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真空管アンプのP-P用アウトプットトランスの1次側B-P間の抵抗値が、各巻線間で8~10Ω程異なりますが、それで正常なものなのでしょうか?
両プレート電圧は同電圧で出ています。初心者に分かるように簡潔に教えていただけたらと思います。
宜しくお願いします。

A 回答 (3件)

それで正常です



ご存知のようにトランスはポリウレタン被覆の銅線をぐるぐる巻いて作られています。一層の巻き数が同じなら外側にいくにしたがって巻き枠が大きくなるので線が長くなり当然抵抗値は上がります。オーディオトランスはとても微妙で、P1-B1とP2-B2を磁気的に対称に巻いてあるので必ずしもテスター等で計った直流抵抗値が一致するとは限りません。ラックス社の解説にありましたが、トランスを設計するときに直流抵抗は考慮していないそうです。あくまでも“磁気的に対称”が最重要です。

出力トランスと真空管は直列に繋がっています。真空管は内部抵抗の低い三極管でも500~1キロオーム程度はありますので回路全体でみると出力トランスの直流抵抗の差はほんの数パーセントなのでプレート電圧はほぼ同じ値を示します。桁の多いデジタルテスターでよくみると違いはあります。
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この回答へのお礼

分かりやすいご回答ありがとう御座います。
直流抵抗は考慮しないことには、多少びっくりしました。

お礼日時:2011/05/12 15:47

はじめまして♪



インピーダンスとテスターで測定した抵抗値は違う物です。

トランスの構造上、一次、二次ともコイルです。 
ぐるぐる巻いた導線ですので、テスターで計れば電線の太さと巻いたコイルの距離による直流抵抗を視てますね。

球アンプのPP一時側には高電圧の直流が有ります。 その意味でテスターによる表示はその部分においては有効な電圧降下指数となります。

音声信号は交流ですから、各周波数に対する抵抗値、これがインピーダンスと表記してます。

トランスの規格で100Hz~10KHz 7KΩ とかです。

直流抵抗では無いんですよ~ん♪
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この回答へのお礼

ご回答ありがとう御座います。
直流抵抗とインピーダンスの違いも良く分かり勉強になりました。

お礼日時:2011/05/12 15:50

トランスにも依るのですが単純に説明します



コアに導線を巻いていき巻き始めAと巻き終わりC、その中間Bの3点に端子を設ける

B端子に電源を、AとCそれぞれを真空管のプレートへ、イメージはこんな感じです

BとA及びBとCのコイルの巻数は同じです、インピーダンスを同じにするため

しかし、コイルは同芯上に巻いていくので外周ほど一回当たりの線長が長くなってくる

インピーダンスは同じでも直流抵抗は同じになりません

高価なアウトプットトランスはこの様なことがない様に巻き方に工夫がされていますが、安価な物はただ巻いてあるだけです

高価なものほど同じインピーダンスでも直流抵抗が少ないです、その方が電圧降下が少ない(ロスが少ない)

多少の誤差はあるものの8~10Ωなら数ボルトの違いなのでインピーダンスさえ合わせれば大丈夫です
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この回答へのお礼

早速のご教示ありがとう御座います。
直流抵抗値のこの程度の誤差は気にしないのですね。
確かに両方とも5Vダウンで一定でした。

お礼日時:2011/05/12 16:01

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