、画面にもそのまま表示されます。

ちなみに
最近の倍速液晶などの中には高速点滅のものもあり、それを映すと画面が点滅するように映る事もあります。

どちらにせよ、テレビ側・デジカメ側の機材によって映り方は異なりますので、一般論で回答しました。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます。素朴な疑問がとけました。走査線は秒30コマなんですな。私の勘違いでした。

お礼日時:2010/09/26 10:57

表示方式が液晶はホールド型でブラウン管はインパルス型による違いです。



ブラウン管は全面が同時に表示されているように見えますが、実は一瞬しか表示していません。
人間の目が速度についていけないためあたかも全画面に表示しているように見えます。
デジカメはシャッターにより一瞬の画像を取り込むためブラウン管が点灯していない所が見えてしまいます。
(移動している物体が変形しないようにするためデジカメのシャッターは必須です)

それに対して液晶はホールド型のため書き換えない限り表示状態を保ちます。
そのためデジカメの表示で黒い部分は発生しません。

しかし液晶はそのホールド特性が残像となるためスポーツなど動きが速い映像に弱いとされていました。
今は2倍速、4倍速で液晶を駆動して残像を抑えているテレビが多くなりました。

参考
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/200809 …
(原文:http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/200809 …
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ブラウン管は、実は「ある一瞬で光っているのは、点1個だけ」なのです。



光っている点が上から下に、左から右に「色を変えながら、超高速で移動」しているのです。

人間の目は「色を変えながら、超高速で移動している光の点」を追尾、認識する事ができないので「画面全部が同時に光っていると錯覚する」のです。

デジカメも「色を変えながら、超高速で移動している光の点」を完璧に追尾できず「残像により、ある範囲が、帯状に光っている」ように映ります。

で、残像が残らず「光ってない部分が、光ってないように、正しく撮影できた部分」が「黒い帯」になります。

デジカメのプレビュー画面の「動いている絵」を見た場合、ブラウン管を映している時は「高速で動いている光の点の残像」がデジカメに映ります。
 
この時、ブラウン管が1コマ分を映すタイミングと、デジカメが動いている絵をプレビュー画面に1コマ分を映すタイミングに差があると、その「差」が「黒い帯の移動」として映ります。

もし、デジカメの反応速度が超高速で、ブラウン管の光の点の動きよりも早くプレビュー出来たしたら「ブラウン管を撮影すると、常に真っ黒で、一箇所だけ光ってる絵」になる筈です(但し、光の点が超高速で動いているデジカメのプレビュー画面を人間が見ると、残像により、普通の画面に見えてしまうでしょう)

液晶TVの場合は、液晶の上のシャッターが開閉する事で「何色に光るか」が決まり、ほぼ常に光り続けています(黒い部分も、かすかに光が漏れていて、非常に薄~~~く光ってます。この「漏れ」を少なくするのが大変なのです)

ですので、液晶テレビの画面を映してプレビューしたときは「常に液晶パネルの全面が光っている」のがデジカメに映るので、黒い帯は見えません。
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