
No.12ベストアンサー
- 回答日時:
ZeldaLinkさん、締め切らずに待っていて下さって有難うございます。
ZeldaLinkさん、私を覚えておられますか?
先の私の質問「日本は女尊男卑の国と思っている方に伺います。」http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6800300.html
では、2回に亘り、率直且つ素朴な疑問をぶつけて頂き、大変参考になりました。
上記の私の質問でも、さらにその前の私の質問
「男尊女卑大国 日本!その実例を教えて下さい。」
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6777769.html
でも多くの方が、今の日本は女性の方が優遇されている、女性専用車やレディースデイのようなものがあるのに、男性にはそういったものがない、仕事でも女性だからと楽な仕事を割り振られる、女性だからあまり責任を問われない、などと主張されましたが、私がベストアンサーに指定したgood-failureさん(No.10)が指摘されたように、こういった表面的な「女性優遇」により特別扱いすることこそが、女性差別の表れであり、差別を更に助長させるものだという意見もありますよね。
さて、今回のご質問にある「男女平等」・「男女同権」の進展状況ですが、法制上は、「男女雇用均等法」制定以来、色んな障壁が取り除かれ、大分進展してきているのではないかと考えます。
しかし、問題は、依然として社会に女性に対する偏見・差別が多いことが、大きな障壁だと考えます。
いい例が、日経ビジネス2011年7月28日号に出てますよね。
河合薫の新・リーダー術「なでしこ報道で露呈した“ニッポン”の未熟な女性観
~男性社会の自覚なき“刃”が女性を働きにくくする~」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20 …
凱旋帰国したなでしこジャパンに投げかけられたインタビューでは、肝心のサッカーのことはろくに聞かず、「結婚したいですか?」、「彼氏はいますか?」、「将来、子供は欲しいですか?」
といった質問ばっかりだったとか 。以下本記事から引用しながら、私のコメントも付けます。
「そこには、『サッカーは男性のスポーツ』、『女性のゴールは結婚』、『女性ばかりは大変』といった価値観が見え隠れしている。」
女性は、早々に妻や母としての役割ばかりを求められて、社会で活躍したくてもその意欲を萎えさせるような、周囲の無理解な言動に翻弄されることが多いようですね。そうした中で、妻として、母として、一通りのことをやった上で、更に、最高のアスリートとして、或いは最高の社会人として社会に認められるためには、男性の何十倍も努力しなければならない、ということがよくわかります。
「日本は世界的に見ても、女性が「結婚すると仕事を離れる」傾向が顕著である。・・・厚生労働省が発表した男女共同参画白書の2011年版によれば、20~24歳の日本の女性の労働力率は71.9%で、各国を上回っているのに、30~34歳では逆転し、68.0%まで低下している。」とか。(スウェーデン87.8%、ドイツ76.4%、米国74.4%)
「・・・以前から、日本は結婚適齢期から子育て期に労働率が下がる「M字カーブ」という現象が問題視されているが、いまだにその状態は改善されていない。 」
「多くの会社で出産休暇や育児休暇が取れる制度が整い、結婚しても、出産しても、仕事が続けられる仕組みは出来上がっているのにもかかわらず、なぜ、多くの女性たちが、結婚や出産を機に辞めてしまうのか? なぜ、M字カーブがなくならないのか? 」
「・・・それは、『結婚は?』、『子供は?』、『彼氏は?』と、なでしこジャパンのメンバーに、容赦なく質問を浴びせたように、『仕事と家庭の両立は難しいでしょ』、『子供が小さい時は、母親は一緒にいた方がいいよね』などと、あたかもそれが“常識”のごとく浴びせられる言葉。『やっぱり辞めた方がいいのかなぁ』と本人の気持ちを萎えさせるような、何気ない一言や態度ではないだろうか」、とこのレポートは畳みかけます。
「男と女は、同じでない。生き方にも、考え方にも違いがあって当然である。だが、『自分のやりたいこと』が、性差によって阻まれることは、あってはならないと思う。」・・・これがレポートの結論ですが、私も全く同感、男女いや個々人の違いを認めた上で、均等の権利が保障されることが真の「平等」だと考えます。
近代のフェミニズム運動の方向性には2つの潮流がありました。
一つは、「男と女は生物的に違う。体力も違う。又、女性ならではの細かい心遣いややわらかさに確かにある」、だからそうした「女性の特性」を家庭でも、社会でも積極的に利用し、男性との違いを強調していこう、という「差異の原理」
もう一つは、いや、むしろ女性らしさを捨ててでも、「男性並み」に働いてこそ、はじめて認められる、だから、遮二無二男性並みに、権利を勝ち取ろうという「均等の原理」(この言葉は専門書とは違うかもしれませんが一応下の文献を参考にしました。
・吉澤夏子「フェミニズムの困難~どういう社会が平等な社会か~)
「男女平等」や「男女同権」とは何かを考える時もこの両方をバランスよく考える必要があると思います。即ち、「性差」という日本語に相当する2つの英語を使い分ける必要があります。
1.ひとつはいわゆるsex(セックス)です。これは生物的性(差)です。この部分では「差異の原理」を認め、尊重し、積極的に「女性らしさ」、「男性らしさ」を認めてもいいと思います。よく話題になりますが、「男女高校生が同室で着替える」などというバカげた行動はとる必要がない訳です。
2.もうひとつは、gender(ジェンダー)です。これは、役割としての性(差)です。この面では、その役割を固定せず、もっとお互いにクロスオーバーすべきです。「男は仕事、女は家事」といった固定的な役割意識を見直しや、男女にかかわらず、その人に合った役割、仕事などを担えるようにする。特定の職業(業種・職種)への男女の相互参入を図る、などといったことです。
又、中には、上記1の「生物的性」という概念で捉えても、なお「男性的な女性」や「女性的な男性」が存在することも事実です。
究極的には、男性、女性という枠組みで、「(男/女は)こうあらねばならない」と決めつけるのではなく、あくまで個人個人の特性を尊重し、ひとりひとりの人権を守っていくというのが、真の「平等」だと思います。
そこに至るまでには、少なくても日本社会では、まだまだ遠い道のり(恐らく最低あと100年)が残っていると思います。
No.10
- 回答日時:
今はウーマン・リヴの揺り返し的にメンズ・リヴとも呼べる動きが広がっていますね。
(“男らしさ”の放棄、“男だから”と押し付けられる過剰な責任の放棄)
男性が「男だから」の名の下に背負わされる責任に異議を唱える、ということは非常に良い傾向だと私は思います。
男性が責任を放棄するということはつまり、責任ある仕事や事柄が女性に任されるということですから。
このメンズ・リヴの動きも収まった頃には、
ちょうど良い感じの社会的認識が形成されているのではないかと期待しています。
No.9
- 回答日時:
収入や雇用の面では、まだまだ女性不利で不平等だと思います。
性差別はダメですが、区別は必要ですね。そのへんわかってない人は少ないと思いますが。男女が同じ服装する必要はないし、スポーツなどで筋力が違う男女を一緒に競わせる必要はありません。これを不平等とはいいません。
商業的な女性サービスは目的あってのことなので男女平等の話には関係ありません。女性集客をあげれば男性集客も見込めるということです。子供向け映画の売り上げが伸びやすいのは親が一緒についてくるからというのに少し似ていますね。
交通機関の女性専用車両は男女ともに守るというものです。男性専用を作るより女性専用を作ったほうが効率が良いというだけです。まあ自分が使えないというところに反感を持つ男性がいるのは無理もないですが、不満を感じているだけで、うらやましいとか不公平と思っている人は少ないでしょう。
上記した女性優遇も男性権利が未だに強いことの証明になると思います。
男女平等は未だ果たせていないと考えますが、かなり進歩していると思います。勘違いしてはいけないのが先にものべた区別です。男と女は同じではありません。権利は平等であっても扱いは同じではいけないのです。産休を取る女性に対して「女はズルイ」などというバカな男がいてはいけないのです。これを意識することで次のステップへ進めると思います。
ユニセックス、ジェンダーフリーという考え方は否定したくはありませんが、近道を行こうとしているだけで根本的な解決にはならない強引な手法であると感じています。男は男、女は女です。
No.8
- 回答日時:
>男女平等・男女同権は果たせているのか、中途であるとすればどこまで果たせているのか・・・
未だ未だ中途だと思いますが、どこまでと言われても説明するのは難しい様な・・・。
元々、男と女と言う性差が有る以上全くの平等は有り得ないと思っていますから。
なので、同権であったとしても、お互いに平等であるとは感じない様に思います。
No.7
- 回答日時:
社会の構造としては平等、同権の方向にいい感じで向かって行っていると思います。
(完全に全ての人が満足して認める平等、同権には人が人である限り辿り着きませんが。)
ただ、母子家庭に対する優遇や労働協約中の男女の区別といったものから「高速道路の男性用便所に女性は入ることが出来る」とか「女性専用車両」、果ては映画館の「レディースディ」、喫茶店の「レディースセット」、暴走族の「レディースチーム」などの瑣末なことを取り上げて『女性優遇!!』と騒ぐ思考が大人になりきれていない男性が多いことも事実。
(一部の)男性側の意識改革が今後、望まれると思います。
あ、私も未成熟な男性です。(笑)
No.6
- 回答日時:
法的には男女平等ですが、精神的にはそうではありません。
例えば継父が虐待をしたら「何故子供を守らないんだ母親のくせに。女の自分を優先するな」と言われますが
継母が虐待をしたら「血がつながって無いからしょうがない」みたいに言われ「父親失格だ!」とは言われません。
これは明らかに男女不平等です。
育児や介護にも参加する男性は増えていますが、女性が負担するものと決めつけている男性も少なくはありません。
残業して帰って買い物して食事を作るなんて絶対嫌だと言いながら女性社員が残業をしないことを不満に思う男性もいますしね。
自分は男だから飲み会にも接待に行くのは仕事のうちだけど女はそうじゃないという暴論を振りかざす人もいます。
昔よりも女性への依存度が増えていると思います。
こんなに不平等でありながら今の世は女尊男卑だというのですからまったくもって論外です。
給料が少なかった妻が働くべきだし
育児と親の介護は妻がやるべきだし
家が片付いてないのは妻がぐうたらだからし
仕事が忙しいっていうのはただの言い訳で要領が悪い妻が100%悪いわけで責任転嫁するなっていうし
子供がグレたらちゃんと見てない妻が悪いんです
あ、家計が苦しいのも妻がやりくり下手だかららしいですね(笑)
夫が浮気をするのは妻のせいで、妻が浮気をするのは妻の性格が悪いからだそうです。
どうかと思います。
「男が弱くなったのは女が強くなりすぎたせいだ」みたいに全てを責任転嫁しようとする考え方そのものが男女平等ではない証だと思います。
No.5
- 回答日時:
仕事に関しては、男女平等ではないですね。
女性に徹夜残業させる企業は聞かないですが、男は徹夜残業してまで業務遂行させられます。
それで、男のほうが給料が良いと言うなら、女性も徹夜残業するべき。
その他、女性優待制度は多いが男性優待制度は少ないのは不平等。
法的には、概ね男女同権ですね。
しかし、年金制度などは女性が優遇されてます。
(満額受給開始年齢など)
女性のほうが、平均寿命が長いのに満額受給年齢が優遇されてるのは同権ではないです。
成人は、男女20歳で同権ですが、結婚可能年齢は女性の16歳に対し男性の18歳は同権ではないです。
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