あなたの「必」の書き順を教えてください

各社、測定方法が違うようですが
モンベルの快適使用温度とイスカの最低使用温度はだいたい同じものと考えてよいのでしょうか?

A 回答 (3件)

 No.2の方の推論に概ね同意します。

私もそんな計算をしていました。

 モンベルの場合、昔はスーパーストレッチ、今はスパイラルという「伸びる」ステッチを使用しています。
 これは別に伸びるのでシュラフの中であぐらをかけて快適、というだけのモノではなく、むしろ「伸びる」より「縮む」ことに性能上の意義があります。
 縮むことによってシュラフが身体に適度にタイトにフィットして、シュラフと身体の間の空間を少なくすることで保温性を向上させていますし、またシュラフの外形寸法が変わらなくても内側に「縮んで」いることによって、ロフトを稼いでいるわけです。

 なので、モンベルのシュラフはダウン量が同じなら他メーカーのシュラフより暖かい、ということになります。
 まあ10℃も違うのかどうかは判りませんが、そんなわけでダウン量が同じでも構造によってけっこうな差は出るのが当然、というかそこがメーカーの腕の見せ所でしょう。

 ちなみにモンベルの「快適睡眠温度」は「下着などのままでも6時間以上快適に眠れる温度」、「使用限界温度」は「6時間の睡眠が可能な温度」と表記されています。
 別にメーカーお墨付きのタフな山男が、などというサバ読みをしているわけではありません。そもそもモンベルでも「基準値」って明言してますから。

 イスカの「最低使用温度」は、測定方法や評価方法が異なったとしても、考え方そのものはモンベルの「使用限界温度」と同じです。

 私はモンベルのULスーパーストレッチダウンハガー#4とスーパーストレッチバロウバッグ#3を持っていますが、いずれも「最低使用温度」付近の条件下で普通に使用できています。別にメーカーからお墨付きをもらえるほどタフではありませんけどね。

 測定方法もその評価の方法も異なれば、使用温度域という数字はメーカー内での比較検討には使えますがメーカー間の比較には使いづらいということでしょう。

 ULの#4を買うときに、当時のイスカとかなり詳細に比較検討したのですが、イスカの方がダウン量は多く、総重量はほぼ同等でした。
 モンベルはスーパーストレッチ(現在はスパイラル)システムによって、同じ暖かさならダウン量を少なくできるのですが、そのスーパーストレッチシステムによって総重量は若干重くなり(ステッチにゴムひもを使うのですから仕方ないですが)、結果的に総重量は変わらない、ということなのだと理解しました。
 まあ総重量が変わらないのなら、就寝時に適度なフィット感があるモンベルの方が良いな、とULの#4を購入した次第です。

 現在のスーパースパイラルは、スーパーストレッチよりは構造的に軽く作れるでしょう。

 いずれにしろ、数値そのものをそう単純に比較できるものではなさそうです。
 イスカの最低使用温度に5~10℃足した数値がモンベルの快適睡眠温度、というのも、この違いが測定方法による違いであるならば、その差は5~10℃という「定数」ではなく「率」であるはずです。
 となると、モデルによって足す数値は変わる、ということになりますよね。

 違いが評価方法による違いなら、足す数値は定数かもしれません。
 測定方法と評価方法の両方が異なるのなら、率と定数を合わせた数値ということになるので、要するに2メーカー間の換算式を作るのはまず無理、ということでしょう。
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モンベルのULスパイラルダウンハガー#3を使用しております。


イスカのシュラフを使用した事は有りません。

モンベルの快適使用温度とイスカの最低使用温度は同等では無いと思われます。
モンベルは使用可能限界温度と言うものも設定しているのですが、これもイスカの最低使用温度とは同等では無いと思われます。

理由としては製品の本体重量、羽毛量に対して設定温度が大きく異なるからです。
例えば
・イスカ エア 1000X(イスカ)
本体重量 1,550g
羽毛量  1000g(90/10 800フィルパワ-)
最低使用温度 -30℃
http://www.isuka.co.jp/product/detail.asp?id=241 …

・U.L.スーパー スパイラルダウンハガーEXP(モンベル)
本体重量 3lbs.7 oz.(≒1,560g)
羽毛量  2lbs.6 oz.(≒1,077g)(800フィルパワー)
快適睡眠温度域 -23℃~
使用可能限界温度 -40℃
http://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?produc …
http://www.montbell.us/products/disp.php?cat_id= …

となっています。因みにモンベルは日本では羽毛量を表記していませんが海外向けのページでは公開してます。(Fill Weightって羽毛量の事だよな・・・?)
重量で比較すると大体同じ仕様なのですが設定温度は10℃ずれが有ります。
構造等により保温性能にズレが出るのは当然ですが、一流とされる両社でここまで大きく差が有る事を考えると評価法が異なると予想出来ます。

また、今気付いたのですがモンベルの海外向けサイトでは上記商品Temperature Rating:-29℃となっています。Temperature Ratingが限界温度とするとイスカとほぼ一致しますね。ただモンベルの見解としては日本人は西洋人より寒さに強いと言う事でしょうか(笑)

と言うわけでメーカー間の単純比較はできませんがダウンの性能(フィルパワー)を確認したうえで重量で比較し設定温度は参考程度に見るのが良いと思います。


シュラフの評価は各社独自だったのですが最近、ドイターやMHW、TNFなどのメーカーはヨーロピアン・ノームと言うEUの工業規格を採用し少し分かりやすくなってきています。
イスカは国内メーカーなので分かりませんがモンベル辺りはそのうち採用してくれるかもしれません。
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この回答へのお礼

詳しく教えていただきありがとうございます
測定方法が違うとは聞いていたのですがここまで違うのには驚きました!
イスカの最低使用温度とモンベルの快適睡眠温度域が同じ時はイスカの方が温かいということなんでしょうかね…
とても参考になりました!

お礼日時:2012/01/27 19:43

モンベルは「快適睡眠温度」と「使用可能温度」と分かれていますね。


イスカは「最低使用可能温度」としています。

なので「モンベルの使用可能温度」と「最低使用可能温度」を比較してみてください。


http://webshop.montbell.jp/sys_img/related/ecinf …

http://www.isuka.co.jp/main/faq/


ちなみに「使用可能温度」はその温度でもメーカーお墨付きのタフな山男が生命を維持できるという意味で、普通の人が寝るにはとても耐えられないです。
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この回答へのお礼

No.2の方の解答も参考にしますとイスカに5~10度足した数が
モンベルの快適睡眠温度相当になる…と考えた方がよさそうですね…
どうもありがとうございました

お礼日時:2012/01/27 20:05

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