プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

アマチュア無線の初心者で、オークションでHF帯のアンテナを入手しました。
DIAMOND製のHFV725(7/21/50MHzベランダ用短縮形ダイポールアンテナ)なんですけど、取説がついてなくて7,21,50MHzの各エレメントをどう接続すればよいのかが分かりません。
ネットで検索して写真を見ると、上から順に7,21,50MHzのように見える(http://www.cqcqde.com/shopping/koteiant/sonota2. …)のですが、これでよいのでしょうか?
それと7,21MHzのエレメントだけ接続して使う(無線機が50MHz非対応)のも可能でしょうか?

A 回答 (2件)

こんにちは。


状況のご説明がありましたので、再びjoshua01です。

 ご認識のとおり、ロッドタイプのアンテナでも、正確さを求めるには設置の都度、調整が必要です。しかし、先に述べたように、現代ではあまり神経質になる必要はないと思います。特に受信では調整はあまり影響がありません。

 もちろん、ベランダ等の影響は、同調とは関係なく利得(感度)の点で馬鹿にならず、棒等を使って1m程度外側に張り出すだけで入感状況が格段に向上することがあるので、他の住人との問題がなければ試してみる価値があります。

 それにしても、7MHzでほとんど入感がないのは少々不自然ですね。7MHzなら、細めで損失の大きいはずの「3Dケーブル」でも損失は大きくなく、30m程度までは何の影響も感じないはず。ケーブルの短絡や断線(コネクタ部で発生しやすく、アンテナから外してテスタで当たればわかるでしょう。)の疑いがありますね。アンテナエレメント(ロッド)の取り付け状況を含めて点検すると良いですね。

 可能なら、SWR計と50MHzの無線機を借りてコイルのない50MHz帯のエレメントだけをつけて調整してみると良いです。3cm程度ずつ縮めて行き、SWR1.5以下になればケーブルもバラン(中央の給電整合器)も正常。ケーブルやバランに短絡や断線があれば送信電力が出ない(SWR計の針が少ししか振れない)か、赤ゾーン(SWR3以上)から下がらないと思います。

 さてさて、お役に立ちそうでしょうか。
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この回答へのお礼

何度も丁寧な回答ありがとうございます。
たいへん参考になります。

アンテナとケーブルの断線・短絡についてはテスタで確認しまして、問題なさそうでした。
同軸ケーブルが長いのもさして問題はない、ということなのですね。

実は7MHz帯の放送バンドはがんがん入ってくるのです。で、無線機のほうでLSB・USBが調子悪いのかな、と思っていたのですが、21MHz帯の放送バンドはさっぱり入りません。

7MHz帯 HAM(LSB):× 放送(AM):○
21MHz帯 HAM(USB):× 放送(AM):×

そろそろメーカーに問い合わせてみようかな、と思っています。
もし何かお気づきの点ありましたら、また教えていただけるとたいへん助かります。

お礼日時:2004/02/03 23:51

こんにちは。


アンテナの設置、楽しみですね。
この製品そのものを使ったことはないのですが、あまり特殊なタイプではないようですね。

一般的に、周波数帯ごとに設けられた複数のエレメントを持つダイポールアンテナ(複合ダイポール)は、不必要な周波数帯のエレメントを除いて使用してもかまいません。
各周波数帯では、これに同調するエレメントのインピーダンスだけが飛びぬけて低く(電波エネルギーを吸収する力が強く)なり、それ以外のエレメントは高くなるため、無視できるから・・と理解していただいて良いと思います。
 その意味では3組の複合ダイポールは1組でも2組でも使用してかまわないといえます。

 もちろん、少しながら相互の影響はあります。特に、コイルを使って全長を短縮した短縮アンテナは、利得が減ってしまうのは仕方ないとして、同調する周波数の幅が狭く(目的周波数に対応する適切な長さの許容誤差が極端に少なく)、周囲の影響より同調周波数が変わってしまいやすいのは事実です。しかし、他のエレメントの有無の影響も、ベランダとの距離など周囲の他の影響が馬鹿にできないので、目立たなくなってしまうでしょう。

 SWR(定在波比)メータを使用して、最適な長さに追い込む(エレメントを長めに設定して少しずつ切っていく)作業をするとその難しさや周囲の影響を経験できるでしょう(7MHz標準ダイポールなら10センチずつ切っても同調点がみつけられますが、1/5短縮くらいだと、1cmくらいずつ切らないとみつけらず、おまけに人が近づいたか離れたかだけで変わってしまう)が、最近の無線機はアンテナの同調不良で故障したりすることはなくなり、無線機内で同調を取るオートチューナーを内蔵したものも多くなったため、あまり気にする必要はありません。
 それでも、「最適な調整」にこだわる人なら、少なくとも1組のダイポールの状態で調整を終了した後、2組目のエレメントを追加接続するようなことをせず、あらかじめ2組つないでおいて1組ずつ調整に臨む・・・といったところでしょうか。

 いずれにしても、不要なエレメントの有無や周波数ごとの上下はあまりこだわる必要はなく、せいぜい習慣として長いエレメント(低い周波数用)ほど上に置くことが多い・・・という程度です。

さてさて、ご参考になりましたでしょうか。
お役に立てば幸いです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
お礼が遅くなってすみません。
ロッドタイプのアンテナでも調整が必要なのですね。
マンション3Fのベランダに設置しましたが、7MHz帯はたまにノイズに混じって入感する程度、21MHz帯はかすりもしません。
ベランダから同軸を10mほど引いているのですが、それが悪いのでしょうか?

お礼日時:2004/01/31 22:55

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