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ビショップという駒についてなのですが、これはなぜビショップでなければならなかったのでしょうか。キングやクイーンは、陣頭指揮をしていると思えばまだ分かりますが、ビショップが戦争に必要なのでしょうか。僧兵という意味ならば他の呼び方で呼ぶはずですし、それとも戦死者の葬儀を執り行う為の従軍神父なのでしょうか。それにしては攻撃性の強すぎる気もしますし…

A 回答 (2件)

チェスと言うゲームの名称、そしてチェスの駒の名称はヨーロッパの物であることは御存知ですよね?


で、チェスはその原型であるゲームがアジアから、中東を経て欧州にたどり着くまでに変化した物であることも御存知だと思います。

私が以前聞いた話ではビショップの元は「象兵」だそうです。

私は詳しい話を聞いたわけではないので、ココから先は推測ですが、
チェスの駒の名称は「王と王の周りの主な役職」を適当に当てはめただけなのではないでしょうか?
元のゲームでは「参謀」等、全ての駒に戦争に関係する役職名が付けられていたそうです。
しかし、チェスへと変化した際にはその様な命名は行われなかったのだと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
確かにあれだけの駒数なら、「適当」と言う事も有り得るかもしれませんね。

お礼日時:2001/05/02 06:09

チェスでの「ビショップ」ですが、これはどうも後世の人間(おそらく英国人)が


駒の形から勝手に「僧正の帽子」を連想して名づけたもののようです。

元々はアレは「ビショップ」ではなく「象」と呼ばれていました。
あの鼻の長い、そうよ母さんも長いのよ。の「象」です。
言われてみれば、敵味方の駒の間をすり抜けて目標を叩く姿は象の鼻攻撃に似ていなくもないです。
チェスのルーツとされる、インドの「チャトランガ」やチェスの兄弟ともいえる「(中国)将棋」では、斜めに動く駒は今でも「象」と呼んでいます。

ただ、きっと英国人たちは自分たちの戦争ゲームの中に「象」が登場する事に違和感を憶えたのでしょうね。

因みに、ロシア語ではビショップの事を「スローン(象の意)」と呼んでいるそうです。
また、江戸時代にロシアに渡った日本人 大黒屋光太夫のルポ「北槎聞略」の中にはこんな記述があります。
「(ロシアには)将棋の如きものあり。都下(セントペテルスブルグ)にてはチャーシカといひ、....中略.....スロン各二ツ行角行とおなじ。..云々」
ロシアで「象」も何もあったものでもないですが、頑固で律儀なロシア人らしい一面ともいえます。

..最後は話が脱線しました。
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この回答へのお礼

チャトランガの象は知っていましたが、なるほどあれは鼻攻撃でしたか…
それにヨーロッパはキリスト教圏ですし、確かにそういう発想になりそうですね。
ロシアの話も非常に興味深いものがありました。
どうも有り難うございました。

お礼日時:2001/05/02 06:22

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