日本史学者目指してた姉の影響で昔から日本史大好きです。
古代~近代の中でも多少偏りはありますがたくさんの人物像に惹かれます。
皆さんが「好き」「興味がある」「尊敬する」と思う人物は誰ですか?
またそのきっかけは何ですか?
日本史、または日本に関わりのある外国人の中からお教えください。
※最初に言っておきますが当方いわゆる「歴女」とは違うと思っております
なぜか傾向が同じになってしまっているのですが…
「萌え」とかの要素は正直分かりません…
私が挙げるのは
・高杉晋作
→自宅近くに高杉晋作が労咳になってから療養していたという場所があり、曾祖父が何か関わっていたようで高杉直筆の書というものが家にあったため子供のころからどんな人だろうと本を読んだりしていました。
その後自宅を大幅改装した際に何故かその書が失われたらしく、今では見ることはできませんが…
・坂本龍馬
→母が昔から好きな人物で嫁入り道具に龍馬関連の本を持参してきたほど。
なので昔話の代わりに坂本龍馬の話を聞かされて育ちました。
最近「今の時代にこういう人がいたらどうするだろうか?」と考えたりします。
・杉原千畝
→小学生の頃に購読していた雑誌に「漫画で読む偉人の話」のようなコーナーに載っていました。
戦乱の時代に「国」の枠に捕らわれず人としての道を貫いた素晴らしい人物だと思います。
・伊達政宗
→興味を持ったのは渡辺謙さんが演じた大河ドラマがきっかけですが(当時小学生)、それから色んな本を読みました。
中学生~大学生にかけて何度か東北を訪れ、現地の方からお聞きした話をまとめて大学のゼミの論文にしたりしていました。
野心家でありながら引き際を見極める目を持った、政治的かけひきに長けた人物だと思っております。
・持統天皇
→百人一首で最初に覚えたのが持統天皇の「春過ぎて…」の歌だったから。
非情な手段をとることもあったようですが個人的にはマリア・テレジアや女帝エカチェリーナに匹敵する女傑だと思います。
皆さんのご意見をお聞かせください
No.2
- 回答日時:
西岡京治(にしおかけいじ)1933-1992
【先日国王夫妻が来日したブータン王国で、農業の父と呼ばれ、
同国で最高の爵位 「ダショー(最高の恩人)」 を授かる。
国花である青いケシを日本の花の万博に出品するなどの活動も。
ブータンで亡くなった際は国葬が行われ、彼の地に葬られた。】
質問者様が挙げられた杉原千畝氏と並ぶ平和的行為、
国境を越えた尊い人道主義の体現者だと思います。
質問者様が挙げられている女帝エカチェリーナはII世ですか?
でしたら私も好きです。
彼女のエルミタージュ美術館は、正に遺産ですね。
あれを 「隠れ家」 と称する人生って…
マリア・テレジアと違って家庭に恵まれなかったのが悲しいですね。
ありがとうございます。
西岡京治氏は名前だけ聞いた事がありますが業績はよく知りませんでした。
先日ブータンの国王夫妻が来日された時に某政治家が非常識な行動をとっても相手が寛大だったのはそういう方の威光があるからでしょうか。
>質問者様が挙げられている女帝エカチェリーナはII世ですか?
そうです!すみません、ちょっと抜けていましたね…
エルミタージュ美術館は一度は見てみたいです…
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
坂本龍馬は私もはまりました。
司馬遼太郎が好きだったので、でも、今は本当に全て彼の業績なのかな?て思うようになっていますし、
最後の船中八策。ちょっと良いカッコをしすぎたかな?て気がします。完全に薩長を裏切っていますしね。でも、理想にまっしぐら、ってところは凄いです。
私は織田信長です。
彼も日本の現状を憂いて、理想を追い求めた人だと感じるからです。
信長の行動は一貫しているところから、リーダーにふさわしい人だったと思えるのです。
彼には「信念」があり、それも実証済みでした。
ここは、私の勝手な想像ですが、、、
「自分の治める領地では、民すべてが幸せになる。だから私が天下を統一しなくてはならない。」
というような信念と自信があったように思えてならないのです。
「楽市楽座」「兵農分離」「関所の撤廃」
あと、秀吉を登用した能力主義。
領民にとってこんな理想的な国は、日本国内になかったと思います。
「楽市楽座」によって組合に馬鹿高い会費を払わずに、商売できたし、市も、神社やお寺に使用料を払わなくても、どこでも売り買いできたわけですし、商人にとってこんなにすばらしいことは無いと思います。
「兵農分離」では、安定的なくらしをしたい人は農家をして、出世思考の強い人は兵士になって、しかも、能力主義だから、働きしだいでお城を持つことができる。頑張らないわけがない。領民に選択の自由を与えているのです。
室町幕府の収入源は関所でした。でもそれも信長は撤廃しています。これで、領民は領地を行ったり来たりできて、領民の情報量は他国では比べ物にならなかったと思います。
私がもし戦国時代に生きていれば、ぜひとも信長の領地で暮らしたいなと思います。
では、何故このような発想ができたか?おそらく幼少の頃、城を抜け出して領民と真っ向から向き合って遊んでいたからではないでしょうか?子供達の不安や不満。親たちのどうしようもない社会のシステムを聞いて、矛盾を感じるものは全て壊していったと思います。
領民から喜ばれて、信長自身、自信をつけていったのでは無いでしょうか。
彼が冷酷になったのは、おそらく浅井長政に裏切られたからでは無いでしょうか?信長はよく長政の小谷城へ出向く時、丸腰で兵も連れずに遊びに行ったらしい。長政を本当の弟のようにかわいがっていたようです。人なつっこい性格だったんじゃないでしょうかね?ねねさんの頼みを聞いて秀吉の浮気も注意したらしいし、結構人情あふれる人だったと思います。
しかし、裏切られて、死にかけて、変わったと思います。人を業績でしか判断しなくなり、また一族を守るために反対勢力には徹底して攻撃する。また自分さえ死ななければやり直しが効く。ということも学んだんじゃないでしょうか?
この点は、平清盛と共通しているところじゃないか?と私は勝手に考えています。清盛も源氏との二度に渡る合戦で、源氏武士の強さを目のあたりにして、守りに入ったんじゃないか?と思っています。一族を守るために他氏に対して、冷酷になったんじゃないでしょうか?
すみません。気づいたら長文になっていました。他にも好きな偉人はたくさんいます。例えば、高橋是清とか、、、
では、またの機会に。俗説大好きな者からでした。
ありがとうございます。
織田信長は伝説のカリスマ的存在ですね。
「もし本能寺で信長が死ななければ…」
という仮説は「歴史にもしもはない」と言われていても誰もが一度は考えると思います。
現存している信長が秀吉とねねに宛てた書簡はTVの特集で見ました。
秀吉の浮気を諌めつつ、ねねに「嫉妬などせずに自信を持て」というような励ましの言葉をかけていて、大きい人物だなあと素で感激しました。
独創的な考えを実行に移す行動力もすごいです。
他方で冷酷な面もありましたが、おっしゃるように信頼する人物の裏切りの反動かもしれませんね…
そして最後にやはり裏切りで死ぬわけですが…
非常に興味深い人物です。
No.5
- 回答日時:
こんにちは。
日本に関わりのある外国人とその娘ですが・・・
ドイツ人の医師の「シーボルト」と、娘で医師の「楠本イネ」です。
私の大好きな長崎の街と深い関わりのある人物だからです。
小説「ふぉん・しいほるとの娘」も勿論読みましたし
昔のドラマのおらんだおいね(丘みつ子さん主演)と
おいね・父の名はシーボルト(宮沢りえさん主演)もすごく良かったです。
ありがとうございます。
長崎には親戚がいるのでよく行きます。
シーボルト記念館にも行きました。
妻のお滝さんの名前からアジサイに「オタクサ」と名前を付けた、と聞いてロマンチックだなあと思っていたら牧野富太郎がそれについて厳しく批判したとかいう話を後で聞きました…
No.6
- 回答日時:
本田宗一郎
言わずと知れた本田技研工業の創業者。
日本企業として初のマン島TTレースやF1への参戦など夢を見させてくれる偉業に感銘します。
世界のモータースポーツを語るに外せない「名将」です。
私にとって、企業経営など考え方にドキッとする言葉があります。
白洲次郎
敗戦後の内閣ブレーン時代の武勇伝でGHQと渡り合った度胸などカッコイイと感じます。
青年期は道楽息子であったり、徴兵逃れは別の事として、
「日本は戦争に負けただけで、米国の奴隷になったわけではない」とした姿勢で歯に衣着せぬ言動から「従順ならざる唯一の日本人」とGHQ要人に言わしめたこと。
痛快なのは、GHQ准将から「英語が上手だ」と言われ、「あなたももう少し勉強すれば上手くなる」と嫌みで返したことなどがあります。当時で、ケンブリッジ大卒ってのもすごい。
岩崎弥太郎
三菱の創業者。
土佐郷士の出身ですが、現在での三菱グループを礎を作ったことは言葉で表現できません。
ありがとうございます。
確かに錚々たるメンバーですね。
岩崎弥太郎の話は龍馬好きの影響でよく読みました。
火の車だった亀山社中(海援隊)を基盤にあれだけの財閥にした腕は超人だと思います。
白洲次郎のエピソードは父が軍記物好きなので聞いたことがあります。
今の政治家にもそういう人がいれば…と思うことも…
No.7
- 回答日時:
静御前。
歴史好きの父の影響で、小さい頃から日本史に興味がありました。
大学は国文学科で、卒論は中世文学を専攻しましたので、テーマは「中世文学における静御前の人物像について」。
鎌倉時代~安土・桃山時代に一番関心があったことと、同じ女性であること、それと漫画や小説にも時々取り上げられることがあるので興味を持った、というのが一番大きな理由かなぁと思います。
ありがとうございます。
私も義経や静御前の話は大好きです。
色々と謎に包まれた女性ですが、義経と離れてからも頼朝の前で堂々と義経を慕う舞を踊ったり(北条政子のとりなしもあったという話ですが)、一人で奥州に義経を追っていったという話が残っていたり、相当芯の強い女性だったと思います。
No.8
- 回答日時:
soregashiも高杉晋作‥好きです。
『ぼっちゃんがやんちゃ』というイメージ(^_^;)
今は『古田織部』
と『成田長親』→『のぼうの城』ののぼう様‥。漫画から興味を持ちました。
少し前は『加藤清正』なんせ熊本城はすごいです。
ありがとうございます。
高杉晋作はお坊ちゃん育ちなのに「放たれ牛」と言われるめちゃくちゃっぷりがいいです!
熊本城はあの石垣がすごいですよね!
しかも有事の際に備えて壁や床に保存食となるものを練りこんであったとか
(西南戦争の時に熊本城に立てこもった政府軍がその食糧で生きのびたとかいう話を最近聞きました)
No.10
- 回答日時:
非常にマイナーなお答えをします。
教科書などにもまず載らない人物ですが、「仙台四郎」を挙げさせて戴きます。この人物の知名度は地域によって大きく偏り、その名の通り東北での有名人です。東北に住む人は子供でも大半が知っている人物だと思います。江戸末期から明治時代にかけ実在した男性で、wikiによると幼少の頃川へ転落して溺れた後遺症で知能障害になり言葉も「バアヤン」しか話せず、普段は市中を歩き回り人から金品をもらって生活していたとか。また子供好きでいつもニコニコとしていたとの事。
当然周りから常にからかわれるも怒るでもなく大人しく微笑むばかりで、いつしか人から「四郎馬鹿」などと呼ばれる始末だったそうです。
こんな人物が何故東北で有名かというと、「四郎が立ち寄った店は悉く繁盛した」ためです。四郎は日がな一日あちらこちらの商店、旅館を徘徊して回って飲み食いをしたのですが、四郎が去った後はどの店もその後非常に繁盛し、大いに潤ったとか。噂を聞きつけた店が「是非ウチに」と無料で歓待するほどまでになり、いつしか「商売繁盛の神様」ともてはやされるようになったそうです。
これについてはエピソードもあり、ずるい商売をしていた店や悪徳な店にはどんなに声掛けしても決して四郎は近付かなかったそうです。人間離れした嗅覚というか、神がかった深層心理があったんでしょうね。
今でも宮城県に限らず福島県、山形県の商店などに行くとかなりの高確率で「仙台四郎」の写真が入った額が店に飾られています。商売の神様として崇め奉られてるんですね。
私はこの「仙台四郎」の話、東北ならではの民俗学的な雰囲気と東北人らしいおおらかさが現れていて非常に好きです。
ありがとうございます。
その方は初めて知りました!
何かを失った代わりに天は別の能力を授けてくれたのでしょうか…
まるでおとぎ話のようで興味深いです。
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