dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

金魚を飼育しています。水は井戸水、60センチの水槽です。みず変えの温度調整には気をつけています。先月も発症しましたので、水槽を50度程度の水で熱湯消毒しました(熱湯を入れ、以後35度にヒーターを設定し2日間循環)以後、水温20度程度で飼育再開しました。以後順調に回復したと判断、常温(17,8度)に下げました。ここ数日の冷え込みで、再び発症しました。何度も同じことの繰り返しです。どなたか、根本的に死滅させる方法等アドバイスください。よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

白点病が根絶できない理由は、白点虫(ウオノカイセンチュウ)の寄生場所が表皮と真皮の間だからです。


鱗の奥に表皮があります。
白点虫の一部は表皮の奥の真皮まで寄生します。
真皮に寄生した白点虫に、薬剤は届かないことが原因です。

白点病の対策を記述します。

白点病が発症した水槽には、白点虫(ウオノカイセンチュウ)がウヨウヨ繁殖しています。
特に、底砂と濾過器にシストを作って入るハズ。
したがって、白点病治療は、魚を本水槽から隔離する必要はありません。
これは、濾過器を回したまま、本水槽へ直接、薬剤を投入し、本水槽内の白点病虫を殲滅する必要があるためです。

また、薬剤の効果があるのは、水中を漂う白点虫の幼生のみ。
底砂や濾過器に潜む白点虫のシスト、魚体に寄生している白点虫の成虫に薬剤の効果はありません。
白点病のライフサイクルは長くて7日間。
少し長めの10~14日間、薬浴を実施し、白点病の繁殖サイクルを断ち切ることが重要です。

使用薬剤は、白点病の特効薬「マラカイトグリーン製剤」。
マラカイトグリーン製剤は、水草や濾過バクテリアに被害がなく安心して本水槽へ投入できる薬剤です。

マラカイトグリーン製剤
・ヒコサンZ
・アグテン

=治療方法=
(1)マラカイトグリーン製剤を本水槽へ規定量を直接投入。
(2)エアポンプによるエアリングの強化。
(3)マラカイトグリーン製剤の薬効期間は3日間。
マラカイトグリーン製剤は、時間の経過とともに自然分解します。
(4)白点病の治療期間は10~14日間。
=重要=魚体の白点が消えても直ぐに治療を中止してはイケマセン。
=重要=魚体の白点が消えても、あと5日くらいは薬浴を継続すること。
3~4日毎に50%程度の換水を行い、投入する進水に125~150%濃度の追薬を行います。
(5)温度調整の出来るヒーターを使用している場合は、水温を30℃程度に加温することにより治療効果が高まります。

=注意点=
1・濾過器に活性炭が使用されていると、薬効成分が吸着され効果が無くなります。
濾過器に活性炭を使用している場合は取り外します。
例えば、外掛け濾過器ならば濾過ボード、上部や外部濾過器ならば、活性炭パッドなどです。
2・魚の体力が消耗している場合は、死亡率が高まるため30℃高水温療法は出来ません。
3・マラカイトグリーン製剤の場合、水換えを頻繁に行うため、飼育水が汚れることは少ないので、餌を与えても構いません。
ただし、病気が進行し元気のない魚は、他の魚に虐められないために、隔離し絶食です。
4・本水槽での治療ですから、0.5%塩水浴は必要ありません。
せっかく、水草や濾過バクテリアに被害の少ない薬剤を使用したのに、塩を使ったのでは台無しだからです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

懇切丁寧にありがとうございます。今後は十分理解して、かわいがって育てます。

お礼日時:2011/11/25 19:08

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!