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今、大学院を目指して、勉強している留学生です。
昔の試験問題を見て、わからないことがいっぱいありまして・・・

たとえば:

「つかまるーつかむ」という関係と「ふさがるーふさぐ」という関係は、自動詞と他動詞の対応関係と見るかどうかで違いがある。どのような違いがあるか、具体的に説明しなさい。

A 回答 (4件)

確かに私も問題文は破たんしていると思います。


作題者はおそらく日本語学・国語学の専門家ではない方でしょう。
しかしそう考えれば、逆に説明が付きます。
いくつかの外国語では、このような交替を自他交替とは見ないからです。

以下、そのような考え方で回答を作ってみましょう。


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普通、他動詞と自動詞の対応というと、他動詞の目的語が自動詞の主語となる。

(1)太郎が花瓶を壊す
(2)花瓶が壊れる

(3)車が道をふさぐ
(4)道がふさがる


ここで、
(5)太郎が手すりをつかむ
(6)太郎が手すりにつかまる
という対応を見ると、「を」が「に」に代わっただけで、「つかむ」の目的語は「つかまる」の主語にはなっていない。

「を」を直接目的語の標識、「に」を間接目的語の標識と考えれば、これは他動詞と自動詞の交替ではなく、直接他動詞と間接他動詞の交替とみるべきである。


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ま、一般言語学的には、このような現象を「反受動 antipassive」と呼び、自動詞化の一種とすることが多いのですけどねえ。
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手すりに摑まる~手すりを掴む、だと自動詞と他動詞の対応関係と考えられる。


スピード違反で捕まる~スピード違反を捕まえるでないと自動詞、他動詞の対応にならない。

道がふさがる~は自動詞、道をふさぐ~は他動詞なので対応関係は成り立つ。

傷口がふさがる自動詞、傷口をふさぐ他動詞なので成り立つ。

どういう目的を持った質問なのかわかりません。
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問題として成立していません。

こんな馬鹿な問題を出す大学院はやめましょう。
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受動態由来なのか否かの箇所への理解が必要になるのでしょうね。

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