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6AS7をプッシュプルで使ってます。
前にも、少し質問したのですが、
オリジナルは、単純にパラレル接続したプッシュプルだったのですが、真空管をビンテージ品に交換したところ、どうしても、ユニット間のバイアス電流のバランスが取れず、音も良くなく(歪っぽい)、出力も思ったほど上がらないので、パラレルを止めました。この管は双3極管で左右で4本ありますが、今は、1本1回路だけの贅沢な使い方をしています。
そこで、教えて頂きたいのは、
パラレル接続を止めたときに出力トランスとのインピーダンスマッチング等には影響ないのでしょうか?
また、パラレル接続にした時の利点は、出力が大きく取れる以外に何かあるのでしょうか?欠点は何でしょう?
です。
もし、トランスとの間で問題があり、パラレル接続のメリットが多いのであれば、パラレル接続に戻すことも考えたいと思いますが、その時、パラ接続するユニット間で特性を揃えなければ、なりません。
せめても、バイアス電流(カソード電流)だけでも夫々調整で揃えたいと思いますが、その場合、どの様な回路にすれば良いのでしょうか?前段からカップリングで分けるのでしょうか?前段への負荷は掛から無いでしょうか?不安が尽きません。
よろしくお願いします。
参考にオリジナルの回路図を添付します。

A 回答 (6件)

6AS7は単管ppでも10wは出ますので、余程の低能率sp、又は大音量でなければ十分と思います。

又ヒーター電力も4本で60w以上ですが2本だとその半分なりますので節電?にもなります。
前段の負荷も変わりませんし自己バイアス回路でもdcバランスが取れる回路は有ります。古いLUXのKITにKMR5、KMV6が有りましたがそのバイアス回路が良い例と思います。s56LUXKIT回路図集の最後の方に載ってます。ただ単に単管ppにすると当然パラppの時とバイアス電圧が変わりますのでバイアス抵抗値の変更が必要ですね。
OPTもインピーダンスのミスマッチになりますがspのインピーダンスは低域高域で公称インピーダンスの数倍にもなりますから(特定の周波数で低くなるものも有りますが)そのままでも良いともいえますが気になる場合は交換した方が良いでしょう。
6AS7はμも低く、バイアスも深く古典3極管に通じるものは有るようですが出力管としては使い難い球です。でも電圧が低く済むのが良い所かもしれません。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

バイアスは、固定バイアスで、各ユニット毎に調整出来る様になっています。
今は、カソード電流を55mAにしています。4本ともそろえています。±2mA位にしています。
単管PPにしてからは、プレート電圧がちょっと高くなった様な気がします。

>ただ単に単管ppにすると当然パラppの時とバイアス電圧が変わりますのでバイアス抵抗値の変更が必要ですね。

では、実際にどの程度変わるのでしょうか? 初心者なので教えてください。

何とか頑張って、この球6AS7を使いこなしたいです。

お礼日時:2011/10/22 00:36

>ただ単に単管ppにすると当然パラppの時とバイアス電圧が変わりますのでバイアス抵抗値の変更が必要ですね。



以上の記述は自己バイアスの場合です(自己バイアスの回路かなと思いましたので)。固定バイアスならバイアス抵抗が無いので該当しません。失礼致しました。
但し、自己バイアスでも各ユニットにバイアス抵抗が個別に設けてあれば変更の必要は有りません。
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この回答へのお礼

単管ppに変更しました。
個別にバイアス調整をして、うまく行きました。Blogにアップしますので見てください。
これで、低消費電力化が図れ、以前よりも電源トランスの発熱も抑えられました。
出力管交換の楽しみも、今後は投資が半分で済みます。
アドバイス有難うございました。

お礼日時:2011/10/30 11:43

私の回答が質問者様を惑わす様な結果になり恐縮です。



パラレルプッシュプルはテスターと耳での調整は難しいので、既出の
回答に有りますように、出力を求めないで6AS7一本にして、固定
バイアスで出力の調整をした方が良いかと。
出力トランスと整合しない分、出力は減りますが、音質には影響が
ないです。

三極管は偶数の高調波が発生しないので、歪率の点で五極管より有利
なのですが、映画館の音響用に作られた300Bのような球がなかった
為に2A3などの電源用の球を使用してました。
出力を犠牲にしたビーム管の三極接続も同じ考えからです。

昔の秋葉原には店主が測定したグラフを添付して販売してくれた店が
あったのですが、今のビンテージ品と呼ばれる物には、そのような、
サービスはないのですかね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
わかりました。
音質に影響が無いのであれば、6AS7の並列は止めておきます。
しかし、今は1本の片ユニットしか使っていないので、これを1本内の両ユニットを使ってプッシュプルを組み、片チャンネルを1本で済ませる様に改造したいと思います。そうしないと勿体無いですよね。

アドバイス並びに、参考になるコメントありがとうございました。

お礼日時:2011/10/17 22:58

はじめまして♪



パラ駆動は特性の揃った状態が前提に成りますね。

トランジスタですと数十個から揃ったペアを選別と言う世界です。

真空管の世界にもマッチドペアとか、が高価に売られているのは事実ですね。

2回路の管球は共通配線部分も有る為、素材としての球が揃った特性の物を利用しないとなかなか難しい面もあります。

PPに関してもトランスが合成を担っているのですが、この部分に注目しますと許容範囲と言われる大雑把な規格とも考えられて追求したマニアは自分でトランスを作っては測定し廃棄なんて言う場合も有るようです。

6AS7でしたら、スピーカーの効率が良ければ無理してパワーを上げなくても十分な音量と音質を得られるかと想像いたします。

まぁ、私自身はスピーカー工作が好きなので、真空管アンプは6BQ5とか2A3程度しか組み立て経験は無いのですけれどね。(トランジスタやFETなどのデスクリートも未経験ですが、サンヨーのパワーICとかトライパスのデジタルパワーアンプは組み立て経験ありですょ。)

パワー管の配線をパラからシングルしすれば、前段の負荷としては半減して余裕度が得られます。
あくまで、前段の負荷と言う部分だけで考えた場合ですので、B,C電源の状況をしかり確認しませんと動作中心がズレてしまう場合も有ると思いますので、全体のバランスをしっかり確認してくださいね。

がんばってくださ♪
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この回答へのお礼

回答ありがとうござます。

そうですね。ペアマッチングは難しいですね。ましてや、ビンテージ品のマッチング品は千にひとつって感じでしょうか?
このアンプに繋いでいるスピーカーは、Focal製で能率が93dBあるので、無理なくドライブできます。
流石に、87dBのスピーカーでコーンが重いものはちょっと無理がありました。
スピーカー工作もやって見たいですが、以前バックロードホーン作って上手くいかなかったのと、今は海外に住んでいるので、ちょっと無理ですね。
今持っているオーディオシステムも、日本に帰るときには、どうやって持って帰ろうかと。
でも、こちらには部品は豊富にありますし、結構オーディオ好きも多く、専門店も多いので、改造の楽しみはあります。
オーディオ展も年に2回あり、ホテルの100室位を試聴室にして聴かせてくれます。殆どが真空管にレコードプレーヤと言った組み合わせです。

お礼日時:2011/10/17 22:43

パラレルとシングルの基本的な違いは、出力管に流せる電流の大きさと、その結果の最大出力の差です。


出力間が倍になるので当然電流は倍流せますから、出力は同じスピーカーならば4倍になります。
ただ、出力間が多くなると、ご質問のように特性をあわせるのが大変になり、現実には4倍の出力にはならないでしょう。

パラレルをシングルに変えたときは、同じアウトプットトランスでは負荷が最適になりません。パラレル用に使われたトランスをシングルで使うと、インピーダンスが最適値の半分になってしまいます。
これをあわせるには、トランスの2次側のインピーダンスに切り替えのタップが付いていれば、たとえば8オームのスピーカーを4オーム用のタップにつなげばよいのです。
見かけ上はこれで負荷インピーダンスは2倍になります。
前段への影響はNFBがかかっている場合は多少はありますが、でもNFB用の抵抗の値はトランスのインピーダンスよりもかなり大きいので、殆ど影響はありません。

バイアス電流を変えるにはカソード抵抗を変えるか、固定バイアスにしてカソードの与える電圧を変えるかです。

このあたりになるここの質問箱だけでは説明はちょっと無理です。
一度真空管アンプ製作の本をご覧になったほうがよいと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

やっぱりトランス負荷が最適になりませんか。
このトランスには、何故か2次側タップが付いていないので、どうしたものかと?困りました。
他に、インピーダンスを合わせる方法は無いのでしょうか?

真空管の本は何冊か持っていますが、パラ接続のプッシュプルはあまり見かけません。
Web上で少しだけ見かけました。
固定バイアスでパラ接続の管のそれぞれのカソード電圧を独立させて変えるにも、回路が大変そうですね。
ドライブ段の出力から、カップリングCでそれぞれ分岐して、グリッドに与える電圧を調整出来る様にする?。
そうしたとしても、前の方がおっしゃる様に、労して結果少なしなのでしょうか?

お礼日時:2011/10/16 13:50

原因は真空管に有りです。


・共産圏製造の真空管は特性のバラツキが大きい。
・6AS7は元々電源回路用の真空管なので、パワー管で使用
 するには取り扱いが難しい。

真空管の問題に加えて、パラレルプッシュプル回路は調整が難関で
テスター一丁では手に負えない代物なのです。

各、出力管のバイアスを調整出来るように、固定バイアスにして、各々
単独にすれば、出力管の特性のバラツキはある程度補えますが、労多くして
効果少なしですね。

私としては、勉強になったとして、このアンプは取り合えず放置して、
出力を得やすい、ビーム管、5極管を使用した物に挑戦した方が、良いかと・・・
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この回答へのお礼

回答有難うございます。

おっしゃる通りです。
このRCAの6AS7は特性のバラつきが大きいです。
同一管内でもユニット間でグリッド電圧vsバイアス電流が揃いません。
でも、この管の高音にはとても魅力を感じます。
Web上でも300Bよりも良いと評価する人も居ます。私は300Bは持ってませんが。

やっぱりこの球は取り扱いが難しく、私なんぞには手に負えないのでしょうか?
これはこのまま放置でしょうか?
私の中では、このシステムはサブとして寝室で聞いています。大出力も要りません。
メインは、MC275を出力管を6550にして使っています。
もうひとつ、KT88プッシュプルアンプも持っています。これは現在お休み中。
6AS7は、KT88、6550には無い音がするので、何とか生かしたいのですが、、、

お礼日時:2011/10/16 14:04

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