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こんにちは。
先日テレビ放映した「借りぐらしのアリエッティ」を観ました。
主人公たちの敵ポジションだった、家政婦のハルさんという人がよくわからなかったので、皆様がどのような解釈をしているか伺いたく質問しました。

明らかに敵役なハルさんですが、つまるところ彼女は小人をどう思っていたのでしょうか?

1.小人を信じていない(母親を捕まえていましたが)
2.小人を信じていて、セリフ通り「盗人」だから憎んでいる
3.小人を信じ(すぎ)ていて、心のどこかで信じていない主人・ショウ(彼は見つけていないフリ)に存在することを証明したかった
4.小人を信じていて、見世物にして儲けたかった
5.小人を信じていて、立派なドールハウスをやるのを許せず、主人らが見つける前に駆除したかった

とりあえずこんな想像はできるのですが、きっぱりはっきり判断できる彼女のしぐさや言動はありますか?見落としてますか?
ショウが小人と接触していると感づいているシーンは何度かありますよね。
そのことから1は無いかな、と思うのですが、内心「坊ちゃんは心臓ではなく精神を病んでるのかも・・・」とか考えてる可能性もある気がします。(ジブリに限ってそれはないか?)

つまりどれも捨てがたいのですが、
あまりに悪役な彼女が少し気の毒です。
少しでも理解してあげたいと思います。

なお、原作未読、テレビ放映のみ視聴です。
どこかの雑誌で言われてたとかの情報でもかまいません。
理由がない想像でもいいので、よろしくお願いいたします。

長文・乱文で失礼いたしました。
m(__)m

A 回答 (6件)

私も2だと思いました。

(5も入るかな)
勝手に家に住み着き、しかも黙って人の物を盗ってゆく。
彼女にとっては「ズル賢い小悪党」ってところでしょう。
ラストに激しく怒りをあらわしていたのも、三組の家族がいたことを知らないがために「ほとぼりが冷めた頃に帰ってきて、また盗みを繰り返すだろう」と思ったからだと思います。

ここからは個人的な解釈に入ります。
盗人・ドールハウス。この二つに注目してみましょう。
この家のために懸命に世話をしている自分が、一生かかっても暮らせないような素敵な家。それが盗んでいくだけの泥棒のために作られていたとしたら――。
こんなに面白くないことってないですよね。坊主憎けりゃじゃないですが、いつの頃からか、アリエッティたちに激しく嫉妬心を抱くようになった可能性はあると思います。
もしかしたら「絶対に小人にドールハウスは渡さない」くらいのことも思っていたかもしれません。
※カラスからアリエッティを助けた時に、ドールハウスをチラッと見ていた。
 銅鍋を拾った後に、わざわざ確認しにいったような気がするので。それほど、ドールハウスを意識していたのだろうとも解釈できます。

口は悪いですが、奥様の態度から考えると、つましく真面目に生きてきた方なのだろうと思います。

この回答への補足

皆様こんにちは!
映画を3回ほど観たのちにこの質問をしたのですが、もう数回部分的に見直した結果、「ハルさんは小人を目撃している」ということがきっぱりはっきり言われていました。信じるも信じないも・・・なので、この点については私の聞き逃しでした。すいませんでした。

さて、私の解釈がどのようになったのかをまとめてみたいと思います。
お礼の文もその度に書いているので、言ってること違うじゃん!という点もあるかもしれませんが、私の脳の容量が1Gくらいしかないのでどうぞご容赦ください。

順不同ですが分かったこと以下
・小人の存在を知っている(本人が目撃)
・小人がドロボウだと信じている (No.6さんが過去に盗難事件があったことを教えてくださいました。)
・大旦那様(奥様の父)が小人のために贅沢なドールハウスを作らせた、その由来を知っている
・奥様がドールハウスをとても気に入っているのに、小人にあげるつもりでいるのを知っている
・小人を殺さずに、捕まえる気でいる。
・奥様に小人の(盗まれたもので作られた)巣・小人母を見せようとした

奥様は小人をメルヘンな生き物と思っているようです。それに対してハルさんは、過去に使用人たちに盗みの罪を着せた不快な生物だと思っています。
そんな生物に美しいドールハウスをあげることなど許せず、けして小人はそれに値する生物ではないのだと奥様に知らせようとしています。

仮説2のドロボウを捕まえたい、仮説3の存在を証明する、仮説5のドールハウスを渡すものかという気持ち、
このあたりは近かったと思いますが、もう一歩足りませんでした。
これらを統合させると、ハルさんは
「小人はドロボウであり、家のためにならない。そのことを奥様に証明して目を覚まさせたい。そのために殺さずに捕まえなければならない」

・・・。
これって、わざわざ質問するほどの結果ではない・・・!?
∑(゜Д゜;)

でも、とてもよい情報もありました。
質問の趣旨とはずれるかもしれませんが、
NO.4さんの「口は悪いけど、真面目に生きてきた方なのだろう」という言葉に、はっとさせられました。
NO.6さんからの情報で、原作では盗難事件の容疑をかけられたようです。
それを頭に入れると、ハルさんに対して違う印象を受けます。

一概にハルさんは悪い人!いじわる!と思わずに、別の見方をしてくれる人が増えてくださることを期待いたします。

こんなヘタレな質問にお付き合いいただいた、
chie65535様、iwankf様、zz400n様、izumi044様、adb1990様、maary様、読んでくださった皆様、本当にどうもありがとうございました。
ベストアンサーは、izumi044様に差し上げたいと思います。

また変な質問をした際には、どうぞよろしくお願いいたします。

補足日時:2012/01/28 12:55
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この回答へのお礼

ご回答をありがとうございます。
遅くなってすいませんでした。

>ズル賢い小悪党
>ほとぼりが冷めた頃に帰ってきて、また盗みを繰り返すだろう

思いもよらない点のご指摘でした。
最後に「逃げちゃった・・・今度こそとっつかまえてやる~!!」というセリフがあったことから、ネズミくらい数がいてまだまだ狙っているのだと考えていそうですね。
やっと捕まえたけど逃げられて、でもまた捕まえるチャンスがあると思っているところは、ネズミや害虫と同じ扱いのようです。
ほかの方もおっしゃられていますが、小人母に話しかけない点も、小人と意思疎通ができるかもしれないことなど、考えられないのでしょう。
小人が「見られたら出ていく」というルールを持っていることなど、全く知らないんですからね。(一生ハルさんは小人の幻影を追うのでしょうか・・・)

>自分が、一生かかっても暮らせないような素敵な家。
>盗んでいくだけの泥棒のために作られていたとしたら
やはり、「ドールハウスは絶対に小人になどやるものか!!」と思っていたのは間違いないようですね。

>つましく真面目に生きてきた方
すとんとこの文章が目に入りました。
奥様が、すごい剣幕のハルさんをとがめないのは、こういうことなのかもしれません。

解釈に奥行きが出てきました。ありがとうございます。
ご協力に感謝いたします。m(__)m

お礼日時:2012/01/28 11:10

私も未読なのですが、


原作ではそのあたりの事柄もちゃんと書かれているそうです。

ハルさんの若い頃に小人が借りていった事で盗人疑惑をかけられてしまい
一緒に働いていた人が辞めさせられたなどの苦い思い出があるそうです。

なので、
2.小人を信じていて、セリフ通り「盗人」だから憎んでいる
のが正解かと。
あと自分は盗人ではない汚名を着せられたのだと言う思いから
捕まえて小人が本当にいる事をみんなに知って欲しかったのではないでしょうか。

アニメではそのあたりの事が描かれていなかったので、
気持ちの悪い意地悪家政婦としか思えないようになってます。
そう思うとハルさんは可哀想な人なのかなーと思いました。
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この回答へのお礼

ご回答をありがとうございます。遅くなってすいませんでした。

やっぱり原作は読んだ方がいいですよね、きっと・・・
どうも原作か映画かどちらかしか観ないことが多いのです。原作を知っていて映画を観たらがっかりということが何度かあるものですから・・・

>小人が借りていった事で盗人疑惑をかけられてしまい
なるほど!!そういう事件があったんですね。
小人が持って行けて大事になるということは、指輪かなにかでしょうか。
せめて「昔濡れ衣をかけられて~」という発言があったとよかったですね。
奥様はご存じなかったのでしょうか。事件を知っていても、まさかそれが小人のせいだとは思ってなかったんですね。
どうりでハルさんが一貫して「ドロボウ」と呼んでいるわけです。
とても悔しかったんでしょうね。同僚の無実を証明できないのでは・・・
しかも主人たちがメルヘンな小人を想像しているんでは、信じてもらえなさそうです。

>気持ちの悪い意地悪家政婦
このあたりの事情を知らないと完全にハルさんは悪役だと思われてしまいます。
脚本?監督?さんはハルさんの事情を抜き取ってしまってまで、この映画にどんな思いを詰め込んだのでしょうか?
(ジブリだから、という言い方もどうかとは思いますが)せっかくのジブリ作品で主人公の目線からでしかストーリーを観れないのでは、そのほかのダラダラとただ動くだけのアニメーションと同じであると思います。
(お気に触ったら申し訳ありません)
一言でも触れてくれればよかったですね。

解釈に陰影が付き始めた気がします。
ご協力に感謝いたします。ありがとうございました。
m(__)m

お礼日時:2012/01/28 11:49

確かネズミ駆除の業者に、殺さずに捕獲だけするようにと言っていたので、


駆除とか退治しようという気はなかったように思いますが。
憎んでいるというのもちょっと違う気がします。
むしろ小人に興味津々という印象を持ちました。

表情とか行動は意地悪そうな感じに描かれていましたが、
実際は小人に危害を加えるつもりはなく、とりあえず捕まえて自分だけのペット?みたいな感覚で密かに鑑賞して楽しもうとしていたのでは?

それか奥様に「やっぱり小人はいたんですよ!」と見せて得意顔をしたかったとか。

悪役というか、彼女は人間誰しもが持っている好奇心とか野次馬根性とか、人間の理性の下に隠れたちょっと俗っぽい部分の象徴という感じがしました。
お上品なショウや奥様とは対照的に、ある意味あの映画の登場人物の中では最も人間らしい感覚を持ったキャラクターとも言えるのかもしれません。
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この回答へのお礼

ご回答をありがとうございます。遅くなってすいません。

そういえば「駆除」の意味は何だろうと思ったら、追い払う・退治するなんですね。捕獲は駆除に当たらなさそうです。

>憎んでいるというのもちょっと違う気がします。
捕まえられない時には憎んでいたけれど、いざ捕まえてみたら希少な生物を捕まえられたという満足感を得たようにも見えますね。
奥様に小人の巣を見せようとしたときのドヤ顔もなかなかの見ものでした。最後の「今度こそとっつかまえてやる~」というセリフも、憎しみというよりネズミに逃げられた!のようなニュアンスが感じられなくもないですね。
少し解釈の一部がゆらいでいます・・・ハルさんは小人を憎んではいなかったかも?
憎いのなら捕獲して即座に殺すか、奥様にドロボウ小人を見せて存在を証明して殺すか・・・するんでしょうね。
ハルさんは小人母を奥様に見せた後、どうするつもりだったんでしょう??

>密かに鑑賞して楽しもうとしていたのでは?
なるほどー!
何匹かは生かしておこうとしてた可能性も残りますね!(たぶん彼女は何匹も床下に住んでると思っていたようですので。やっぱりネズミ扱い)

>最も人間らしい感覚を持ったキャラクターとも言えるのかも
私も小人がいるって知っていたら(なおかつ他人が信じてくれない時)、捕まえたくて仕方がなくなると思います。涼しい顔をした奥様たちに捕まえて見せてあげたいと思ってしまうでしょう。
この映画は主役がアリエッティですから、小人側の目線で悪い人に描かれていますが、ハルさんの行動は悪いものであるとは言い切れません。

解釈が立体になりつつあります。
皆様のご協力に感謝いたします。ありがとうございました。
m(__)m

お礼日時:2012/01/28 11:33

私は2だと思います。



小人母さんを捕まえて、すぐ駆除業者を呼びました。

捕まえるのであれば小人母さんを尋問するなり、他の個所を探すなりしたでしょう。

しかし、駆除をしたいと言う事はネズミなどと同じで追い出したり殺してしまおうとしているような感じでしたので。
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この回答へのお礼

ご回答をありがとうございます。遅くなってすいませんでした。
再度映画を見直したところ、私の見落とし・勘違いが多くて、皆様に顔向けできないような情けなさを感じているところであります。。。

>小人母さんを尋問するなり
尋問しませんでしたね。言葉が分かるはずがないと思っていたのでしょうかね。ショウは普通にアリエッティと会話していたので、言葉は通じるはずだと思うんですが・・・
やはり、ネズミと同じような駆除すべき生物で、さらに盗みをするから余計たちが悪いと考えていたようですね。
ハルさん自身が目撃しており、小人を憎んでいる・恨んでいるのは作中一貫していました。問題なのは捕まえてどうするのか?
奥様に小人の家を見せようとしていたことから、小人の存在と小人が巣にどれだけ盗んだものを溜めているかを見せつけようとしたことがわかりました。
ただ憎んでいるなら、小人母を殺してしまってもおかしくなかったんですね。

このことからハルさんは、
小人が存在するということを知っていて、小人たちは盗人でありドールハウスをやるような生き物ではない、ということを奥様に証明したかった。
という解釈にたどり着きました。

ご協力に感謝いたします。
ありがとうございました。m(__)m

お礼日時:2012/01/28 10:55

3.小人を信じ(すぎ)ていて、存在することを証明したかった


でしょうか.

アリエッティのお母さんを見つけた時の,うれしいそうな顔と,瓶の中に閉じ込め,主人(奥様)に見せようとしたこと,坊ちゃんを部屋に閉じ込めたことから,

小人を信じていて、
小人たちがこそこそと家の中のものを盗る有害なものであることを証明したかった
と思います.

小人に対して,「見つけた」とは言いましたが,話しかける風ではなく,
小人たちは,ネズミやゴキブリと同じ程度のものとの認識もあったと考えられます.

一方で,
殺虫剤をまくとか,手荒な事をせず,ただ,瓶に閉じ込めたことから,
ちょうど子供が,見つけてきた珍しい虫を虫籠に入れておくような感じではないでしょうか.

ショウが,話しかけたりすることと対照的だと思います.
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この回答へのお礼

ご回答をありがとうございます。
遅くなってすいません。

>小人に対して,「見つけた」とは言いましたが,話しかける風ではなく,
小人たちは,ネズミやゴキブリと同じ程度のものとの認識
>見つけてきた珍しい虫を虫籠に入れておくような感じ

ただ存在を証明したがっているというにはどうもしっくりこなかったのですが、奥様が考えているほどメルヘンな存在ではない、有害であると証明したかったんですね。

話しかけていない、ということに指摘されて気が付きました。
そういえば、「早く捕まえないと」と言っている割には、小人母に聞くことはしませんでしたね。
つまり、「人の形に似ているが人間の言葉など理解できない、盗みを働く生物」という認識だったわけですね。

それにしても、小人達が盗める物は大きさ的にも限られていると思います。それほど目くじらを立てるほどの盗みって、過去に何かあったのでしょうか。ティッシュ・マチバリ・角砂糖・使用済み切手などが作中には出てきました。
確かに台所をウロウロされるのは気持ちが悪いかもしれませんが、ドロボウ!!と探し回るほどのものではないと思います。さすがにそのあたりは原作に出ているのかもしれませんが。

いろいろと解釈が進められました。
ご協力に感謝いたします。ありがとうございました!
m(__)m

お礼日時:2012/01/28 10:36

確か、ハルさんの「やっぱり小人は居るのよ」ってセリフがあったので、たぶん



6.過去に小人を目撃したか、小人の話を聞いていて、小人が居るって事を証明したかった

だと思います。

ストーリー中「あの家には、他の小人の家族が居たが、みんな出て行った」とか「人間に見られたら引っ越さないとならない」と言う話が出てきます。

そこから「過去、人間に見られてしまって、出て行った小人家族が居た」と推察できます。

その時に目撃した人間は「旦那様」か「奥様」か「ハルさん」だと思われます。

見たのが「旦那様」か「奥様」だった場合、ハルさんは、旦那様か奥様から小人の話を聞いていたのでしょう。

ドールハウスが買われた経緯から、過去に小人を見たのは旦那様か奥様のどちらかです。

ハルさんは、ドールハウスが買われた経緯(家にいる小人の為に買った)を知っている筈です。

これらの事は作中の人物の「何気無いセリフや行動」から推測された「予想」ですが、良く見てないと気付かないかも知れません。
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この回答へのお礼

遅くなって申し訳ありません。
ご回答をありがとうございます。

再度映画を見たところ、ハルさんははっきりと奥様に「あたしが昔小人を見たというのは本当だったんですよ」と言っていました。
その見られた小人が引っ越していった小人家族なのかもしれませんね。

旦那様(奥様の父)がドールハウスを小人のために作った、ということは、行方不明になった家族(おそらく捕獲されたのだろうと思います)を捕まえたのはこの家の住人ではないんでしょうかね。

奥様は小人を直接見ていないようですね。いつも聞くばかりなので、「ドロボウ」感がないのでしょう。
そんなメルヘンなイメージを持つ奥様に「小人はドロボウ」だと証明したかったのだと、今は解釈できます。

ご協力ありがとうございました!!
m(__)m

お礼日時:2012/01/28 10:23

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