この人頭いいなと思ったエピソード

ふとしたきっかけで、落語に興味を持ちました。
桂枝雀さんの「時うどん」を聞いてみたのですが、しゃべりが速いのと滑舌が悪くて言葉を聞き取れず、笑えませんでした。
メインの話の前の海外のお話は比較的聞き取れたんですが、それも内容は特に笑えませんでした。
でも、客席は笑っているので、他の人たちは聞き取れているんですよね。(そして笑いのツボにはまっている)
落語ファンには申し訳ないですが、正直、どこがいいの?と思いました。
それと、「時うどん」などは定番で、他の落語家も話をしてるんですよね。
それって、例えば「松本人志のすべらない話」に出てきた話を、他の芸人が繰り返し話すことと同じで、いずれ飽きられると思うのです。
なぜ、同じ話を繰り返し話すのでしょうか??飽きられないのでしょうか??
不思議がいっぱいです…。

A 回答 (10件)

こんばんは、No.2です。


>落語が好きになりそうかというと「んー?」という感触です。
>もしよろしければ、落語の魅力を教えてもらえると嬉しいです。

私の場合は、詳しくお話できるほどでは残念ながらありません。
ですので、ペーペーの話として読んでくださればと思います。

話芸がどうこうなんてわかりませんので「噺が面白い」「落ちが魅力的」そういった単純なところを、純粋に楽しんでいます。
手ぬぐい一つ、扇子一つで表現される芸も楽しいですし、どうにも憎めないお馬鹿さんたちの出てくる噺が大好きでそういった噺を好んで聞きます。

落語で面白いのは、噺を知ったからといって終わりではないことだと思います。
同じ噺だとたかをくくって聞いていると、印象が違う。場合によってはまったく別の噺じゃないかと思うこともあります。
youtubeに私の好きな「皿屋敷」(怪談「番町皿屋敷」のパロディ)が二つありました。一つが枝雀さんなので、無理にお勧めはしませんが、これが面白いほど違っています。
また「死神」という噺がありますが、これも噺家さんによって落ちの演出が微妙に違うので聞き比べてみると楽しいかと思います。
それから。他の方がすでにお話されていますが、芝居と違って一言一句同じものが出てくるわけではないので、噺家さんがアレンジした部分やはしょった部分がわかるので、先にあらすじをしっておくのもアリだと思います。

名人といわれる落語を聞くもよし、自分の好きな噺に走るもよし、好きに楽しめるのが落語の懐の深さであり面白さではないかと思います。
ただ、無理に好きになる必要はないと思います。何の気なしに聞いてみたら面白かったから、もうひとつくらい聞いてみようかってくらいのお手軽さで楽しむのが一番だと思います。
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この回答へのお礼

何度もありがとうございます。
youtubeでいろいろな人の落語を聞いてはみたものの、落語は僕にはぐっときませんでした…。
もう少し年齢を重ねたら、好きになったりするのかもしれません。
悩みましたが、izumi044さんをベストアンサーに選ばせていただきます。

お礼日時:2011/12/17 17:20

#5です、今週のテレ朝の「落語者」、立川生志は千早ぶるに新解釈を突っ込みましたね。

出来としてはもう一つでしたが、こういうのは落語の愉しみの一つです。

「千早ぶる」、普通は、「とわは千早の本名」でサゲをつけるのですが、千早ぶるを得意とする三遊亭小遊三も一時期、「とわは国内航空」というサゲを使っていました。これは、「東亜国内航空」が存在した時代限定で、テレビたと俳優座で録画した落語in六本木で使っています。

このように、落語というのは考えた構成と即興のインプロヴィぜーションの融合なのです。ですから、同じ演目で同じ演者でも同じ噺は二度とありません。そこが、落語好きには困っちゃう所なんですけどね。
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初めまして、馬鹿なおじさんです。


私などはご幼少のみぎり、テレビなどは落語全盛、よく「なんとか寄席」とかやっていたもので、子供の頃から落語を聞く耳が育っちゃったんで、聞き取りに何の問題もないのですが。

質問者さんは、山梨の方ってぇ事で、最初に枝雀は厳しいと思います。それにどうもその「時うどん」は「長短」のエッセンスも入ってるようですし。
出発点を変えましょう。枝雀ではなく、まず古今亭志ん朝、柳家小三治。演題は何でもイーと思います。談志は噺に癖があるので後回しとして、つまり、上方もんでなく、東京落語ですね。
志ん朝は早口ですが、現代としては最高の東京弁、確かな滑舌の正統派。名人になる前に亡くなってしまったのは残念ですがともかく、はっきりと聞き取れると思いますよ。
小三治はもう、何をか言わんや、今最高の名人でしょうね。

上方もんも、確かに枝雀は面白いのですが、その末期を考えると、あの人の不器用さを思わせて悲しくなってしまう、と云うのは置いといて、桂米朝を、まず聞いた方がイーと思う。

落語はジャズです。同じ噺でも、演者によっていろいろな顔を見せてくれます。
肩肘張らず、楽しみましょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
小三治さん、桂米朝さんの落語を聞いてみました。
落語家によってパフォーマンスが違うことがよくわかりました。
聞き取れはしたのですが、テレビのお笑いに慣れてしまっているからか、5分過ぎると「オチはまだ?」と時間を気にしてしまいました。

お礼日時:2011/12/17 17:16

再びこんばんは。

No.2です。
未だかつてここまで努力された質問者さんに出会ったことはありません。
上方落語なので、関西人でない私には自信のない関西弁もありますし、自分で聞き取った言葉と違う可能性もあると思いますが、私の耳にはこう聞こえました。

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始めさせてもらうわけでございます
●しっかり歩かんかい
○しっかりあの歩いてるのでござございますけどね
●ございますけどねっちゅうことあるかい ええ?しっかり歩け なあ しかしなんじゃあね ちょっとお前なんじゃあ 腹が減ったとは思わんかい
○じゃあ そうやね おらあね 最前からどうも腹が減って 具合が悪いなっと
おーさぶー お月様冴えてるけどさぶいことさぶいね
●馬鹿やろ 大体月の冴える夜はさぶいってなこと言うな
○そうやねんね そうやけど まあなんや腹も減ってるね
●そうそうそうや そうやさかい なんぞ食わんかっちゅーねん どうやうどんでも食わんのかい
○あ あー 結構やね おいこのおっさん
 
※(この二行は自信がありません)
さぶい晩やなんて言って せやねそりゃ熱いうどん
熱いうどん食えりゃ景気はいいわ それ行こう

●それ行こうはいいけどお前 行こうはいいけどお前 やっぱ あるべきもんがなけりゃ あきはせんがな
○あるべきもんがなけりゃ あきはせんということは どうゆうことですか
●どうゆうことですかってお前 やっぱちょっとした 持ち合わせが
○あ わかりまりした うどん代のことですね 
●そうよ どこの人間や うどん代のことですねって おい なんぼあんねや え ちょっとなんぼあんね ちょっとうどん代なんぼあんね
○ちょっと待って やかましいねや お前ら物事やかましい え ま あのねここんとこ ちょっと持ち合わせちゅーものやけどね あのねー 八文ありますけどね
----------

この部分で言えば「関西弁」のほかに「最前」「お月様冴えてる・月の冴える晩」あたりが聞き取りづらかったのではないでしょうか。
自信のない部分もありますので、関西の方の回答がつくといいですね。
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この回答へのお礼

>未だかつてここまで努力された質問者さんに出会ったことはありません。

ありがとうございます。
回答者の皆様が丁寧に回答して頂いているから僕も頑張らないとと思ったのと、落語に興味を持ったきっかけが、故立川談志さんが、「落語とは、人間の業(ごう)をおもしろおかしく話すことで、正当化すること」と言ってたことを新聞で知ってから、なんとか落語に興味が沸かないものかな、と思ったからです。

僕とizumi044さんの訳(?)の中から、かけ離れている2文をピックアップして検証してみました。

■訳1
《僕》あー、ヒタイにナニアレちょっとなんじゃー腹が減ったと思わんかい
《izumi044さん》なあ しかしなんじゃあね ちょっとお前なんじゃあ 腹が減ったとは思わんかい

■訳2
《僕》じゃーそーえにごらんめさーあんめっどーも腹が減ったでーもありがっとー★×☆?
《izumi044さん》じゃあ そうやね おらあね 最前からどうも腹が減って 具合が悪いなっと

その結果、僕の耳は、べらんめえ口調のヒアリングに弱いのと、ひとつひとつの言葉をつなげて話されるのにも弱い(「じゃあ、そうやね、おらあね」が、「じゃーそーえにごらんめ」に聞こえる)、と思いました。
実は、桂枝雀さんの「饅頭こわい」も聞いてみたところ、こちらは全体の7割ぐらい聞き取れました。
でも、落語が好きになりそうかというと「んー?」という感触です。
もしよろしければ、落語の魅力を教えてもらえると嬉しいです。

お礼日時:2011/12/16 00:52

 その落語の映像だと思いますが、テレビで放送された物だと時間の制約もあり早い語りに成る可能性はあります。

漫才もそうなのですが、時間の制約もあり結構早いトークになりがちです。
 時間がある場合はもっとゆっくりした語りになります。

 時うどんもテンポの良さも必要です。それと会場でのりにのっている感じもあると、少し早くなったかなと。

 落語の言い回しで、今はあまり使われない言い回しなどもあるので分かりにくい場合もあります。
 時うどん、時そばも時の考え方が昔と今とでは違います。そういった基本的な知識も古典落語には必要な知識です。落語家さんにとっては、時代に合わせて演じ方を変えたり、言葉を変えたりもします。
 枝雀さんは関西の方なので、イントネーションとか方言とかもあり分からないかもしれないですね。


 他にも寿限無とかも有名です。これも結構楽しめるかな。落語を絵本にした物もあります。


 それと落語自体、テレビですることが減っています。漫才とかコントとかが多いですからね。
 漫才は5分程度でも良いけど、落語はもっと時間がかかります。テレビサイズでもないので。 
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
昔昔亭笑海さんの寿限無をyoutubuで聞きました。
前半は聞きにくいところがありましたが、中半以降は聞き取れ、3回くらいクスッと笑えました。
(寿限無は初めて知りました)

お礼日時:2011/12/15 23:49

>聞き手の好みうんぬんを超越して、内容が聴き取れないと思うのです


慣れの問題でしょう。
私は歌舞伎を見ても何を言っているのかさっぱりわかりませんが、あれもわかるひとには聞き取れます。

そんな様式化されたものじゃなくても、例えば前田日明という格闘技関係の大物がいるんですが、彼の喋りは聞き取りにくいことで有名で格闘技ファンの間でも字幕つけろというのが定番ってくらいです。なんですが、私はかなりのファンだったので聞き取れるんですよね。
話の構築の仕方や言葉の選び方なんかがわかっているから聞き取れるのです。

日本語の歌なんかでもはじめ歌詞がは聞き取りにくいなあと思っても、そのひとの作詞のくせなんかがわかると聞き取りにくいと思っていたのがうそのように聞こえてくるなんてこともあります。

落語には落語特有の言葉や言い回しがありますから、慣れない人には聞き取りにくいということはあるかもしれませんね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
youtubeに前田日明さんのインタビューがあったので、聞いてみました。
「ぜんぶこう親指立ってんだよ」以外は聞き取れませんでした(笑)。

お礼日時:2011/12/15 16:23

枝雀で聞き取れないというのがちょっと信じられないのですが、用語とか言い回しに耳慣れない言葉が合ったのかも知れないですね。



落語は、演者、席によって全く違うニュアンスになります。卑近な例で言えば、先頃亡くなった談志の名演とされている「芝浜」にしても、延々と演ることもあればさくっと端折っちゃうこともあります。更に言えば、談志の芝浜は他の演者の物とも全く違います。で、他の演者がつまらないかと言えばそんなこたぁ無い、それぞれの演者の解釈が入りますから、演目を見る度に面白いのです。

そういう意味では、クラシックの楽曲に対して指揮者の解釈や演出を楽しむのと似ている(カラヤンがとか、フルトヴェングラーがとかというのですね)んじゃないですかね。
音楽に限らず伝統敵な演目ってみなそうですよね。シェイクスピア劇だって本で読んだら舞台を見なくて済むでしょうか、演劇ファンなら、新しい演出家がどういう解釈で演出するか、役者がどう演じるか気になってしょうがないものだと思います。
神はディテールに宿り、愛好家はそれを楽しむのです。

話は変わりますが、能を見たことはありますか、能の場合、初めての演目では、台本を参照しながら見ます。ですから、落語でも演目がわかっていれば、前もって速記本(入手しやすいのは興津要の講談社文庫版「古典落語」など)を読んでおくのも一興かと思います。ストーリーを追っかけないで演者の芸を楽しむ事が出来ます。

質問者様はあらすじがわかれば映画は見なくても済むと思いますか(別に思ってもいいんですけどね)。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
枝雀さんの時うどんの(序盤だけですが)テープ起こしをした結果を、izumi044さんへのお礼に書いたので、読んでみて頂ければ幸いです。
テープ起こしをして、なぜ聞き取れないかを考えました。

1. 話の中で「あー」とか「んー」とか「なに」等、余計な言葉が多い。
  これに比べると、今のテレビの芸人たち(ぐっさんとか伊集院とか)は、必要な言葉だけを必要なだけ話してたんだな、と思った。
(どっちがいいかは人の好みなのでここでは言いません)

2.「じゃーそーえにごらんめさーあんめっどーも腹が減ったでーもありがっとー★×☆?(※テープ起こし6行目)」と聞こえてしまうと、そこで頭が「???」とストップしてしまう。
でも話の前後から考えると、ただ「腹が減った」と言いたいだけだとわかる。

このことから、7190193のおしゃった通り、最初にあらすじを頭に入れておいてから、落語家のパフォーマンスを楽しむことが有効だと思いました。
それが楽しめるようになれば、落語が楽しくなるということですね…。
でも僕はちょっとだめかもしれません。

お礼日時:2011/12/15 16:12

No.2です。

お礼をありがとうございました。

あえて書かなかったのですが、(事前に確認のため落語も視聴しましたが)私にはとても聞き取りやすい噺でした。
日常そんなに熱心には落語を聞いてはおりませんが、それでも私も落語が好きな分、耳に馴染みがあるのかと思い、ああいった回答をしてみた次第です。

落語は畳み掛けるようなテンポも魅力の一つだと思います。
耳慣れてないだけなような気がするのですが、どうなんでしょうね……。
※一緒に聞いてないので、お互いに判断が難しいですよね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
開始1分までをテープ起こししてみました。
僕にはこう聞こえます。

※★×☆?は聞き取り不可を表します

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
始めさせてもらうわけでゴザ★×☆?
しっかり歩かんかい
しっかりアノナニ歩いてる~ナニ、★×☆?ございますけどね
ございますけどねっちゅうことあるかい、ええ?しっかり歩け
あー、ヒタイにナニアレちょっとなんじゃー腹が減ったと思わんかい
じゃーそーえにごらんめさーあんめっどーも腹が減ったでーもありがっとー★×☆?
ゲホッおーサブー
お月様さいてるけどさぶいことさぶいね
なんだっだいたい月のさいっおっさぶいってこというな、せいえいみぃ
しぐれっまぁなんぃ腹も減ってるねぇ
そうそうそうい★×☆?なんぞ食わんかちゅうにどうょうどんでも食わんのかい
あっ、あー結構だねおいこのさ、さぶいわーなていうのせいれーそれは熱いうどん、熱いうどん食えれーっけぺぇ、それでいこう
それいこうはいいけどおめぇ、いこうはいいけど、あるべきもんが無ければあきわせんがな
あるべきもんが無ければあきはせんということどういうことですか?
どういうことですかっておめぇ、やっぱりちょっとした持ち合わせが
あ、わかりました。うどん代のことですね
そーや、どこの人間がうったうんだいのことですねとなこはんにょ、え、ちょっとなんぼあるのちょっとうどん代なんぼあるの
ちょっと待ったやかましいねん、おまいら物事やかましいねん
え?ま、あのねここんとこちょっと持ち合わせっちゅうものやけどね、
あーのーねー、8文ありますけどね…
(続く)
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑

参照したサイトは以下になります。
ちなみに1分に対して、何度も聞きなおしてテープ起こしに40分かかりました(笑)。

http://www.youtube.com/watch?v=_SQR09d362k

お礼日時:2011/12/15 15:45

こんばんは。


>内容のうち3割ぐらいしか聞き取れませんでした
考えられる可能性として。
・愚鈍な男のほうが舌足らずだったため
・馴染みのない言葉が多かったため
あたりではないかと思います。
落語に限らず、テンポの速い芝居でも同じことが起こります。
ひとつのセリフに引っかかってしうと、あれよあれよと芝居が展開してしまい、いつの間にか追いつけなくなってしまうということがあります。

面白くなかったと感じてしまうと厳しいかもしれませんが、もう一度聞いてみてはいかがでしょうか。
内容をある程度理解できた後ならば、聞き取れないと感じたセリフも聞き取れるのではないかと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
確かに、何度も聞けば聞き取れるようになるかもしれませんが、英語のレッスンではないので、わざわざ練習したく無い気持ちがあります…。
演者側も、お客が聞き取りやすいように努めるべきだと思うのですが。
あれ?僕の考えはおかしいですかね?

お礼日時:2011/12/15 00:17

何度聞いても腹の立つ話や何度読んでも泣けてくる小説なんかありますよね。


けれど何度聞いても笑える話、というのは少ないかもしれません。

なぜかというと、笑いは理屈によって喚起される感情だからではないからだと私は考えます。
まともな道徳観の持ち主なら不当に虐げれる人の話には何度でも腹を立てることができますが、笑い話はそうもいきません。

はじめて聞く面白い話でも、語り手の要領が悪いと全然面白くないこと、よくありますよね。
どこが笑いのポイントなのかがわかっても笑えない、みたいな。
逆に言えば話術の面白さで笑えるかどうかがかなりかわってくるということです。

質問者様が言及された「すべらない話」も、話自体の面白さはありますが、やはり話し手の技術でより笑える話になっています。

で、落語というのはその話術の技術そのものを楽しむものなんですよ。仕草や表情を含めて、練りこんでいる技術です。
だから何度も聞いて知っている話でもつい笑ってしまいます。わかっていても話術で笑わされます。
※落語家には修練を積んだ落語はうまいけれど今のバラエティの主流であるフリートークみたいなものは苦手なひともけっこういます。

当然、落語ならなんでも面白いというわけではなくて、下手な人も名人もいます。話のタイプの得意不得意はありますし、聞き手の好みもあります。

あと、同じ話を別々の落語家で聞くと、それぞれの話のポイントやタイミングなんかの違いがわかって面白い、ということもありますね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
落語で、同じ話を繰り返す理由はわかりました。
オチがわかっていても、そこを笑わせるところがプロの見せ所ということですね。

でも、どうしても解せないことが…!
桂枝雀さんの「時うどん」ですが、聞き手の好みうんぬんを超越して、内容が聴き取れないと思うのです。
(詳しくいうと、内容のうち3割ぐらいしか聞き取れませんでした)
客席が沸くのが本当に不思議です。
ちなみに、私の耳は健康診断上では問題無いですし、普段、他人の話やテレビの話は問題なく聞き取れます。
hunasukinさんはいかがですか?

お礼日時:2011/12/14 23:07

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