伴信友の方術考説

江戸時代の国学者である伴信友が著した『方術考説』には

「マジナヒ、こは物実を構えて、それにまじこり肖しめむと、のろひてする術、但しノロヒは凶からしむ方にのみするを此は吉凶ともにするなり」

とあり、その物実を「マジモノ」というとある。

とWikipediaにあります。

「」の文を訳すとどう訳せますでしょうか。
ものざねがマジモノとはどういうことなのでしょうか。

No.1 ベストアンサー 回答者： kine-ore 回答日時： 2011/02/05 09:29

まじない、それは（相手の身に着けていた物品のように）彼の者の由来の事物を用意して、それに対して（災いなど）を呼び込み（相手に）影響を及ぼさせるように呪って行う方術である。

ただし、呪い自体は相手に対して禍々（まがまが）しさを及ぼそうとするやり方を指すが、蠱（まじな）い自体は（相手に対する）安全開運や健康回復などの吉方（恵方）祈願との方向もあり、凶事にかかわるだけではないものである。

この回答へのお礼

大変参考になりました。
ありがとうございます。

お礼日時：2011/02/05 14:26