
大人になってブラジリアン柔術を始め、その後柔道の練習にも行くようになりました。
どちらの競技も、人差し指~小指の4本を、相手の袖の中に入れる事を禁じていますが、
ブラジリアン柔術で認められる、親指だけ相手の袖の中に入れて、他の4本指は外側を持ち、
その状態で相手袖をまくるように持つ持ち方(=袋どり)を柔道の寝技練習ですると、しばしば
注意されます。 「袖の中に指を入れてはいけない」と。 一見全て入れているように見えますが、
入れているのは親指だけで、他の4本指は外側を持っています。 と説明してみても、
柔道家は誰もそのような袖の持ち方をしないため、却下されます。
柔道で上記袋どりのような袖の持ち方は、やはり認められないのでしょうか?
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
反則です。
ルールブックに「袖口に指を入れることを禁止する」旨が明確に記述されています。
『講道館試合審判規定』と『国際柔道連盟試合審判規定』で検索し、
禁止事項の欄を参考にされるといいのではと思います。
---以下は前回の回答者の方とのやりとりを踏まえて---
手元に『バイタル柔道 寝技編』がないので確認ができませんが、
もし指を袖口に入れているとしたら、当時はそれが反則でなかったのでしょう。
なんせ1975年に書かれた本で、しかも引退後に書かれた本ですから。
最後に、なぜ柔道ではタックル系の技や捨て身技(巴投げや巻き込み)を嫌うかです。
これらの技は上級者で、他にも得意技がある人がやるべきとされているからです。
その理由は、これらの技が、「技として完璧」すぎて魔力を持っているからです。
離れていても密着していても、攻めていても攻められていても技をかけることが可能ですし、
失敗しても、まず返されませんし、その後の寝技で互角以上のスタートも可能です。
ですから覚えた瞬間は、ものすごく強くなります。
しかし、段々その完璧さからその技に頼り過ぎるようになります。魔力に魅入られます。
十分な態勢じゃないのにその技をかけたり、
他に有効な攻め方があるのにその技をかけたり、
攻め込まれているときにも単純にその技に逃げるようになります。
すると技の形もタイミングも徐々に崩れ、技そのものがズレて効かなくなってきます。
そうなると、勝てません。修正も効かず、何をしていいのかもがわからなくなります。
こうして潰れていく選手は、今でもたくさんいます。
ですから、まずは組んで、捨て身以外の技を練るというのが一般的になりました。
御回答有難うございます。 疑問が氷解しました!
本質問の袖の取り方(袋どり)は、親指は袖の中にずっと入っており、まくってからはその他の
4本指が事実上中に入ってしまいます。 ですので考えるまでもなく反則となるのかもしれ
ませんが、「袖口の中」という意味では、袖の中に入っているのは親指だけであり、その親指も
まくってからは外に出る以上、反則ではないのではないか? どっちだろう?という疑問が
ずっとありました。 私の周りのブラジリアン柔術愛好家も、柔道の出稽古で結構この袋取りを、
使って構わないという認識の下、使っているようです。 しかし御回答を頂いて、今は反則だと
理解できました。 タックルの柔道における位置づけも十分に理解できました。
本当に有難うございます!
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