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 子供に質問されました。



脳は情報処理器官であり、目や耳のような感覚器官のそばにあって外部からの情報を処理する必要あり。
目や耳と脳が離れていると情報伝達に時間を要するし、神経が切断された場合に修復困難。
目や耳はなるべく前方や高い位置にあった方が情報収集性が高まる。
よって脳も身体の前方や高い位置に置かれる。

こんなもんでしょうか。
補足あればお願いします。

A 回答 (2件)

こんにちは。


目は動物の頭にあるのではなく、前にあるのです。
動物といいますのは行動をする生物です。この行動の目的とは即ち餌を見付けて接近することであり、全ての動物に於いてこれが行動というものの基本であります。従いましてこのため、目が身体の前に向いているというのが果たして動物にとって最も合理的な構造ということにあいなります。

目が脳の近くに作られたというのは理屈が逆様です。系統発生的にはまず感覚神経があり、脳はあとからその後ろに作られました。
原初の動物は感覚神経と運動神経が直接繫がっており、感覚神経の反応が運動神経に伝わることにより「反射」という行動様式を執っていました。この感覚神経が光に反応するよう特化した器官が目です。これにより動物は、「光の方向を基準にした行動」というものを獲得しました。
やがてその後ろに中継細胞が作られ、感覚神経の捉えた情報がより効率良く運動神経に伝えられるようになります。この中継細胞が「脳(中枢神経)」です。
では、動物がその運動機能を十分に発達させるためには、そこにより大きな筋肉や骨格というものが必要となります。この結果、それを司る神経群が身体前部に集約され、我々はその部分を「動物の頭」と呼んでいます。
そして、ここまでを整理しますと、我々動物の身体といいますのは、
「感覚神経―中枢神経―運動神経―筋肉」
という順番になっています。
従いまして、目は必然的に一番前であり、結果的には、それが前に進む動物にとってたいへん都合の良い構造であったということになります。

目といいますのは頭に付いているのではありません。動き回る動物にとって、それは前を向いていなければならないものであり、お子さんに理解して頂きたいのこの部分です。
ということですから、たいへん残念ですが、質問者さんのご説明は科学的には本末転倒ということになります。客観的に物を見るためには、目は頭に付いていると決め付けてはいけません。ですから、神経伝達の効率がどうのといった考えに囚われてしまうのです。お子さんには、物の見方を教えてあげて下さい。そうすれば、しだいに自ら考えるという力を身に付けます。そのためには、親がまずその手本を見せて下さい。
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この回答へのお礼

 
 なるほど・・・。
 言われてみれば、その通りです。
 …進化の話を考えると、話がよく理解できる‥気がしました。
 
 ご回答、どうもありがとうございました!

お礼日時:2012/08/28 13:18

お子さんが中学生以上なら、それで納得するでしょう。


で,お子さんが小学生以下なら,何の事? となると思います。
質問者さんの意見を言った後で,
「人間は二本脚で立って生活をしているから、頭にあれば遠くを見られる。犬などの4本足の動物は,身体の一番前になり、地面と近くなるので、速く走る時に便利」
「口のそばに有った方が,食べ物を確認しながら食べる事が出来る」
「横に並んでいるのは,物との距離を瞬時に理解する事が出来る」
などでしょう。
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この回答へのお礼

なるほど!
ご回答、どうもありがとうございました!

お礼日時:2012/08/28 13:17

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