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リビア:カダフィ氏、欧州に警告…空爆「継続なら攻撃」

 【カイロ和田浩明】リビアの最高指導者カダフィ大佐は、1日の首都トリポリの支持者集会で放送された音声のみの声明で、空爆を続ける北大西洋条約機構(NATO)を批判し、中止しなければ欧州の「家庭や企業を攻撃する」と警告した。声明は国営テレビでも放送された。リビア当局は80年代に欧州でテロを実施したとされており、今回の「報復宣言」に欧州治安当局は警戒を強めそうだ。

 カダフィ氏は声明でNATO主導の多国籍軍が空爆でリビアの民間人を殺傷していると主張。欧州の家庭や企業は「正当な標的」だと主張した。

 カダフィ氏は空爆を避けて移動を続けているとされ、1日も姿を現していない。反体制派が東部を実効支配し事実上の内戦状態にあるリビアでは、西部でも反体制派が徐々に首都に向け前進しつつある。今回の発言にどれだけ実効性があるかは疑問だ。

 カダフィ政権は80年代、欧州でパレスチナ過激派などのテロ活動を資金援助した疑いが持たれている。86年にはリビアの工作員が西ベルリン(当時)のディスコを爆破し、米兵ら3人が死亡、約230人が負傷した。当時の米レーガン政権は報復でトリポリを空爆、カダフィ氏の養女らが死亡した。

毎日新聞 2011年7月2日 21時36分

A 回答 (1件)

リビアじゃ無理ですよ。



カダフィが支持されてた80年代ならともかく
今みたいに国内紛争で政権取られるかどうかってときに
欧米に対してテロ起こしてる暇があったら反体制派にテロするでしょう。

虐殺のせいで味方する国も無くなってますし、もはやジリ貧。


こんなときに大規模テロなんかしたら
アフガンのときみたいに真っ向から戦争する大義名分が出来てリビアは即終了です。
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