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 日本語を勉強中の中国人です。「時間+いっぱい」の使い方について教えてください。これはどういう意味でしょうか。後ろによく「で」が来るのでしょうか。「に」や「は」などが来ても大丈夫でしょうか。この表現は「時間+まで」と「時間+までに」との違いは何でしょうか。たとえば、「三月いっぱい」、「三月までに」、「三月まで」の違いは何でしょうか。

 また、質問文に不自然な表現がありましたら、それも教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

A 回答 (5件)

「いっぱい」は、「ある期間内の限度ぎりぎりまで」という意味です。


結果として期限も表わしますが、「一定の期間中ずっと〇〇する」というニュアンスが伴ないます。
「まで(に)」は、「到達点として期限を区切る」というニュアンス。

「三月いっぱい」とは言いますが、
「三月三十一日いっぱい」とは言いません。
「三月三十一日まで」と言います。
これが「いっぱい」と「まで」の大きな違いです。

1.
「三月いっぱい仕事が忙しい」
三月の範囲ぎりぎり(=3月31日)まで仕事が忙しい。

2.
「〇〇いっぱいで△△」
「〇〇の範囲ぎりぎりを過ぎたら、△△」
という意味。

「三月いっぱいで、彼は退職します」
三月の範囲ぎりぎり(=3月31日)を過ぎたら、彼は退職します。
という意味ですが、単に期限を言っているのではなくて、
三月の末ぎりぎりまで仕事をした後、彼は退職します。
というニュアンスです。

3.
「〇〇いっぱいに△△」
「〇〇の範囲ぎりぎりの期限内に、△△」
という意味。

「三月いっぱいに、この仕事を終えなくてはならない」
三月の末ぎりぎり(=3月31日)までの期限内に、この仕事を終えなくてはならない。
という意味。

4.
「三月いっぱいは、仕事が忙しい」
1の強調形です。
「三月いっぱい」を特に取り立てて主題にしています。
1よりも一般的な表現です。

5.
「〇〇まで△△」
「(現在から)〇〇という到達点に達する期間△△」
という意味。

「三月まで仕事が忙しい」
現在から、三月(という到達点)に達する期間、仕事が忙しい。
達した後も含まれるので、現在~三月三十一日まで忙しい。
ということになります。

「明後日までお祭りだ」
今日から明後日(という到達点)に達する期間、お祭りだ。
達した後も含まれるので、今日・明日・明後日の3日間がお祭りの期間になります。

6.
「〇〇までに△△」
「(現在から)〇〇という到達点に達する範囲内で△△」
という意味。

「三月までに彼は退職します」
三月(という到達点)に達する範囲で彼は退職します。
という意味。
達した後も含まれるので、3月31日までの間に退職することになります。
ただ、「までに」は「まで」よりも『「到達点」を重視した言葉』なので、3月のあまり遅い時期だと、間違いとは言えませんが不自然な印象を与えます。
3月上旬あたりまで、と考えるのが妥当でしょう。

「この仕事は明日までに終わらせます」
明日(という到達点)に達する範囲で、この仕事を終わらせます。
という意味。
達した後も含まれるので、明日中に終わらせることになります。
ただ、「までに」は「まで」よりも『「到達点」を重視した言葉』なので、明日のあまり遅い時間だと、間違いとは言えませんが不自然な印象を与えます。
出社してすぐ、あるいは、午前中あたりまで、と考えるのが妥当でしょう。


一箇所だけ添削の必要がありますね。

>この表現は「時間+まで」と「時間+までに」との違いは何でしょうか
→この表現【の】「時間+まで」と「時間+までに」との違いは何でしょうか

「この表現」を「の」を使って「違い」に掛けてやると、すっきりした正しい文になります。

「は」を生かす場合は、
・この表現は、「時間+まで」と「時間+までに」と、どのように違うでしょうか。
のようにする必要があります。
『この表現は【「時間+まで」と「時間+までに」と】どのように違うでしょうか。』  
という構造です。

ふきのとう・・・。
こちらは今日また!雪でしたが、季節はもう春ですね。^^
 
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この回答へのお礼

 ご丁寧に回答していただきありがとうございます。だいぶわかるようになりました。大変参考になりました。本当にありがとうございました。そちらはもう淡雪の季節ですね^^。

お礼日時:2011/03/11 15:40

 まず[時間]と[いっぱい]が実は一纏めではないケースがありますよね。


 たとえば「まだ時間いっぱい」と言った時には、おそらく
「時間がまだいっぱいのこっている」というイミであろうとおもいます。
 でも今回は[時間][いっぱい]を一纏めの言葉として使うケースの問題ですよね。

「時間いっぱい」という一纏めの言葉は主に「終了時刻」をイミします。
 そして[まで]と[までに]にはつぎの様な違いが有ります。
 時間いっぱいまでやる。 与えられた時間の終了時刻までずっとやりつづける。
 時間いっぱいまでにやる。 終了時刻までの与えられた時間内のどこかでやる。

 そして「時間いっぱい」という言葉は「終了時刻」のイミをひろげて
「与えられた時間の全て」というイミでも使われるとおもいます。
  時間いっぱいでやるだけだ。(与えられた時間でできることをやりきる)
  時間いっぱいにあがいたが。(与えられた時間フルにあがいたが…)*
  時間いっぱいはがんばるよ。(終わったらたぶんもうがんばらない)
 この様に[で][に][は]は各々の役割通りにどれも通じるとおもいますよ。

「三月いっぱい」も同様に「三月末」というイミと
「与えられた三月の全て」というイミがありそうですね。
 [まで]や[までに]がつづけば前者と捉えればよいのではないでしょうか。

* 「時間いっぱいになってからあがいたが…」なら
「終了時刻(あるいは間際)になってから今更あがいても…」になるでしょう。
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この回答へのお礼

 ご親切に回答していただきありがとうございます。とても難しいですね。大変参考になりました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2011/03/11 11:29

A)三月いっぱい+「で」


 ex)三月いっぱいで仕事を辞める
   =三月の末(3/31)で仕事を辞めること

B)三月いっぱい+「に」
 普通、三月いっぱいに、という使い方はしません。
 三月いっぱい+「までに」という使い方はあるかもしれませんが、良い使い方では無いです。
 子の場合、三月中に、という言葉が適当です。

C)三月いっぱい+「は」
 ex)三月いっぱいは他の仕事が入っていて対応出来ません
  =三月の末(3/31)までは他の仕事が入っていて対応出来ない
 ※後半に来る文を否定する場合に使用。他のパターンはちょっと思い浮かびません。

D)三月までに
 2つの場合が考えられます。
 (1)三月になるまでに、の意
  この場合、二月の末(2/28,29)までに・・・
 (2)三月の末までに、の意
  この場合、A)と同様の意になります。

E)三月まで
 D)とほぼ同じ

以上のような感じですが、如何でしょうか?
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この回答へのお礼

 早速のご回答ありがとうございます。いろいろありますね。ちょっと覚えにくいです。参考になりました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2011/03/10 17:24

3月いっぱい = 3月中、3月31日end、4月1日のときには終わっている



「3月まで」 =「3月(になる)まで」で「なる」がかくれています = 2月中(2月28日がend)です
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この回答へのお礼

 早速のご回答ありがとうございます。大変参考になりました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2011/03/10 15:18

時間+いっぱいのいっぱは限度をあらわします。


3時いっぱいで仕事を切り上げよう。と言えば=3時ぎりぎりまで仕事をする。
なんとか頑張って6時いっぱいで終わらせよう。=6時で終わるよう努力しよう。
「に」は使えますが、「は」は、使いません。

には6時にとか12時までにとか時刻や時間関係 期間に使われます。
5月にOOに行きます。三年前にOOから帰りました。
そろそろ収穫の時期になった
時間 時期、期間

3月まで=2月いっぱい
3月いっぱい=4月まで

3月まで休みます。3月までに仕事をかたずけます
3月まで日本に滞在します。3月までに中国に帰ります。
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この回答へのお礼

 早速のご回答ありがとうございます。難しいですね。参考になりました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2011/03/10 15:15

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