『天国』『極楽浄土』ってどんなところなのでしょう?
既存の宗教や価値観のものでも、そうでなくてもかまいません。
あなたの思う、「天国ってこんなところ」「極楽浄土ってこんなところ」のイメージを教えてください。
“神様”のいる世界なのでしょうか?
苦しみのない、安らかに過ごせる空間なのでしょうか?
酒池肉林に溺れられるところなのでしょうか?
死んだあとに行く、死後の世界なのでしょうか?
肉体はあるのでしょうか、精神はあるのでしょうか、はたまた、我々の知るよしもないところ・・・?
あなたのイメージを教えてください。
簡単にでも、より具体的でもかまいません。
いろいろなご意見、お待ちしています。
No.7ベストアンサー
- 回答日時:
宗教の面から言えば死後の苦しみの無い世界だと思います。
でも、生きていてもニュアンス的な面からだと「天国」に行けるし気分も味わえると思います。
要は、自分も他人も幸せになる世界が天国なのだと思います。
幸せになれる事を待っていると自然に訪れる世界ではなく、
お互いがお互いのために働きかけ、それによってお互いが幸せになれた時、
本当の天国に行き着けるのではないでしょうか?
天国は訪れるものでもありますが、
それを「感じられる」からこそ初めて訪れたと実感できるのだと思います。
宗教的には天国は快楽の世界だと思いますが、
現実では心の綺麗な人が感じる綺麗な世界だと思います。
例を挙げると、
エスカレーターを急ぐ人のために片方に寄って通り易くしてあげる行為があります。
それを皆が心掛けると「天国のエスカレーター」だと思います。
これは実際に経験しました。
いかがでしょうか?
どうもありがとうございました。
幸せを分かち合える場が天国ということですね。
エスカレーターで片方に寄るのも幸せを分かち合うための実践、というのも面白いですね。
No.8
- 回答日時:
実際はそんな所は無いよ。
生きているうちに実現できるように努力しないと、死んだらそこまでで、その先は無い。
天国に行ってからなんて、考えはいけない。
生きているうちにそれに近づける努力に手抜きが生じる。
死んでからその先は無いことに気が付けない事がそんな人間の救いだが。
だからこそ生きているうちに努力しない理由にはならない。
死んだらそこまで一貫の終わりという理由。
それは生まれてくる前の記憶が無いこと。
記憶は生まれてきた後に存在し始めたことを認められること。
死は生まれる前の存在に戻ること。
潔くすべし。
そして生きているうちにやれることはやるべし。
No.6
- 回答日時:
私のイメージは本当に天国があるとしたら、ボリビアのウユニ塩湖みたいな場所です。
http://ameblo.jp/awamori414/entry-10016711228.html
ここを歩いている内に現世の事は全て忘れて魂も昇華するのかなと。
なので死後の世界で面白おかしく暮らす、という考えは無いですね。。。
どうもありがとうございました。
ウユニ湖のことは存じませんでした。これは素晴らしい景色ですね。
画像を見ているだけでも心が洗われるような気持ちになります。
現地はもっと素晴らしいんでしょうね。
No.5
- 回答日時:
死という誰しもが計り知れない世界に行く人に、少しでも不安感をなくさせようとしたのが天国とか極楽浄土という仮想世界です。
また天国に行くには生前善い行いをしないと行けないという教えも、道徳とか倫理の上での作り話です。実際に死んだらただ無になり、土に帰るだけです。しかし残されたものにとっては、亡くなった人は想い出として生き続け、いつもどこかで見守ってくれているような気がするものです。どうもありがとうございました。
天国は「仮想世界」であり、「作り話」である、という見方から入る人が現代では多くなったのかもしれませんね。
No.4
- 回答日時:
光が闇の中になければ認識できないように、また闇が光の中になければ認識できないように
幸せが不幸せのあとに来れば悦びは倍増するのに、幸せな人は自分の幸せを認識できないように
天国に居る人は天国である事を認識できません。と私は考えています。
つまりそれは無の状態なんです。だから面白くない所ではありません。
面白いという感情も相対的なものだからです。
ただ、私はカトリックですが、カトリックの説く天国は信じては居ません。
突き詰めて考えれば、カトリックの説く天国は逃避の先でしかないのです。
あくまでもそれは神の下にある無情の世界。
それならばむしろ仏教の説く来世の方が面白そうです。
人は来世でも修行を重ねますが、それはこの世の救済の修行です。
自分が菩薩や如来になって救済する修行です。
そして最後には仏になるのです。
どちら想像するかはあなた次第です。
無の海に漂うだけの無意識の世界に居たいのか
宇宙を支える力になり、最後は崇高な悟りの世界に入るのか。
どうもありがとうございました。
天国も相対的なもののうちの一つなのかもしれませんね。
「カトリックの説く天国は逃避の先」、「神の下にある無情の世界」これは興味深いです。
もっと詳しく教えてもらえるとありがたいです。
「仏教の説く来世」、「(来世でも)自分が菩薩や如来になって救済する修行」をする、
これも面白いですね。
どちらかというと私もこちらの方がしっくりきますが、普段からこういう価値観や文化のなかで
過ごしているからかもしれませんね。
No.3
- 回答日時:
天国や極楽のように、長い歴史のある概念を、きっぱりと論難するのは、このサイトの回答に与えられるたった4000文字では、あなたを説得できるような表現はできません。
そこで、結論だけ申しあげます。
宗教ビジネスにとって、天国や極楽という概念は、非常に重要なアイテムです。
末期がんの患者やその家族に対して、「末期がんが治った」という触れ込みの「聖水」のようなものを販売していることと同じことです。
ただし、結局は治らないただの水を、2000万円も購入して患者に与えたことで、満足感を得ている人はたくさんいます。
そういった人たちの自己満足を非難することはできないと思います。
人は弱いのです。
天国や極楽が、有るとか無いとかの議論をする真面目な人よりも、絶対に無いと分かっていても、大丈夫、天国へ行けますよ。とか、靖国の空で会おう、とかの、共通する概念を、おおっぴらに言える人の絵空事を信じていたいのです。
人は貧しいのです。
人が弱くて貧しいから、宗教産業が流行ります。
宗教産業は人々の弱く貧しい心と、宗教ビジネスによって成立しています。
宗教ビジネスにとって、極楽や天国の概念は、最も美味しい概念の一つです。
No.1
- 回答日時:
具体的なイメージが、二つあります。
一つは、芥川龍之介の短編小説『蜘蛛の糸』の、極楽の描写です。
もう一つは、フォーククルセダーズの『帰って来た酔っぱらい』の天国の場面です。
『蜘蛛の糸』の冒頭では、
《ある日の事でございます。御釈迦様は極楽の蓮池のふちを、独りでぶらぶら御歩きになっていらっしゃいました。池の中に咲いている蓮の花は、みんな玉のようにまっ白で、そのまん中にある金色の蕊からは、何とも云えない好い匂が、絶間なくあたりへ溢れて居ります。極楽は丁度朝なのでございましょう。》と書かれており、
末尾には、《しかし極楽の蓮池の蓮は、少しもそんな事には頓着致しません。その玉のような白い花は、御釈迦様の御足のまわりに、ゆらゆら萼を動かして、そのまん中にある金色の蕊からは、何とも云えない好い匂が、絶間なくあたりへ溢れて居ります。極楽ももう午に近くなったのでございましょう。》と、表現されています。
『帰って来た酔っぱらい』では、
このように、『酒はうまいし、ねえちゃんはキレイだ』と、歌われています。
どちらも、親しんでおりますが、信じている訳ではありません。
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