プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

カードの片面に,平仮名が1字書かれています。そのカードの裏面には,数字(自然数)が書かれているものとします。
今,各々「あ」「た」「4」「7」と書かれたカードがあります。
仮名が見えているカード2枚と,
数字が見えているカード2枚の,計4枚あることとなります。

ここで,「母音が書かれたカードの裏面には,必ず偶数の数字が書かれていること」という規則があるとします。
この規則が
遵守されているか,
違反しているかを確認するには…
少なくとも,どのカードをめくって裏面を確認する必要があるでしょうか?
━━━━━━━━━━━━━━
4人の人物がいます。
未成年者,
成人,
素面,
酔っ払い,

この国では「未成年者は飲酒してはいけない」という法律があります。
この法律が
遵守されているか,
違反しているかを調べるには,
少なくとも,誰を尋問する必要がありますか?

A 回答 (4件)

AならばBが真であるとき,


その対偶「BでないならばAでない」のみが真で,
逆,裏は真でないことがわかっているか,
実例をもとに試そうとしている問題です.

企業の入社試験などに多いです.

まさに同じ問題が参考図書に出ています(数字は若干違いますが).

参考図書
市川伸一(1997),「考えることの科学-推論の認知心理学への招待-」,中公新書
    • good
    • 0
この回答へのお礼

参考図書までありがとうございます。私は,
中田亨『ヒューマンエラーを防ぐ知恵』化学同人からです。

(横書きの文章だから,句読点でなく,コンマとピリオドでしょうか?)
対偶を日常例を使って表しているのですね。

ウェイソンの4枚カード問題から引用しました。

お礼日時:2012/02/23 07:36

>ここで,「母音が書かれたカードの裏面には,必ず偶数の数字が書かれていること」という規則があるとします。



ツッコまずに、言いたいことを察すれば、
「あ」は、その「母音が書かれたカード」、
「た」は、子音も含まれるから、それとは違う、
ということでしょうが、
素直に、「A」と「T」とアルファベットを書くか、
規則を、「あ行の字が書かれたカード」などとした方が、
解りやすいかと思います。

「子音が書かれたカードが云々」
「奇数の数字が書かれたカードが云々」
についての情報は、一切ありません。
つまり、それらの裏はどうなっていても構わない、
「た」や「7」を裏返しても、規則が守られているかは
全く分からない、ということです。

ちょっと紛らわしいのは、
「母音の書かれたカードの裏側は、必ず、偶数」
と書いてありますが、これは、
「偶数が書かれたカードの裏側は、必ず、母音」
ということにはなりません。なので、
「偶数が書かれたカード」の裏側についても、
情報は何もない、
「4」を裏返してどっちであっても、
規則とは関係ないことになります。

こういうわけで、規則が守られているかどうかを
調べるには、「あ」のカードを裏返して、調べれば
いいことが解ります。

「あ」の裏側に偶数が書いてあれば「守られている」
奇数が書いてあれば、「守られていない」です。

>4人の人物がいます。

こちらの問題は、質問者さんの引用ミスなのか、問題に穴があるのか、そこを指摘させようという問題なのか、困ったポイントがあります。

実は、カードの問題にもあったのですが、そこは、常識的に穴がないような前提で処理しましたが、こちらは、常識的には、そうできません。

ポイントは、カードの問題では、常識的に、「この4枚について規則が成り立つか」ということで、大体問題ないと思いますが、シビアに考えると「この4枚について」がないことに対して、ツッコミを入れる、が、正解である意地悪問題の可能性も否定できません。その場合には、「規則に違反している、という結論を出すことはできる。この4枚については、規則が守られているという結論を出すこともできる。しかし、他のカードがある可能性を考えると、すべてに対して、規則が守られていると断言することはできない」が正解になるでしょう。

この飲酒問題については、常識的に考えると、対象になる国民が4人だけ、ということはありえないから、法律に違反している未成年者がいれば、その時点で「違反している」という結論を出すことができるが、他の国民のことを考えないといけないので、対象の4人について、遵守されているという結論が出たからといって、この国で法律が遵守されているかは解らない、ということになります。

「遵守」「違反」は「この4人について」考えればいいという前提があれば、
「未成年者は飲酒してはならない」からは、
「成人は云々」、「素面は云々」、という話はでてこないので、
「成人」や「素面」を取り調べても、何の結論も出てきません。

ただし、カードの問題と違うのは、
「飲酒したものが未成年者である」場合には
「違反」だと結論付けられるという点で、
この飲酒問題では、「未成年」と「酔っ払い」の
2人を尋問しないといけません。

>この問題の趣旨(目的)は何でしょうか?

こういう問題に意味があって、例えば、就職試験の問題にでた場合の話ですが…

「数学」カテゴリーでの質問ですが、数学や理系と言うより、
文系も含めて、書かれていることを、キチンと論理的に
読み取り、判断する能力があるのかを問うためかと思います。

法律や契約の文章を読むときには、抜け穴を探して、
相手をだまそう、一方的に得しよう、という意図から
でなくても、想定外のことが起こったときの責任問題
だとか、事前に考えておいて、検討・交渉しておけば
何でもない問題とも呼べないようなことが、事後では
どうしようもトラブルの元になったりすることが
あります。特に、海外企業など、文化や常識の違う
相手とでは、深刻な問題になりがちですし、国内企業
どうしでも、異業種間の提携などの場合には、似た
ような問題の種を含んでいることもあります。

そういう意味では、視野を広く持って漏れなく考える
能力は重要であり、その一部は、こういう形で測る
ことができるかもしれません。

また、例えば、市場についてある想定をし、それが
正しいか間違っているかの調査をすることにしたとき、
調査には、当然、コスト(お金だけでなく、そのための
時間も含めて。時間なども企業ではお金換算ができますが、
個人だと、自分の使う時間は、コスト算入しないことも
多いので、えらく無駄なことをしていることもあります)
がかかりますから、例えば、「カードの問題」的なものか
「飲酒問題」的なものかを見誤ってしまうと、コストが
倍になったり、コストは安かったが、役に立たない調査に
なり、丸損、ということになりかねません。
こういう見極めの能力も、ある程度は測れるかも
しれません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

中田亨『ヒューマンエラーを防ぐ知恵』から引用しました。

解答ありがとうございました。

お礼日時:2012/02/23 08:34

問題の解き方についての質問ではなく、趣旨ですね?



・「P⇒Q」と「¬P⇒¬Q」とは違う
・「P⇒Q」と「¬Q⇒¬P」とは同値
・「¬P」ならば「P⇒Q」

の理解度をチェックしたい、ということですかねえ。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

対偶について問われている問題ですね?

この問題は,ウェイソンの4枚カード問題からです。

解答ありがとうございました。

お礼日時:2012/02/23 06:58

「PならばQ」の意味を理解して欲しいってことでしょ。


未成年が酒豪で、飲んだけど酔ってなかったら、どうするんだろう?
    • good
    • 0
この回答へのお礼

解答ありがとうございました。

後半のツッコミは,受けました。
ウェイソンの4枚カード問題というものです。

お礼日時:2012/02/23 07:00

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!