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もともとソリッドステート派(懐かしい言葉)で真空管アンプは殆ど縁が無いのですが、先日、知人から「もう聴かないのでよければ大切に使ってください」ということで旧LUXの名機SQ-38FDを譲って頂きました。

とても大切に使われてた様子でレコードやCDなどを聴いても少しも古さを感じさせない実にいい音を奏でています。評判どおりの素晴らしいアンプだと思います。
一度、LUXにもメンテナンスに出したようでパーツ類も問題ありません。
で、質問なのですが・・・

・私の場合、TR式アンプはエージングも兼ねてよく半日から多い時は一日中、電源ONにしておきます(信号が流れていなくても)。また、日がなFMを流しておくこともあります。こうしておくと機器自体、こなれてきて音が良くなるのですね。
真空管アンプも一日中、電源ON(信号が流れていなくても)状態にしておいても問題はないでしょうか?勿論、相当熱くはなりますが。

・メンテナンスでは出力トランス、コンデンサー類もチェックし部分的に交換したみたいです。
ところで肝心の真空管の寿命はどれくらい(〇年位?)でしょうか?
特に出力管(50CA10)。この管はすでにメーカー製造中止のようでこの先入手は可能でしょうか?あと、他にも交換が必要な管はありますか?また、交換時期の目安というか兆候はありますか?

以上、宜しくご教示ください。

A 回答 (1件)

SQ38は所有していないのですが、プリCL35、パワーMQ60を使用している者です。

通常、真空管アンプでも常時使用で定格駆動に耐えるように設計してありますので一応一日中電源オンでも問題はないと思います。ですが、真空管の寿命を考えるならお勧めしません。

一般に市販されている真空管アンプは、真空管が消耗品であることを前提として設計してあります。寿命がどのくらいか・・・これは真空管と回路によります。MQ60でも使用している50CA10は流通しているものの非常に高価で、入手難です。特にNEC製は当時ペアで2,500円が数万にもなっています。中国製もあるようですが・・・また自作の経験から50CA10は最大定格付近での寿命が他の球より短いようです。この点からSQ38もMQ60もAB級アンプとしての最大定格付近での使用ですのでロングライフを基本に使用することが良いと思います(想像ですがLUXの設計は、トランジスタとのカタログ数値上の問題から定期的に球を替えることを前提に回路設計していた気がいます。球のマニュアルからすればもう少しB電圧を下げたい・・・)。とはいっても1日何時間とはいえませんが通常の使用時間では問題ないと思います。音を出さないエージングはちょっともったいない気がします。

ちなみにSQ38やMQ60が優秀なのはLUXのOY15シリーズの出力トランスにあります。こちらは製造中止になってから相当経過していますので、パワー管以上に大事に使われることをお勧めします。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

CL35+MQ60ですか。まさに38FDをグレードアップしたセパレート版ですね。
そうですか、むやみに一日中電源ONは真空管の寿命を早めてしまうのですね。

50CA10はそんなにするのですか。やはり出来ればオリジナルのNEC製がストック用に欲しいものです・・・
ところで真空管の交換時期というのはどうやって見極めるのでしょうか?(再生周波数帯域が狭まってきた、ノイズやハムが出てきた、音が歪む、等々でしょうか・・・)

OY15シリーズの出力トランス、確かにこれは優れた良いトランスだと思います。

お礼日時:2009/10/19 22:02

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