dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

最近ふと、中学の時、音楽の先生が話してくれた小説の内容(SFものって言ってたような)を思い出して探してみたのですが見つかりません。タイトルが分かる人がいたら教えて下さい
内容は以下の感じです。

”ニューヨークの高層ビル街に20階建てのビルのオーナーがいた。ニューヨークの高層ビル街の20階建ての建物は回りと比べると非常に低く奥まった場所にあったので目立たなく、テナントがほとんどいない状態だった。
ある日、オーナーの所に部屋を借りたいという男がやってきた。その男の身長は異常に高く顔も青色で非常に不気味な男だった。オーナーは気味が悪いので断ろうと思っていたが、「13階フロアーを1年間借りたい」と言う言葉に考えを変えた。通常アメリカの建物は13というのは不吉の数字のため使われていない、12階の次は14階になっている。オーナーのビルも例外なく13階などある訳がなかった。が、オーナーは今までにない好条件にその男のオファーを受けてしまった。そして、その男に「ニューヨークの法律でフロア全体を借りる場合は契約期間は解除できない(ウソ)、料金も前払いで頂く」と伝えると、男は承諾し旅行カバンいっぱいに入った現金をオーナーに渡した。現金に目を奪われていて、ふと気づくと男の姿が見えなくなった。既にエレベータに乗り込んだらしくエレベータのフロア数が上がっていく。オーナーはドキドキしながらデジタルの数字が上がっていく表示を見つめていた。...10、11、12 「文句言われたら、14階を13階と言い張れば、、、」とか「男が暴れだしたらどうしよう」とか色々な考えがめぐっている内に、エレベータは止まった。あるはずのない13階に、、、オーナーは驚き固まっていると、今度はエレベータが13階から降りてきた。そして男はオーナーに笑顔で「いい部屋だった。気に入ったよ。後日、荷物の搬入するから」と、言い残しビルを去っていった。オーナーは状況が全く理解できなかった。「13階?あるはずないのに」エレベーターに乗り込み13階のボタンを探した。あるはずもない。オーナーは何度も何度もエレベータを往復した。それこそ一晩中。でも結局13階に行くことはできず、翌日に管理室にぐったりしてうたた寝をしていると、男と搬入の業者がやってきた。エレベータに乗り込むと、やはり13階に止まった。それからオーナーは13階のことが気になってしょうがなかった。だが、何回試みても13階には止まらない。しかし、男に用事のある人間は13階に行くことができる。「何か無いのか、何とかしていけないのか」そう考えているうちに契約の1年が終わろうとしていた。男が契約完了の最終日ついに、その男と13階に行く用事を思いついた。オーナーは男に「貸した部屋の状況(破損が無いか)を確認したいので13階を見に行きたい」と言うと、男は了解し2人はエレベータに乗り込んだ。男は13階のボタンを押した。オーナーはびっくりし13階のボタンをまじまじと見つめた。男は不思議そうな顔をして「どうしたんですか?」とオーナーに尋ねた。オーナーは「いや、なんでもない」と平静を装った。
やがて13階に着いた。オーナーは部屋のあちらこちらを見回した。他のフロアとなんら変らない。一室の窓を開け下からも上からもフロアを数えたが、どう数えても自分のいるフロアは13階だった。オーナーは好奇心いっぱいにフロア中を見続けていると、男はいい加減うんざりしたらしく、「問題無いなら帰らせてもらうけど」とオーナーに伝えた。オーナーも13階についての興味が尽きず男に帰ってよいことを伝えると男はフロアから立ち去った。しばらくしてオーナーは満足し管理室に戻ろうとした。しかしエレベータのボタンをいくら押してもエレベータは13階に止まらなくなった。何回押しても12階から14階、14階から12階しかいかない。あせったオーナーは窓を開けるが、透明の壁があり窓から手を出すこともできない、、、オーナーはその場にへたり込んでしまった。"

だいたいこんな内容でした。

A 回答 (2件)

SF 13階 奇妙な味 をキーワードにネット検索してみました。



どうやらお訊ねの作品は、ウィリアム・テン(William Tenn)作、"The Tenants"のようです。

1977年刊行の福島正美編、海外SF傑作選『ファンタジーへの誘い』、講談社文庫に『13階』の題で収録。

また去年刊行の仁賀克雄編、ハヤカワ・ポケット・ミステリ1824『新・幻想と怪奇』に『奇妙なテナント』の題で収録。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。普段全く本を読まない為、探し方が分からなかったので助かりました。本屋で探してみます。

お礼日時:2010/10/26 23:36

ショートショートで、似た内容を読んだ記憶がありますが、思い出せません。


ただ、ストーリーの作風は、フレドリック ブラウンが思い浮かびます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
フレドリック ブラウン調べてみます。

お礼日時:2010/10/24 12:18

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!