プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

詩を書くのが好きです
他の人には私の詩がどう映るのか知りたいです


「黒き冷水」

蟻の巣の中に水を流し込んで
浮かんで来た蟻達を
静かに見つめていた少年

逃げ惑う蟻を瞳に浮かべて

瞳に浮かぶ表情は
薄ら笑うわけでもなく
何処か空虚な無表情
星の降らない夜の闇

無垢な少女の青白い首筋を
蝋でできたかの白さを
大人になれない少年は
頬をそめるわけでもなく
あの日の瞳で見下ろした

少女の抗う声と四肢
首にかけた腕を緩めるでもなく
力を強くするわけでもなく

あの日の蟻と同じように
少女の抗いが解けるまで
少年は手をかけ続けた

少女の瞳に映る亡霊
黒い瞳に映された
青白い顔のひとりの青年

あの日少年の瞳に
映った蟻とよく似ていた

気付いたころにはもう手遅れ
いつもそれの繰り返し
人間(ひと)を辞めようと
誓ったあの日からずっと

青年の手元に用意された椅子
粗造りの簡易秋千(※)
部屋の隅
どこからともなく湧き出でた
蟻が何かに群がっていた

この日青年を瞳に映したのは
皮肉なもので蟻でした

もうだれも
彼の心に描かれた画を
見ることは叶わなくなった

唯一すべてを知っている蟻には
それを伝えることはできない

月もなく星さえもない暗い夜
闇に溶けた男の話


(※)秋千
…しゅうせん、ブランコの意

A 回答 (3件)

なんかバランスが悪いというか…統一感がないというか…


登場人物が多すぎてコロコロ変わるイメージです。

>空虚
なのに星が降らないってことは曇ってるということなので、イメージ的には澄んでるのかモヤモヤなのかイメージが取りにくいです。

黒き冷水がどこから因んだのか、絡んでいるのかがハッキリしませんが。私がタイトル付けるなら「北欧の夜」です。北欧を知らないと伝わりませんね…
    • good
    • 0

悪意はないので御容赦下さい。



逃げ惑う蟻を抗う少女に投影出来ないと思う。

最初と後半をつなぐ間に蟻が出過ぎ。

日記の詩なのか何か伝えたいのか解らない。

以上 感想でした。
    • good
    • 0

これは詩とは呼べません。

人の動きが具体的に過ぎて、風情が感じられない。いっそ、物語として書き換えたほうがいい。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!