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知り合いからカブトムシの幼虫を10匹もらいました。
飼育ケース(幅約40cm×奥行約30cm)にマットを20cmぐらい敷き詰め、
霧吹きで水分を絶やさないようにしていましたが、
2週間ほど前に3匹ほどサナギになりました。

理想はサナギ1匹に対して飼育ケース1つのようですが、
サナギが蛹室を作ってしまった今としては、
もう静かに動かさないようにして経過を見守った方が良いのでしょうか?

他7匹は見える限りではサナギになっていないようですが、
マットの中でサナギになっているようなことが予測されるのでしょうか?

目に見える3匹にサナギは、マットの上に蛹室を作っています。
2匹がオス、1匹がメスのようです。

また、もう霧吹きはしない方が良いのでしょうか?

A 回答 (1件)

>理想はサナギ1匹に対して飼育ケース1つのようですが、


そのケースなら4匹の幼虫飼育ができます。
「サナギ」ではなく「幼虫」ですが、ケース一つに対して幼虫一匹が理想と言うわけではありません。
ケースのサイズに対して、その飼育可能頭数は大体決まっていると言うことです。

>サナギが蛹室を作ってしまった今としては、もう静かに動かさないようにして経過を見守った方が良いのでしょうか?
当然そうなります。ただし、後述のとおり「蛹室」ではありません。

>他7匹は見える限りではサナギになっていないようですが、マットの中でサナギになっているようなことが予測されるのでしょうか?
普通は、マットの中ですが、以下の様子だと事情が変わります。

>目に見える3匹にサナギは、マットの上に蛹室を作っています。
それは、あり得ません。蛹室というのは土の中に作る鶏卵くらいの空洞ですから、マットの上には作りようがありません。あなたは勘違いをされています。

>2匹がオス、1匹がメスのようです。
それは、マットの条件が悪くマットの中に土マユ(蛹室)を作ることができなかったので、仕方無しに土の表面に寝転がって蛹になったのです。

>また、もう霧吹きはしない方が良いのでしょうか?
当然です。蛹に霧がかかることはよくありません。
そのマットは、カブトムシの幼虫が、蛹室を作るのに不適当な土質です。おそらくクヌギの枯れ木を粉砕したようなマットではないでしょうか? 正しい腐葉土系統のマットで適切な湿り気があれば、表面に出てくることはありません。自然界で表面に身をさらすということは自殺行為です。鳥や、小動物の格好のエサになります。それでも表面に出て来る外は無かったのは余程土質が不適切であったのです。
蛹室は、人間の子どもがドロまんじゅうを作って遊ぶのと同じ理屈で、適度な水分や粘り気がないとうまく作れません。幼虫は体液を出して身をくねらし何とか内壁を作ろうとしますが、土がパラパラの場合は、どうしても蛹室が作れずに、あきらめてイチかバチかで土の表面に出て蛹になります。その場合は、体力と体液を使い果たしているので小型の成虫になりますが、実はまともな成虫にはなれません。幼虫から蛹には、蛹室は必要ありませんが、蛹から成虫になるときには蛹室が必須です。蛹室がないと羽が伸ばせず見にくい羽化不全となりすぐに死亡します。
マットの上で蛹になったものは、蛹になって2週間程度のタイミングで人工蛹室に入れなければなりません。
お手軽なのは、トイレットペーパーの芯を二つに切った長さのものです。
マットの室が悪いので、中の幼虫も次々と表面に出てきて蛹になると思いますので、蛹になった直後は触らずに、落ち着いて二週間待ち、オレンジ色になってから人工蛹室に移します。
移す彩は、使い捨て手袋を着用し、急に激しく動くので驚いて落とさないようにして下さい。
残りの幼虫は、中には自力でマット内に蛹室を作るかもしれませんので、必ずしも表面に出てくるとも限りません。また、体の半分を土中に入れた中途半端な姿で蛹になるものもいます。
黄色くなって、動きが鈍くなったのを「前蛹」(ぜんよう)と言いますが、うっかり触れると身をよじらして噛み付きますので注意して下さい。触らず放置して蛹になるのを待たなければなりません。
人工蛹室の作り方は、色々なサイトで紹介されています。羽化の様子も観察できます。
http://www.beetle-breeding.com/shiiku_jinkoyousi …
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
参考にさせていただきましたが、
10匹中4匹が成虫になり、6匹が茶色い幼虫のまま
死んでしまいました。幼虫から成虫にさせるのは難しい
ことを実感しました。

お礼日時:2011/08/02 22:44

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