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韓国ドラマを よくみています。

前から 疑問に思っていたのですが 韓国語に日本語が混じっているのを

よく 耳にします。これは いつごろからの ことなのでしょうか?

第2次大戦の 日本が統治していた影響なのでしょうか?

詳しい方、お願いします。

自分でも 調べてみますが・・・・

A 回答 (7件)

整理すると、古い方から、



(1) たまたま、韓国の固有語と、日本語が似ているケース(かなりレアです)
(2) 中国から、共通して入ってきた(中には半島経由のものも)漢語、発音は結構違うけど、中には似ているものもあり、
 似ているものだけでも、トータルでは、相当な数になります。
(3) 明治以降に、日本でできた、学問用の新しい漢語がとりいれられたもの、発音については(2)と同じ
 (ただし、日本で訓読みするそういう用語を、音読みで使っているものもあり、その場合は発音は全然違う)
(4) 日本のものが入っていって、韓国で名前ごと受け入れられたもの(含む・外来語)

(1)(2)は、統治時代とは無関係ですね。

(3)(4)などは、統治時代の影響がメインなのは、間違いありませんが、
(3)の場合は特に、科学技術用語や政治思想用語など、その前から、取り入れられていましたし(中国でも)、
戦後になってからのものも、そこまで少なくはありません。

(4)には、言葉が同じでも、違う形で受け止められているものも多いので、注意が要るかも。
「オデン」や「ウドン」は、韓国で通じると言えば通じますが、「ウドン」がほぼそのままなのに対し、
「オデン」は、う~ん、日本でも土地土地で名前が違うので、言いにくいのですが、
魚のすり身を油で揚げたもの、または、それを醤油味の出汁で煮た料理のことで、
「オデンウドン」というのもあります。福岡あたりでいう「丸天うどん」みたいなもので、
ローソンで売ってるアレではありません^^

外来語でいうと、韓国では、英語の発音をハングルで表記するときの原則がありますが、それから外れた奴もあり、大抵、日本経由で入ってきた奴です。
例えば、英語のfは、韓国ではパ行のように発音されますが、フェリーとファミリーマートは、日本語のファ行に近い音で発音され、そのように表記されますが、そういう奴です。
また、韓国語には、単語の最初に、ラ行の音が来ることはなく、ナ行かア行で発音されますが、ロッテ(創業者が在日韓国人で、韓国で戦後比較的早い時期から事業を展開、ホテルやロッテワールドも有名ですね)などは、その原則を突破しちゃいました^^ (実は、日本語にもラ行で始まる言葉はない、って知ってました? あれば、必ず、漢語か外来語、え、らっぱは?と思うかもしれませんが、実はこれも漢語で喇叭です)
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この回答へのお礼

WiredLogicさん 回答ありがとうございます。そして大変詳しい解説

ありがとうございます。とにかく 奥が深いです。勉強になりました。

お礼日時:2011/03/16 01:02

 #1です。

補足です。

 「靴」はただ「古い」と申し上げましたが。下記のように「くつ」が kutu から kutsu のような破擦音に変るのは下記のように中世以前の音韻変化です。したがって kudu と発音する韓国音は(d は母音に挟まれて起こる韓国語内の変化です)日本統治より遥か前の例だと思います。
   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E4%B8%96% …

 要するに日本語の語彙が、朝鮮語に入ったのは朝鮮総督府時代の一回だけではないというのが私の意見です。
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この回答へのお礼

SPS700さん たびたびの回答ありがとうございます。

質問した自分ですが、すごい専門的になってしまって恐縮です。

お礼日時:2011/03/16 02:51

>第2次大戦の 日本が統治していた影響なのでしょうか?



韓国併合による統治は1910年からですし、更にそれ以前から、日本は朝鮮を指導しています。
ということで、質問文から、日韓間の歴史に詳しくない方と判断して、回答させていただきます。

朝鮮に日本語が入ってきたのは、明治以降に国交が正式に結ばれ、官民での交流が増えたことが始まりですが、大きな変化はやはり日韓併合からだと思います。
併合については、よく誤解されていますが、日本は朝鮮を侵略も植民地にもしていません。
自らの失政で破綻した朝鮮が、併合を願い出てきたのを受け入れただけです。
併合時の施政も、教育を普及させ、衛生環境を改善して、生活水準を大幅に向上させており、韓国人が言っている略奪による過酷な植民地支配は捏造です。(それ以前に略奪できる程の資源も文化もありませんでした。)これらのことは、中国、韓国、北朝鮮以外の世界中が認め評価しています。

併合により、朝鮮人は日本人になりましたので、公用語として日本語を教えるのは当たり前です。
しかし、朝鮮語を禁止してはいません。禁止していたら、学校でハングルを教えたりはしません。
(ハングルは昔からありましたが、日本が普及させる前は全く使われていません。)

漢字の言葉についても、中国より日本由来のものが多いと思います。
実は、「金融」「投資」「抽象」などの言葉は、現代の中国でも使われていますが、これらの学問や研究で使う用語の60~70%は日本が発祥です。
これは、明治に日本が西洋文明を取り入れる為に、大量の洋書を翻訳して専門用語を日本語で作った造語に置き換えた為です。これらの事はアジアでは日本しか行わなかった為に、その後はそれらがアジアに普及していきました。
満州時代の交流も考えれば、他のジャンルの単語もかなり浸透していると思います。
漢字というハードは中国が作りましたが、ソフトを充実させたのは日本です。

併合以前は、独自の文字がなく公文書は漢文で記述されていましたので、中国由来の言葉も残っているとは思いますが。
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この回答へのお礼

469437さん 大変詳しい解説ありがとうございます。

また、自分の無知ぶりを恥じ入るばかりです。

もっと歴史を勉強します。

お礼日時:2011/03/16 00:57

イッパイ、マンタン、ドカタ、シタパリ(下っ端)、オヤジ、タマネギ...


お年寄りは普通に使ってます;
日帝時代の名残。
土木関係に多いですね、ニュースでハンバとか言ってたのにはびっくり。
日本から伝わったものだとそれに替わる韓国語をあてるより意味が通じるんでしょう。
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韓国ドラマで、ということであれば、大半は、たまたま発音が一致・類似している漢語でしょう。


安心(アンシム)とか、約束(ヤクソク)とか。

和製漢語が結構あるのも事実ですが、それは中国でも同様ですし、また、こういうのは日本語色が無きに等しいので、そうそう消えませんね。
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この回答へのお礼

tabideさん 回答ありがとうございます。発音が一緒なんですか?

なるほです。

お礼日時:2011/03/16 00:58

韓国語・朝鮮語では電源コンセントの事を「さしこみ」と言いますが、日本統治時代に半島の電化を推進したために、電気を知らなかった半島の人々が日本語の「差し込み」をそのまま彼らの言葉にしたからです。



その後、日本はアメリカに占領され、外来語利用推進がされた為に「差し込み」という日本語は使われなくなり、アメリカ人の真似してコンセントと呼ぶようになりました。

日本で使われなくなった日本語が半島で生き残っている例ですね。
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この回答へのお礼

Mokuzo100nennさん 回答ありがとうございます。

大変深いお話 勉強になりました。

お礼日時:2011/03/16 00:59

 ちょうど中国から日本に入った単語「行」が、入って来た輸入元、輸入の時、輸入者(仏教関係者か他の人だったか)で、修行の「ギョウ」だったり、旅行の「コウ」だったり、行灯の「アン」だったりするように、朝鮮半島とも付き合いが長いのでいろいろあります。



 古いのは「クドゥ」(靴)でこれは、日本統治以前に入った物だそうです。

 日本統治時代の物は多く「モチ」(餅)はその例です。夜「ヤクパプサシヨー、モチ」(藥飯はいりませんかあ、餅(は如何ですかあ)」という韓国版「夜鳴きうどん」の、心にしみいるような声を聞いた方もいらっしゃると思います。

 また韓国の国立国語院では、下記のように国語純化の見地から、日本語からの借用語をなくする方針を取っていることもあって、今後は減少するかも知れません。
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A0% …
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この回答へのお礼

SPS700さん 回答ありがとうございます。

参照ページ拝見させていただきます。

今回は ありがとうございました。

お礼日時:2011/03/16 01:03

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