これが怖いの自分だけ?というものありますか?

 昭和26年(1951)の「新しい国語 5年上」(東京書籍刊)という教科書のなかに、丸山薫の『つばめ』という詩が載っていました。

5年生の時、私も横浜の小学校で、この教科書で学んでいた筈なのですが、憶えていません。

この詩『つばめ』の全文を記憶していらっしゃる方、また何か手掛かりになること等ありましたら、お教えください。

A 回答 (6件)

No.2さんが言った「東書文庫」には「つばめ」という詩がある教科書があるということは分かりました。


http://www.tosho-bunko.jp/search/search.php?cmd= …

東書文庫にて、作品著者「丸山薫」作品名「つばめ」対象「すべて」で検索したところ7件ヒットしました。
http://www.tosho-bunko.jp/search/search.php?requ …

「昭和26年の『つばめ』が載っている教科書」は著者:柳田国男編・発行者:東京書籍・発行年:1951(昭和26)年の新しい国語 5年上ですね。

内容も質問文の通り、「つばめ」でした。
一応、東書文庫内での閲覧は可能だそうです。

「北の春」については可能性もないわけではなさそうですね。
平成13年の東京書籍の6年「新しい国語」に「北の春」はあるらしいですね。
http://www4.ocn.ne.jp/~takabonn/kokugo.kitanohar …
「丸山薫記念館」というのもあるらしいですね。
http://www.iwanesawa.net/modules/smartsection/it …

これ以上は情報が見つかりませんでした。
一応、参考まで。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなって申し訳ありませんでした。
当時小学生だった方が必ずいらっしゃって、なつかしく思い起こしてくださるということを期待していましたが、やはり60年も前では無理だったようです。
それでは、やはり東書文庫への閲覧に、暇を見て行ってみたいと思います

お礼日時:2012/07/10 09:36

NO.3 です。


明日からしばらく出られませんので、件の詩の続きを以下に出しておきます。

----白いジャケツはこれ。
----見覚えのある顎のほくろはここに。
----ひかる繻子の翼はこのとおり。
----洒落た尻尾もこのとおり。
 
 僕は彼女をやさしく撫でました。その姿をはっきりと記憶の中に写し撮りました。それから二階の障子をあけて、遠い山脈のほうへ放してやりました。
 青い風に、燕はすぐに溶けました。それと同時に、僕の記憶の中の彼女も消えてしまいました。
 燕はいまだに捉えがたく不思議なひかりのように、僕には見えます。
          
以上です。

訂正 前文も一節ごとに一字下がっていました。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。ただ、この作品も、小学5年生用の教科書には、ちょっと難しいような気がいたしますが、如何でしょうか?
なお、丸山薫には、題名は『北の春』なのですが、つばめが出てきて、これならば小学生にふさわしいのではという次の詩があります。これを、題名を『つばめ』に替えたのではという推察もするのですが、参考までにコピーいたします。

     どうだろうこの沢鳴りの音は

     山々の雪をあつめて

     ごうごうと谷にあふれて流れくだる

     このすさまじい水音は



     緩みかけた雪の下から

     一つ一つ木の枝がはね起きる

     それらは固い芽のたまをつけ

     不敵なむちのように

     人の額を打つ

     やがて 山すその林はうっすらと

     緑いろに色付くだろう

     その中に 早くも

     こぶしの白い花もひらくだろう



     朝早く 授業の始めに

    一人の女の子が手を挙げた

    ─先生 つばめがきました

お礼日時:2012/06/26 07:39

>インターネットだけで調べられるという方法はないものでしょうか?



丸山薫さんについて調べてみました。
亡くなられたのが昭和49年ということなので、著作権はまだ生きていますね。
だとすると、ネット上に全文を掲載するのは著作権の侵害に当たると思います。


詩集がたくさん出ているようなので、この質問に書かれた情報を図書館のレファレンスコーナーで相談すれば、掲載されている詩集を探してくれると思います。
教科書に載るくらいなら、有名な詩だと思いますので。

(この質疑応答を印刷して、持っていってもいいと思います)
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
著作権という問題があるので、なかなか進捗しないのだと思っています。最終的には、「東書文庫」に行けば解決のつくわけですが、図書館に行って調べてみたいと思います。(ただ、当時この教科書を利用されていて、この詩を鮮明に覚えている方も、一人くらいはいらっしゃるのではと思っているわけです。)

お礼日時:2012/06/26 07:39

私が所有している詩集にある「燕」は NO1さんの作品とは違っています。

最初は散文詩です。

最初の部分を

燕をつかまえました。彼女は僕の掌のひらの中で、まだ飛行しているかのように、ひょひょと息を弾ませています。指に力を入れると、せつなく嘴をあけて、柔らかなからだがそのまま失くなってしまいそうでした。
僕は彼女を瞳に近附けました。それから仔細にその形を観察して覚えておこうと思いました。

-----これが小さな頭。
-----これが可愛い肢の蹠。

と続きます。これでしょうか。
もし正解なら全文を書きます。
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もし#1さんのご回答で未解決の部分がありましたら、こちらに問合せればわかるのでは。



東書文庫
http://www.tosho-bunko.jp/
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
王子にあるそこまで、行かなければならないのですね。インターネットだけで調べられるという方法はないものでしょうか?

お礼日時:2012/06/25 20:35

仙境-丸山薫の作品から


http://www.geocities.jp/kiraramchp/gaku/bungaku/ …

これですかねぇ。「つばめ」が漢字の「燕」になっていますが。
引用です。

        燕
  
  南の遠くに 高い山脈が連なって
  ひとつの嶺の雪が水晶と耀く頃
  その上の空もかすかに藍色を帯びてくる
  朝 子供達は家の前の崖に立って
  その方角を眺めている
  春が なんとなく
  そこからやって来さふに思へるから

  五十年前にも やはり 今日のやうに
  ひとりの子供が崖からそちらを眺めていた
  すると 山の上の 見えない空に
  ぽっちりと 小さな点が現れた
  点は永い間 凝っと 灰色の空間に止っているようで
  その実 懸命にこちらに向かって急いでいた

  そして それが子供の網膜に映り始めたとき
  一羽の燕となって まっしぐらに飛んできた
  あなやと思ふ間に子供の顔に迫った
  一瞬のことは憶えていない
  彼は叫びごえとともに顔を押さへて
  雪の上に倒れた

  子供は燕に目を破られて
  以来 片目となってしまったのだ
  嘘だと思ふなら来てみるがいい
  彼は老い いまも
  この雪の村に生きている!
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
しかし、この『燕』という詩は知っているのです。ただ、小学5年生用の詩としては、ちょっと難解に過ぎはしないでしょうか?・・・「燕に目を破られて片目になってしまった」などという残酷な詩を、幼い小学生の教科書に採用したとは思えず、これを候補から除外してしまったのですが、如何でしょうか?・・・

お礼日時:2012/06/25 20:11

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