
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
趣味でギター製作をしているものです。
タスク製のナット&サドルは良い選択だと思います。
サイズは存じませんが、手元の楽器のサイズを測ってみるのが一番安全ではないでしょうか。
ただし、ブリッジピンは別にしても、ナットとサドルに関しては買ってきたものをそのまま取りつけるのはあまり期待しない方が良いと思います。
ナットやサドルは実は非常にデリケートなパーツで、下地(既存部品を外した後の本体側)の仕上げやナットの形状、溝の整形など、作業者の技術によって全く楽器の質が変わるほどです。
弦が乗る溝の整形には、専用のヤスリが必要です(とっても高価)。まぁ無くても似たようには作れますが、楽器の実力を出すことは不可能と言って良いでしょう。ですので、ナットを購入する場合は弦間隔の一致した溝がすでに掘ってあるものを優先的に選んだほうが良いと思います。全体的な大きさは何とかなります。
さらにナットやサドルと楽器の密着も重要ですので、プロはこのへんの調整をかなり慎重に行います。
必要ならルーターで溝を掘り直すこともします。
とはいえ、ナットやサドルの交換はアマチュアでも比較的手を出しやすく、また音色の変化も感じられやすい改造です。いろいろ失敗を重ねながらやるつもりなら決して否定的な意見を持つものではありません。
サンドペーパーだけしかない場合は、必ず平らな所に敷いて、そこにナットをこすりつけるようにすれば平面を出しやすいです。
できれば(予算がなければピンの変更は後回しにしてでも)鉄製のヤスリを買って、ナットのあたり面に残った接着剤を取り除くことをお勧めします。取り付ける際は、私は接着剤は使用しませんが、弦交換の時に外れるのが面倒であれば木部用瞬間接着剤を2滴ほど使って接着すれば良いです。くれぐれもボンドなどのべた塗りをしないように。
サドルはとりあえず厚みが合っていれば(溝に対してゆるすぎていなければ)よいでしょう。こちらは接着不要です。
とにかく「平面・直角・密着」です。
急がず丁寧な作業を心がけてください。
この回答への補足
今現在 ギリギリまで弦高を下げていますが ストラップをする時にだけ 少しビビリます
親指が当たるのでカッコ悪いですが 1~2 5~6弦の間を紐で通して使ってます
そのせいなのでしょうか?
それとも他に何か?
ギターは新品購入2週間で 0.12~の弦が張ってあります
早速のご丁寧な回答有難うございます!
寸法が自分でコンマミリ単位で量れないものですから
できるだけそれに近いもので作業負担を軽くしたいのです
作業は2回ほど経験してますが 詳しく解説して頂いたので助かります
できましたら 補足の回答も御願いします!
No.3
- 回答日時:
私は、ヤマハ用の小物には、以下のオークションサイトをよく利用します。
http://storeuser1.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/a …
弦を、エリクサー等のコーティング弦に変えると、音も結構変わります。ナット、サドル等に手を付ける前に一度おすすめします。

No.2
- 回答日時:
最近はエレクトリックばかり作っていて、アコースティックは20年以上調整程度しか受けていない(つまり作ってない)ので情報としては古いかもしれませんが・・・・
>サスティーンの伸びやコモリ解消し
グラフテック製のブリッジやナットに交換すると、確かにトーンは変わるのですが・・・・サスティンの方は、正しく調整されたブリッジとナットであれば、質量的に似ている以上どんな材料を使っても大きくは変わりませんよ。(正しく調整されていることが絶対条件ですが。)
振動工学上の話をすると、同じ弦でサスティンを稼ぐ為には固定端(ブリッジとナット)の質量を増やす以外ありません。で、ワタシがアコースティックを作っていた頃は、ブラス製(いわゆる真鍮製)のナット、ブリッジ、ブリッジピンが選択出来ました。当然のことながら、ブラスはナイロンやデルリン、デュラコン、牛骨、アイボリー(輸出禁止になって久しいので、今日では入手困難でしょう)、カーボンなどの他の材料とは比較にならないほど比重が大きく、ダイレクトにサスティンが増加します。
ワタシがフラットトップアコースティックの構造を研究し始めた当時は、オベーション社のシャロウ・ボールに代表される様なブライトでクリアなトーンとクイックなレスポンス、それに『うなり』(ワンワンワンワン・・・という音程の波)の弱い正確なロングトーンが追及され、それでブラス製パーツが歓迎されたのでしょうが、ただトーンがブライトになり過ぎるのは避けられず、ある時期『アコギらしいふくよかさがマル潰れ』とされ、急速にブームが去りました。
しかしブラスブリッジやブラスブリッジピン(ブリッジピンは弦振動には直接影響しませんが、これをブラスにするとブリッジ全体の質量が増えます)による独特のサスティンは他の方法では得られず、それを求めるヒトにとっては魅力的なパーツだと思います(ブラスナットもサスティンには有効ですが、しかし開放と押弦のトーンが明確に変わり、スキ/キライが分かれるところです)。今でもブラスパーツが入手可能なら、採用を検討する価値はあるでしょう。(ちょっと検索してみたところ、ブラス製のブリッジピンは色々出回っている様です。ナットやブリッジも出回ってないか検索してみてください。)
尚、加工について。
ブリッジやナットの加工では特に精度が要求されるのはNo.1様の御指摘通りですが、真っ直ぐ削るにはガラス板が有効です。(サンドペーパで加工するとのことですが、ここは耐水ペーパを買いましょう。)
加工手順は・・・・まずガラスの板を机の上に置いて上に水をまき、表面に耐水ペーパを敷いて、(ちょうど刃物を砥石で研ぐ様に)水を付けながらパーツ側を動かして削ります。
ガラスが白いスリガラスなら尚ヨシです。白い面を上にして直接水を付けながらパーツを削れば、サンドペーパよりずっと細かい目で(ペーパより加工時間はかかりますが)より正確に仕上げられます。
スリガラスによる加工は、プラスチックは勿論ブラスやアルミにも(更に時間はかかりますが)有効です。
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