電子書籍の厳選無料作品が豊富!

以前 老犬の体の捻りの症状でお世話になりました。

症状は改善されず思い立って別のA獣医さんにかかったところ 
認知症・脳の活性化に良く効く薬があるが「うちではセキュリティなどの関係で置いていません、扱っているところも少ないけれど 当たってみたらどうですか?」と言われ 「体の捻りなども改善されると思いますよ」とのこと。
麻薬・劇薬的なニュアンスでの説明でした。薬の名前は わかりません。
(私のところでは 診察しても患者さんの期待に応えられないのでと 診察はしませんでした。 
勿論料金も取らずに 丁寧に説明をしてくださいました)

自分なりに調べましたが分からず 他の症状が出たので かかりつけの先生の所へ行き 治療の合間に この薬の事をそれとなく聞いてみたところ はっきりと「認知症の薬はありません」と言われ  
色々と説明をしてくださり 聞いている間はそれなりに納得したのですが・・・

A獣医さんの説明・話があまりにキッパリと言いきっていたので なんとなく腑に落ちないままモヤモヤしております。

認知症の犬を抱えている方で このような話をきいたことがある方はいらしゃらないでしょうか?

A 回答 (4件)

今から述べることは、大変受け入れ難い事実であることを覚悟してください。



まず、獣医の知識というか農学部獣医学科で学ぶのは、牧畜のための病理学と、農産物の害虫駆除のためのに作られたものです。
食肉や、牛乳や、軍馬や、毛皮などのためです。
したがって、世界中の獣医は、牛、馬、羊、鶏以外の動物に関しては、未だに手探りのまま治療しているのです。犬や猫といったメジャーな動物ですら、ここ2、30年のあいだに何とか経験を積み上げてなんとなく「こうすればこうなる」の積み上げが、学会の発表会や論文の雑誌掲載によって広まってきたのです。

「こうすればこうなる」の根拠は、人間の治療の応用です。ヒトの体重に対する薬の重量に対してこの動物の体重にたいする薬の分量はとか、爬虫類の血流は哺乳類と違うから麻酔は上半身に打つとか。

しかし、去年の宮崎県の口蹄疫の事を思い出してください。畜産に関するウイルス対策ですら未完成です。ましてや犬猫は。

その証拠があります。人間用の薬は、まずネズミで実験し、犬や猫で実験し、サルで実験し、臨床試験に立候補した人間で実験します。つまり、人間に利く薬は他の動物にも効くのです。

というわけで、動物への薬は、人間用の物を流用します。そのほうが、「○○動物用の薬」として認可を受けるよりも早く許可をとれるのです。というか、町の薬局で買えばよろしい。難しい薬は個人輸入します。

ましてや、アロマテラピーなどの代替医療は、人間と同じでなんの効き目もありません。「治った」という「患者(あるいは飼い主、家族の喜びの声が続々」という広告です。これがいいよという人がいるかもしれませんが、

ボケた爺さんに、いい匂いのする油を塗って、何がどうなりますか? インチキ医療にすがりたい気持ちもわかります。うちの猫も22年の寿命をまっとうしましたが、最後はよぼよぼで毎日失禁していました。でも、いつもどおりに飼ってました。私の寝室の扉をガリガリ爪を立てて開けて、ふとんの上にに丸くなって寝てました。

でも、それが自然なことでしょう。

認知症の治療は人間相手にすら確立されていません。ましてや獣医が専門とする牛馬羊鶏の治療にも確立されていません。ましてや犬猫にも。そして、医療ですらない、「代替医療」などはもってのほかです。
人間の認知症の治療法すら、牛ですら、馬ですら、羊ですら、鶏ですら、確立されていません。ましてや、犬に・・・。

あなたにその治療を勧めた人がいるならば、

「いい人が、正しい人とは限らない」

この言葉を肝に銘じておきましょう。お金をだまし取られないように気をつけましょう。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

お礼が遅くなりました。

厳しいご意見をありがとうございます。
自分の中で葛藤している痛い所を指摘されてしまいました。 

「いい人が、正しいとは限らない」 肝に銘じておきます。

貴重な回答 ありがとうございました。

お礼日時:2011/01/26 16:51

そもそもアニプリルの情報が微妙に間違っています。


認知症治療薬ではありませんが、かなり以前に承認され
動物用治療薬として多くの動物病院で使用されています。

本当に知りたいことがあるなら
ここではなく、なぜ専門医に直接質問しないのですか?
しつけに関することならともかく、
病気や薬に関してわからないこと、知りたいことがあるなら
専門医と話すのが近道でしょう。
何も担当医だけが専門医ではなく、
世の中には沢山の獣医師がいます。
どの先生も必死な声には必ず耳を傾けてくれます。
北海道でも沖縄でもネットや電話で話ができるでしょう。
獣医だけでなく、人間も医師でもいいじゃないですか。

私は犬の介護中には担当医以外に50以上の獣医にコンタクト取りました。
どの獣医さんも丁寧な対応をしていただきましたよ。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

「アニプリル」の情報は自分なりに調べたつもりですが 不十分だったのでしょう。 他のサイトを検索、質問をしてみたりもしたのですが なかなか我が家の症状や求める答えに行き着かずこちらで質問させて頂きました。

確かに全国色々な形でコンタクトを取れる時代です、たくさんの専門医もいます。 数人ですがコンタクト取りましたけれど・・・50以上の丁寧な対応して頂けたgoyoumatu様がうらやましいです。

頂いた回答を参考に 道を探して行きたいと思います、ありがとうございました。

お礼日時:2011/01/26 17:17

むずかしい問題ですよね。


人でも世界の研究者が必死なって治療薬を開発していますが、まだ時間がかかるようです。
さて、犬の認知症ですが、高齢化に伴いますます問題になってきています。
参考ですが、ある東洋医学を専門とする動物病院の先生が創案したメディカルアロマテラピーのオイルがあります。
ためしてはいかがでしょうか。
なにごとも百聞は一見にしかずといいます。
参考までURLをご覧願います。

参考URL:http://blog.livedoor.jp/genkivet/archives/cat_96 …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答 ありがとうございます、お礼が遅くなり申し訳ありません。

教えていただいたURL参考にさせていただきます。

お礼日時:2011/01/26 09:25

恐らくアメリカFDAで承認されたファイザーの「アニプリル」のことかと思います。



http://www.pfizerah.com/Product_Overview.aspx?dr …

自分が調べた限りでは日本で承認されたという確認が取れませんでしたので、そのあたりの事情はあるかもしれません。処方してらっしゃる獣医さんはいらっしゃるようですので、他の病院で聞いてみてはいかがでしょうか。最初に教えていただいた病院に、心当たりがないかどうか問い合わせてみるというのもひとつの方法だと思います。

ご参考まで。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
「アニプリル」 私も行き着いたのですが・・・

日本では承認されていないのに 処方してくれる病院があるんですね。

その辺りの関係でしょうか、掛かり付けの先生も御存じなく、A獣医さんもはっきりと答えていただけなかったので、どう進んでよいやら不安で行き詰まってしまっていました。
「アニプリル」でもう1度しっかり調べ 先生と相談してみます。
教えて頂いたことで道標ができ あらためて「がんばろう」という気持ちになりました。

ありがとうございました。

お礼日時:2011/01/25 18:18

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!