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ミステリー初心者にお勧めの本を教えてください。
はじめまして。
本日、米澤穂信さんの「インシテミル」を読み終えました。
とても楽しめたのでミステリー方面の小説を色々読んでみたいなと思っているのですが、
自分で推理を楽しむというより、
話の展開についていきながら、実はあんな伏線があったんだ!
といったような驚く仕掛けがあるような本はありますか?
難しい注文ですみません。。
クリスティの「そして誰もいなくなった」やミスマープルのものは幾つか読みました!
また、横溝正史さんや東野圭吾さん、伊坂幸太郎さんのミステリー系のものもよく読みます。
江戸川乱歩なども気になっているのですが、難しそうでなかなか手が出せません。。
海外、日本問わず色々教えていただけると嬉しいです!

A 回答 (4件)

正統派ならばエラリー・クイーンがオススメです。

私が特に好きなのはタイトルに国名が入っているシリーズのひとつ、「チャイナオレンジの謎」です。身元不明の男が密室で殺されており、部屋の中は男の着衣をはじめとして、なにもかもがさかさまになっていました。一体だれが、何のためにこんなことをしたのか?あっと驚くトリックはきっとお楽しみ頂けると思います。
それから、自他共にクイーンの信奉者とみとめる有栖川有栖。京都の大学で犯罪社会学を教えている火村助教授の短編(これも国名シリーズがあります!)も面白いですが、現役大学生の江神二郎さんを探偵とした「学生アリスシリーズ」が最高です。現役といっても現在大学八年生、どこか謎めいた雰囲気のミステリクラブの長老で、ワトソン役のアリス(作者と同姓同名なのもクイーンのオマージュです)曰く、「謎そのもの」。密室連続殺人ものの長編も、日常的な謎に首を突っ込む短編も楽しめます。問題編のあとにはおなじみ「読者への挑戦」もありますよ。


少し変わったものでいうと、パット・マガーの「被害者を探せ!」でしょうか。時代は第二次世界大戦下の、とある辺境の島。退屈な毎日を送っていた海兵隊員である「ぼく」は、荷物が包まれていた新聞に、以前勤めていた会社の社長が、元同僚を殺したという記事が書かれているのを発見します。しかし、肝心の被害者の名前がありません。本国に連絡を取り、返事がくるまでの間の暇つぶしとして、兵隊たちは「被害者当てゲーム」をはじめます。


もっといろいろありますが、長くなってしまったのでこれだけ。長文失礼いたしました。面白いと思える本に出会えることを祈ってます。
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チェスタートンのブラウン神父シリーズは、短編なのにトリックも面白く、オススメかと。



あと、エラリークィーンは、長編は本気の本格派ですが、短編集はトリックだけが裸で書かれたようなシンプルな構成です。文学性にこだわらない方ならオススメです。

ヴァン ダインは、難解ですが、推理小説のフェアさを確立した人なので、あとがきだけでも見ておきたい人です。わりとフェアさを無視しがちなクリスティの対極にいる人です。
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有栖川有栖さん


加納朋子さん
等はいかがでしょうか
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レベル1


・西村京太郎
・山村美沙
・赤川次郎

レベル2
・横溝正史
・アガサ・クリスティ

レベル3
・江戸川乱歩

レベル4
・コナン・ドイル
・ウィリアム・アイリッシュ

レベル5
・エドガー・アラン・ポー

私の推薦は以上ですね。
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