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振袖用長襦袢に半襟(白)をつけたところ
長襦袢の衿が白ではなく長襦袢と共布(ピンク)のためピンクが透けてしまいます。

取り付けた半襟自体の生地が薄いような気もするのですが、通常はどういったものなのでしょう?
半襟を二重にするなどの対策が必要なのでしょうか?

A 回答 (2件)

誤解があるといけないので、用尺があれば、長じゅばんといえども、襟は共布で作りますので、


着丈が長いとか、袖丈が長いとか、元の用尺に余分がないとかというときに、襟をさらし・新モス(さらしよりも目の細かい木綿の布)で作ります。

白の半襟は普通、塩瀬といいますが、薄いです。
よって、長じゅばんの襟の色が透ける場合もあります。
2枚取り付けてしまうのも、実は、裏技でとてもいい方法ですが、「同じ襟」を2枚必要とするうえに、
汚れも引き受けてしまうので、昔は、便利グッズもないので、半紙を折って、入れました。

汚れたら、捨てちゃうし。
和紙だから、比較的丈夫でしたし、半紙がどこのうちにもあったからですが。

自分用にちゃんとするなら、三河帯芯(木綿のごわごわした帯の芯)などで、張りを持たせて、透けさせないために
半襟のように一度、包んでしまっておいて、この上から、半襟をかけるようなことをします。

贅沢するなら、三河芯を絹芯にすると、なんともいえない、ふっくらとして、やわらかくて、軽くて、襟になじむ感じにあがります。
三河芯でも、便利グッズでもどうしても、突っ張る感じになりますので。

半襟2枚ー3枚は、この絹芯に近いような感じになるので、実は裏技です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

長襦袢や襟に関する専門的なお話、とても参考になりました。
せっかくの成人式の晴れ着なので絹芯を使ってみようかと思います。

昔、祖母が半紙を折って着物に使っていた記憶があります。半襟の芯にしていたのか!とやっと合点がいきました。

お礼日時:2011/12/13 21:39

我が家の振袖用長襦袢は外から見える襟の部分だけ白い晒しがつけられていました。



すでに半襟を付けられた後なら、襟芯を外側に通せば目立たなくなるのではないでしょうか?
普通は内側に入れるものですが、外側の方が襟元がしっかりするそうです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

なるほど!襟芯を外側に通すのですね。
襟芯は内側につけるという固定観念があり考えつきませんでした。
発想を柔軟にすることが必要ですね。

お礼日時:2011/12/13 21:25

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