アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

電気の勉強を始めたばかりの初心者です。
お忙しい所恐れ入りますが、ご教授頂きたく、よろしくお願い致しま
す。

単相3線式で100Vを取る場合、非接地線のいづれか一方と、接地線の
2線で閉回路を構成していると思うのですが、柱上トランスの2次側
から引込み線を経由して電気を受電して利用している場合、分電盤と
かは省略したとして、


(1)トランス2次側 → 引込線 → 非接地線 → 負荷 → 接地線
 → 引込線 → トランス2次側



(2)トランス2次側 → 引込線 → 接地線 → 負荷 → 非接地線
 → 引込線 → トランス2次側


を一定周期(周波数)で繰り返していると考えてよいのでしょうか?


仮にこのイメージで良かったと仮定した場合、上の内容を自分で書い
ておきながら否定する様で恐縮ですが、以下の2つの事ががしっくり
きません。


1.非接地線が対地電圧100Vの回路の時、(2)が実現不可ではないか?

  理由は、『接地線が対地電圧0Vである為、電位差で上位にある
  非接地線に電気が流れるというのはありえないのでは?』と考え
  た為です。


2.非接地線が対地電圧-100Vの回路の時、(1)が実現不可ではないか?

  理由は、『接地線が対地電圧0Vである為、電位差で上位にある
  接地線に電気が流れるというのはありえないのでは?』と考えた
  為です。


自分の考えがどこか破綻していて、うまく個々の内容を紐つけられて
いないとは思うのですが、それが何処なのかが判らず、苦慮しており
ます。


初歩的な質問で恐縮ですが、ご回答の程、宜しくお願い致します。

A 回答 (17件中1~10件)

> ですが、基準電位をどこにするのか?という違いだけであって、


> 図(1)&図(3)と図(2)の内容自体は異ならないと思うのですが、
> そうしますと、図(1)と図(3)タイプの波形を見た時、各々の相
> の波形は逆相となっている為、【単相】という呼び名は、何に対
> してのことなのか?という疑問が生じてきました。
> この疑問に対しての明確な答えというのはあるのでしょうか

図(1)と図(3)は測定器の基準電位の違いで、実際に出力電圧の
波形は同相の単相電圧×2系統(回路)あると考えて下さい。
なお、明確かどうか判りませんが、次の例えのように理解すると
良いでしょう。

デジタルテスターで1.5Vの電池の電圧を測定した時、
(1)テスターの(-)棒を電池の(-)極へ接続し、
(2)テスターの(+)棒を電池の(+)極へ接続しますと、
テスターの表示窓には(+)1.5Vと表示されます。
(注1)
一般的なテスターでは(+)の表示は抑制されて表示されません。
(+)の表示が無ければ、(+)極であると判断しています。

次にテスター棒の極性を逆にします。
(3)テスターの(-)棒を電池の(+)極へ接続し、
(4)テスターの(+)棒を電池の(-)極へ接続しますと、
テスターの表示窓には(-)1.5Vと表示されます。

このように接続箇所(基準電位)を替えて測定することにより測定
結果(表示結果)が変ります。
測定器の極性を入れ替えただけで、電池の発生している状態
(極性)が変った訳ではありません。

いろいろ考えるのも良いと思いますが、単相3線式の設備と
測定器を用意して実測すると、より理解が進むと思います。
(注2)
多チャンネルの測定器(メモリレコーダ、2chオシロスコープなど)
にて測定する場合、
(a)基準電位(点)をどこにするのか?
(b)トリガーの値(*)を設定する必要があります。
このトリガーの設定値により取得できる波形が変化します。
これらについても勉強する必要があります。

(*)トリガーを掛けるポイント
測定器の種類により異なりますが、主に次のような項目があります。
・1chにするのか/2chにするのか
・+側にするのか/-側にするのか
・何V以上とするのか
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この回答へのお礼

いろいろな質問に対し丁寧にご回答頂き、本当にありがとう
ございました。

最後の波形が逆相に見えてしまう所と、なぜ単相なのか?
という疑問点については、私の勉強不足が原因で、頭の中
がどうしても整理出来ずじまいでした。

※どうしても私の中で、UN間とVN間の電圧波形を考える
  とすると、基準は同じもの(Nですね)で無ければならず、
  その基準をずらすと物事の比較は出来ないと考えてしま
  う性分で、そう考えると波形は逆相波形になってしまう
  ので単相って?っていう風に堂々巡りになってしまいま
  した。

本当は、百聞は一見にしかずなのでしょうね。
ただ独学なので、中々実測するにも機材などがなく、想像
で考えるのみになってしまいます。


  

お礼日時:2012/05/30 00:35

ANo.15さんから指摘がありました通り[単相三線式]です。


既に回答済みの図解などに[三相三線]と書いてある箇所は間違い
ですので、[単相三線式]に修正して参考にして下さい。
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この回答へのお礼

[単相三線式]という記述として読ませて頂きます。

お礼日時:2012/05/24 01:23

>3相3線式の交流回路ですので、


→ 単相三線式の話ですよね。
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<<続き>>


貼り付けた図(3)を参考にして下さい。
この場合の上段(U-N相)の波形はN相を基準電位(0V)としてU相の電
位(電圧)が何Vになっているのか、および波形がどのようになって
いるかを表しています。
U相の電位(電圧)がN相(基準電位)に比較して電圧が高いので(+)方
向になっています。

もう一方の下段(V-N相)の波形は"N相"を基準電位(0V)としてV相の
電位(電圧)が何Vになっているのか、および波形がどのようになって
いるかを表しています。
この場合、N相が基準電位(電圧)ですので、V相は逆に低くて(-)側
になっていることを示しています。

上段の波形も、下段の波形も測定器の(-)端子を"N相"の基準電位
(0V)に接続しています。
結果的に、"N相"の基準電位に対して(+)なのか(-)なのかが判り
ます。この点に注意して下さい。

なお、半周期後では、それぞれの波形が反転することもを理解して
下さい。

実際に使用する測定器としては2ch以上ある[メモリレコーダ]または
[2現象オシロスコープ]を使用します。
なお、[2現象オシロスコープ]では、プローブが2つあり、同時に2つ
の波形が観測できますが、プローブの(-)側が接地端子と共通に
なっているため、オシロスコープを使用する場合は、接地端子(*)と
の関係(極性)を確認する必要があります。
(*)今回の場合は基準電位(0V)に接続します。
「単相3線式で引込みした際の屋内配線での電」の回答画像14
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この回答へのお礼

丁寧な回答、本当にありがとうございます。

自分のレベル以上の質問をしてしまった様な気がして、少々
後悔しております。

※折角ご丁寧に回答頂いているにも関わらず内容を理解する
 のが難しくなってきてしまい、本当にすみません。


何度かU相とV相の波形について質問を繰り返させて頂いて
きましたが、自分の中での違和感が何となく分かってきました。

自分の中でイメージしていた波形が、基準となる電位は1つだけ
であり、それは『N相(対地電圧0V)』であるという点でしか考えて
いなかったので、図(1)や図(3)の様な波形であれば自分のイメ
ージと合致していたのですが、fujiyama32様が何度か書いてきて
下さったイメージ図は、図(2)の様なN相とV相を基準電位として
考えた場合の波形というのが、自分の中で思い描く事ができな
かったからでは無いかと思います。


ですが、基準電位をどこにするのか?という違いだけであって、
図(1)&図(3)と図(2)の内容自体は異ならないと思うのですが、
そうしますと、図(1)と図(3)タイプの波形を見た時、各々の相の
波形は逆相となっている為、【単相】という呼び名は、何に対して
のことなのか?という疑問が生じてきました。

この疑問に対しての明確な答えというのはあるのでしょうか?

お礼日時:2012/05/24 02:05

> 2.U相が実行値+100Vの時、V相は実行値-100Vではないの


   でしょうか?

N相を0Vとし、これを基準電圧(点)としますと、V相は(-)の方向と
なりますので、このことは理解されている内容に間違いはありませ
ん。
「単純に言えば、その通りです」と言いたいのですが、実効値に
記号を付ける点が気になります。
実効値は一周期の波形の計算し大きさを表しますで、(+)(-)の記
号を付けないのが一般的です。

3相3線式の交流回路ですので、基準となる点(基準電位)とある点と
の電圧の差を[電位差]と言います。
基準電位に比べて電位差が高いのか、低いのかのような表現となり
ます。

図(2)を貼り付けますので参考にして下さい。
この場合の上段(U-N相)の波形はN相を基準電位(0V)としてU相の電
位(電圧)が何Vになっているのか、および波形がどのようになって
いるかを表しています。

同時に下段(N-V相)の波形はV相を基準電位(0V)としてN相の電位
(電圧)が何Vになっているのか、および波形がどのようになっている
かを表しています。

このことから、上段と下段の波形の位相が同じ方向を向いているこ
とを理解してもらいたいと考えて作成してあります。
また、この位相であるため、U-N相間の電圧がAC100V、N-V相間の
電圧がAC100Vの時、直列に接続されたU-V相間の電圧はAC200Vにな
ることが判ります。

<<次に続く>>
「単相3線式で引込みした際の屋内配線での電」の回答画像13
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> 1.接地線と繋がっているN相(中性線)は、“常に”対地電圧は


  0Vなのではないのでしょうか?
"理想的"な電気回路であれば、対地電圧は 0V と考えて良いと思い
ます。

ただし、実回路では中性線等の配線抵抗があります。また、電力側
の接地極の接地抵抗や家庭(一般需要家)の接地極にも接地抵抗が
ありますので、これらが影響して、僅かな電圧が発生します。

これから勉強することになると思いますが、他の回線から接地電流
が回り込む問題や電子機器が発生するノイズの侵入などの問題も
考慮する必要が出てきます。

N相(中性線)と接地線(大地)との間に接続した[交流電圧計(*1)]
あるいは[ch3]の測定器により対地電圧が測定できます。
U相(ch1)-接地線(大地)間、V相(ch2)-接地線(大地)間も同様に
測定できます。

各相との対地電圧を測定する場合の(例)を「図(1) 対地電圧の測定」
を書きましたので貼り付けますので参考にして下さい。

図(1)で使用する測定器(例)は次の様な種類を想定しています。
なお、図中でch2(V相)の波形は、ch1(U相)の波形と同時に表示でき
る測定器(*2)を使用した場合の波形で、U相が(+)方向の時、V相が
(-)になります。
いずれのch(チャンネル)も測定器の(-)側の端子を接地線(基準電位)
に接続している点に注目して下さい。

測定結果ですが、基準電位に対し、電圧が高いのか、低いのか、更に
(-)側に振れるのかが判ります。
また、電圧の高さから波高値や実効値などを測定できます。
この時波高値には(+)(-)を付けますが、実効値は"1周期分"の波形
の大きさを表しますので(+)(-)の記号は付けません。

(*1)には[交流電圧計]または、テスター(交流レンジ)を使用します。
(*2)ch1、ch2、(ch3)には[メモリレコーダ]を使用します。
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2)接続図(図B)


U相(+)、N相(-)、N相(-)、V相(+)とした時の接続図(図B)を書き
ましたので貼り付けます。

U-N相とN-V相に同じ電力を送電した時、中性線に流れる電流の向き
は同方向となり、流れる電流値は双方の電流値の合計値になります。
結果的に[3相3線式]にする意味が無くなります。

また、U-V相の相間電圧が相殺されますので 0Vとなります。
家庭などで、エアコンやIH式コンロなどの容量の大きい負荷設備は
電源電圧が200V品を使用します。
この図Bの接続では、200Vの電源が無くなりますので、使用できない
ことになります。

図解や接続図を書きますとより理解し易くなります。また手指を動か
すことより、記憶が薄れ難いと言われていますので、実践することを
お勧めします。
「単相3線式で引込みした際の屋内配線での電」の回答画像11
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

繰り返しの質問になってしまって申し訳ございません。
一つずつ頭を整理させてください。

1.接地線と繋がっているN相(中性線)は、“常に”対地電圧は
  0Vなのではないのでしょうか?

2.U相が実行値+100Vの時、V相は実行値-100Vではないの
  でしょうか?

お礼日時:2012/05/18 02:45

> 上記イラストをベースに、電源線U相がプラスだとした場合、


> 同じ位相波形なのであれば、電源線V相も、プラスの電圧
> なのではありませんでしょうか?

単相3線式の配線での特長が何だったかを復習すると良いでしょう。

1)接続図(図A)
U相(+)、N相(-)、N相(+)、V相(-)とした時の接続図(図A)を書き
ましたので貼り付けます。

U-N相とN-V相に同じ電力を送電した時、中性線に流れる電流の向き
が逆位相になり相殺されますので、中性線の配線抵抗による損失が零
になります。

図Aでは 負荷抵抗R1、負荷抵抗R2に電流I1=1A、電流I2=1Aの電流
が流れているとします。
中性線の配線抵抗R4には電流I1と電流I2の電流の向きは逆ですので
電流I1-電流I2=1A-1A= 0A となります。
(注)電流値が同一の場合です。違いがあっても電流値はより小さな
値となります。


2)接続図(図B)
U相(+)、N相(-)、N相(-)、V相(+)とした時の接続図(図B)を書き
ましたので次の回答に貼り付けます。
「単相3線式で引込みした際の屋内配線での電」の回答画像10
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ANo.6、ANo7の説明図の一部に誤りがありました。


次の通り修正願います。
(誤)AC200V
(正)AC100V

電圧波形を上下に2つ書いた理由は、単相三線式ですので、[U-N相]
と[N-V相]の2つの電圧波形が同時に同じ位相で変化していますよと
言うことに着目してもらいたいので、付け加えました。

電源線U相がプラスの場合の説明図(ANo.6)を見てください。
この図にて電源線V相を基準に考えますとN相がプラスになります。
この時、検電器でV相の電圧の有無を確認しますとN相がプラスです
のでN相から接地線→大地→足底→人体→検電器→電源線V相の経路
にて微小な電流が流れ、ネオンランプが点灯します。

前記のAC100Vに修正して、電源線V相に検電器を当てた時の電流の流
れを追加した説明図を書きましたので貼り付けます。
参考にしてください。
「単相3線式で引込みした際の屋内配線での電」の回答画像9
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この回答へのお礼

お忙しい所ご回答いただき、ありがとうございます。
波形を上下に2つ書いて頂いた理由につきましては
理解いたしました。

すみません。
この期に及んで少し混乱してきております。


上記イラストをベースに、電源線U相がプラスだとした場合、
同じ位相波形なのであれば、電源線V相も、プラスの電圧
なのではありませんでしょうか?

また、根本的な質問になってしまうと思いますが、中性線
であるN相は0Vを維持し続けるのではないのでしょうか?

このあたりが理由で、少々整理出来なくなってしまいました。


加えての質問となってしまいますが、、V相線の上の0V、
N相線の下の√2 X AC100V と表記はどの様な意味が
隠されておりますでしょうか?

お礼日時:2012/05/17 01:56

判りやすくするため、交流電圧の1Hz分の波形を書いてあります。


電圧がプラスの周期の状態を想定して網も追加しました。

変圧器のU相がプラスの周期では電源線が(+)になり検電器や人体
から大地に向かいます。
大地には接地抵抗分がありますので、地中の抵抗を経由して中性極
(N)に到達します。
この経路にて電源との閉回路ができますので、矢印の方向に微小電
流が流れます。
ネオンランプも点灯することになります。

次のマイナスの周期の状態が[ANo.7]です。
マイナス側の波形に注視するためにマイナス側に網を追加しています。
マイナスの周期では電源線が-になりますので、プラスとは逆の矢印
の方向に微小な電流が流れます。

当然のことで、「変圧器の中性極(N)から接地線を通って地中を経由
して足底まで繋がって」人体と検電器、更に電源変圧器のU相までの
閉回路が構成されますので、微小な電流が流れます。
これによりマイナスの周期でもネオンランプが点灯します。
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この回答へのお礼

お忙しい所大変分かりやすくご回答頂き、誠に
ありがとうございます。

>>添付して頂いたイラストに二つの電圧波形が
>>描かれているのですがこれはどういう意味を
>>表しますでしょうか?
>
>判りやすくするため、交流電圧の1Hz分の波形を
>書いてあります。
>電圧がプラスの周期の状態を想定して網も追加
>しました

 はい。
 イラストは大変分かりやすい工夫を入れて頂いた
 おかげでよく理解できたのですが、U-N間と、
 N-V間に一つずつ同じ図が記載されているので、
 この同じ2つの図は何を表しているのか?と思い、
 質問させて頂きました。

 この点についてご回答頂けますでしょうか?

お礼日時:2012/05/16 02:21

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